2014.11.17 (Mon)
人工木材デッキの経年変化

以前、『人工木材について』という記事で紹介致しました某公園の人工木材デッキです。
その記事を今見返すと、すごい数の拍手を頂いております。
お役に立てていたらうれしいです。
なお、当社の施工ではありません。
まあ、施工品質は今回関係ありません。
その時の写真は上司が撮影したもので、
前から実際に見てみたいと思っていたのですが、
ようやく機会がやってきました。
2012.07.30 (Mon)
人工木材について
当社は中川木材産業株式会社ですが、
何も無垢の木材だけを扱っているわけではなく、
人工木材(合成木材、木樹脂、樹脂木)を使用したウッドデッキも施工してきました。
干割れやささくれが生じずメンテナンスも不要ということで、
一般家庭のウッドデッキにも多用されていますが、
ちゃんと「人工木材」を理解されているお客様、ひいては施工業者さまも少ないように思います。
かなり長文になりますが、
人工木材に関しての知識をもっと持っていただきたいと思います。
何も無垢の木材だけを扱っているわけではなく、
人工木材(合成木材、木樹脂、樹脂木)を使用したウッドデッキも施工してきました。
干割れやささくれが生じずメンテナンスも不要ということで、
一般家庭のウッドデッキにも多用されていますが、
ちゃんと「人工木材」を理解されているお客様、ひいては施工業者さまも少ないように思います。
かなり長文になりますが、
人工木材に関しての知識をもっと持っていただきたいと思います。
2009.01.30 (Fri)
要所はパクッていません SEASON2
デッキがあればリッチな気分に浸れる
今日は大作です。
秋野大作ではありません。
小林大作でもありません。
見どころ盛りだくさん。
造園業者さまの下請け工事です。
最初の現場打ち合わせ、呆然としました。

まだ建築も出来ておらず、
職人さんが草刈りしていました。

道路との高低差約10m。
道路側に建築が建ち、
敷地内の最も高いこの場所にパーゴラ付デッキを施工します。
プランの図面はもらっていますが、
造成もこれからなので、
施工場所がどういう風になるのか検討がつきません。
変形デッキ30㎡の上に4m×4.5mの切妻パーゴラ、
デッキの周りは手摺と階段もあり、ボリュームたっぷり。
材料搬入がたいへんです。
また、斜面地でのデッキは柱が多いとかなりてこずるので、
鉄骨構造でいくことにしました。
3ヵ月後、ある程度造成ができたとのことで再び現場へ。

きれいにはなりましたが、山登りの高さは変わりません。

思ったより高低差はありませんでした。
ただ、位置決めの基準がはっきりしません。
いちおう、左に見える検地石からの追い出しになりますが、
デッキは水平なので、3次元の勾配から位置を割り出さなくてはなりません。
意味わかります?
てっぺんの平らな面に平行ではなく、
側面に水平な線を引き、
それに平行な線でウッドデッキの端を決めるのです。
わかりにくいですね。
とにかく、苦労したということです。
墨だしだけで4回ぐらい現場に通いました。
これ、本当は元請の造園業者さんが基準を決め、
それに合わせて施工図をおこすのが筋だと思うのですが、
自分から首をつっこんでしまい、
造園の土留めの位置だしまで私がすることになってしまいました。
別にやらされた訳ではありません。
なぜか自分で突っ込んでい言ってしまいました。
まあ、どんなものが出来るかもわからないのに、
現場の写真だけ見せられても困りますよね?
ではまず、鉄骨構造はこんな感じで。

この後、ペンキ塗装しています。
いっぱい立ち上がっている柱は、
手摺柱とパーゴラの柱です。
ん~、わかににくいですね。
移っていない手前はもっと高低差があります。
では、完成写真を。

いきなりいろんなものが出来ているので、
同じ現場かどうかもわかりませんね。
大体、2枚前の検地石が写った写真と同じ位置から撮影しています。
現場の立地上、全貌を映すのが難しいのです。

敷地の頂上から見下ろした図。
離れの東屋といった感じです。

このブログのヘビーリーダーの方は見覚えがあるのでは?
そう、以前ご紹介した、要所はパクっていないパーゴラの第2弾です。
予告どおりの登場!
一回り大きくなっているので、柱が2本増えました。
中はスチールパイプです。

おおまかなデザインはほぼ同じ。
ポリカはご要望により、より透明度の高いものになりました。

木材も同じくレッドシダー・クリア。
朝鮮半島では・・・。

このアール、大工による手加工です。

このアールも、大工による手加工です。

床板はduウッドという人工木材です。
中空のものではなく、中が詰まっています。
熱による膨張はほとんどありません。

階段は段板がduウッド、
構造はスチールです。

鼻隠しもduウッド。地面が勾配だらけなので、
全て斜めカットが必要でした。

手摺はレッドシダー、構造はスチールパイプなので強度も問題なし。

これは追加工事。
コンクリートブロックで作られた躯体に
duウッドの天板とレッドシダーの扉をつけた収納庫。
固定するのにアルミパイプて゜枠を組んでいます。
大工さんの手があかず、私が製作しました。
アルミの切り粉が目に入り、泣きながら作業していました。

緩い勾配の階段。
踏板はduウッド、構造はスチールです。

箕面の山の手の高級住宅街の、さらに頂上付近。
眺めはバツグン、夜景もきれいでしょうね。
休みの朝には下界を見下ろしコーヒーを一杯。
うらやましい。
とにかくこに現場は苦労が絶えませんでした。
材料費の積算間違い、
現場の実測、
施工図作成、
初めて発注した鉄骨業者の失敗、
材料の搬入、
繁忙期しかち合った工程etc・・・。
まあ、苦労した現場ほど、
仕上がった時の達成感は大きく、
また、思い出に深く刻まれますね。
今日は大作です。
秋野大作ではありません。
小林大作でもありません。
見どころ盛りだくさん。
造園業者さまの下請け工事です。
最初の現場打ち合わせ、呆然としました。

まだ建築も出来ておらず、
職人さんが草刈りしていました。

道路との高低差約10m。
道路側に建築が建ち、
敷地内の最も高いこの場所にパーゴラ付デッキを施工します。
プランの図面はもらっていますが、
造成もこれからなので、
施工場所がどういう風になるのか検討がつきません。
変形デッキ30㎡の上に4m×4.5mの切妻パーゴラ、
デッキの周りは手摺と階段もあり、ボリュームたっぷり。
材料搬入がたいへんです。
また、斜面地でのデッキは柱が多いとかなりてこずるので、
鉄骨構造でいくことにしました。
3ヵ月後、ある程度造成ができたとのことで再び現場へ。

きれいにはなりましたが、山登りの高さは変わりません。

思ったより高低差はありませんでした。
ただ、位置決めの基準がはっきりしません。
いちおう、左に見える検地石からの追い出しになりますが、
デッキは水平なので、3次元の勾配から位置を割り出さなくてはなりません。
意味わかります?
てっぺんの平らな面に平行ではなく、
側面に水平な線を引き、
それに平行な線でウッドデッキの端を決めるのです。
わかりにくいですね。
とにかく、苦労したということです。
墨だしだけで4回ぐらい現場に通いました。
これ、本当は元請の造園業者さんが基準を決め、
それに合わせて施工図をおこすのが筋だと思うのですが、
自分から首をつっこんでしまい、
造園の土留めの位置だしまで私がすることになってしまいました。
別にやらされた訳ではありません。
なぜか自分で突っ込んでい言ってしまいました。
まあ、どんなものが出来るかもわからないのに、
現場の写真だけ見せられても困りますよね?
ではまず、鉄骨構造はこんな感じで。

この後、ペンキ塗装しています。
いっぱい立ち上がっている柱は、
手摺柱とパーゴラの柱です。
ん~、わかににくいですね。
移っていない手前はもっと高低差があります。
では、完成写真を。

いきなりいろんなものが出来ているので、
同じ現場かどうかもわかりませんね。
大体、2枚前の検地石が写った写真と同じ位置から撮影しています。
現場の立地上、全貌を映すのが難しいのです。

敷地の頂上から見下ろした図。
離れの東屋といった感じです。

このブログのヘビーリーダーの方は見覚えがあるのでは?
そう、以前ご紹介した、要所はパクっていないパーゴラの第2弾です。
予告どおりの登場!
一回り大きくなっているので、柱が2本増えました。
中はスチールパイプです。

おおまかなデザインはほぼ同じ。
ポリカはご要望により、より透明度の高いものになりました。

木材も同じくレッドシダー・クリア。
朝鮮半島では・・・。

このアール、大工による手加工です。

このアールも、大工による手加工です。

床板はduウッドという人工木材です。
中空のものではなく、中が詰まっています。
熱による膨張はほとんどありません。

階段は段板がduウッド、
構造はスチールです。

鼻隠しもduウッド。地面が勾配だらけなので、
全て斜めカットが必要でした。

手摺はレッドシダー、構造はスチールパイプなので強度も問題なし。

これは追加工事。
コンクリートブロックで作られた躯体に
duウッドの天板とレッドシダーの扉をつけた収納庫。
固定するのにアルミパイプて゜枠を組んでいます。
大工さんの手があかず、私が製作しました。
アルミの切り粉が目に入り、泣きながら作業していました。

緩い勾配の階段。
踏板はduウッド、構造はスチールです。

箕面の山の手の高級住宅街の、さらに頂上付近。
眺めはバツグン、夜景もきれいでしょうね。
休みの朝には下界を見下ろしコーヒーを一杯。
うらやましい。
とにかくこに現場は苦労が絶えませんでした。
材料費の積算間違い、
現場の実測、
施工図作成、
初めて発注した鉄骨業者の失敗、
材料の搬入、
繁忙期しかち合った工程etc・・・。
まあ、苦労した現場ほど、
仕上がった時の達成感は大きく、
また、思い出に深く刻まれますね。
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