2014.04.15 (Tue)
デッキのプロは騙していないぞ! ~デッキ材の選別基準~
ネットで調べ物をしていてふと目にとまったのが、
デッキ材を通販している業者さんの選別基準。
木材の曲がりについて、
『長さに対して0.5%以下を許容範囲とする。』
とのこと。
つまり、
弦と弧の距離が弦の寸法の0.5%以下ということです。
つまってないか?
水平な台の上に山なりになるように木材を置いて、
台と木材の隙間が木材の長さの0.5%以下だということです(重力による垂れは無視)。
5%でなく0.5%ですよ。
8%となった今では5%でもありがたいのに、
さらに10分の1の0.5%です。
微々たるものです。
3mのウリンの板であれば、
3000mm×0.005 = 15mm
たったの15mm。
ん?
15mm?
1.5センチ?
5mmのクリアランスをあけて床板を貼るのに、
隣の板が貼れないじゃん!
そうなのです。
『0.5%』という数字はいかにも小さく見えますが、
そういうことなのです。

ウリン材、3.3mです。

アルミの角パイプを横においてみました。
真ん中でけっこう隙間ができています。

これで10mm、1センチです。
3300mm×0.005 = 16.5mm
これよりまだ6.5mm隙間が広がっても許容範囲内です。
当社の施工ではこの画像ぐらいの曲りなら、
くさびやバールを駆使してまっすぐにビス止めできますが、
一般の方が果たして修正できるのでしょうか?
『短くカットして使用するのなら大丈夫!』
これは材木屋さんでもそう思っている人が多いのですが、
実際に施工してみると、短いほうが曲げることは困難だということは、
少し想像するとわかることですね。
でも、業者さんははっきりと宣言して販売されているので、
こんな木材が届いてもクレームを言ってはいけません。
確かな情報をオープンにして販売されているのですから。
業者さんの立場からしてみれば、
ハネ材が増えればその分を価格に反映させなければならなくなります。
できる限りのものは使ってねというのが本音です。
でもでも、
いくら法的に問題のない商売だからといって、
お客様ががっかりするようなことはしたくないので、
当社では一般の方への素材の販売は原則的に行っておりません。
特にウリンは使って一からウッドデッキを施工するというのは、
一般の方には難しすぎます。
そこで、・・・・
デッキ材を通販している業者さんの選別基準。
木材の曲がりについて、
『長さに対して0.5%以下を許容範囲とする。』
とのこと。
つまり、
弦と弧の距離が弦の寸法の0.5%以下ということです。
つまってないか?
水平な台の上に山なりになるように木材を置いて、
台と木材の隙間が木材の長さの0.5%以下だということです(重力による垂れは無視)。
5%でなく0.5%ですよ。
8%となった今では5%でもありがたいのに、
さらに10分の1の0.5%です。
微々たるものです。
3mのウリンの板であれば、
3000mm×0.005 = 15mm
たったの15mm。
ん?
15mm?
1.5センチ?
5mmのクリアランスをあけて床板を貼るのに、
隣の板が貼れないじゃん!
そうなのです。
『0.5%』という数字はいかにも小さく見えますが、
そういうことなのです。

ウリン材、3.3mです。

アルミの角パイプを横においてみました。
真ん中でけっこう隙間ができています。

これで10mm、1センチです。
3300mm×0.005 = 16.5mm
これよりまだ6.5mm隙間が広がっても許容範囲内です。
当社の施工ではこの画像ぐらいの曲りなら、
くさびやバールを駆使してまっすぐにビス止めできますが、
一般の方が果たして修正できるのでしょうか?
『短くカットして使用するのなら大丈夫!』
これは材木屋さんでもそう思っている人が多いのですが、
実際に施工してみると、短いほうが曲げることは困難だということは、
少し想像するとわかることですね。
でも、業者さんははっきりと宣言して販売されているので、
こんな木材が届いてもクレームを言ってはいけません。
確かな情報をオープンにして販売されているのですから。
業者さんの立場からしてみれば、
ハネ材が増えればその分を価格に反映させなければならなくなります。
できる限りのものは使ってねというのが本音です。
でもでも、
いくら法的に問題のない商売だからといって、
お客様ががっかりするようなことはしたくないので、
当社では一般の方への素材の販売は原則的に行っておりません。
特にウリンは使って一からウッドデッキを施工するというのは、
一般の方には難しすぎます。
そこで、・・・・
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