2009.11.18 (Wed)
超シンプル手摺
今日は真面目に施工例紹介します。
淡路島は南淡町、S邸ウッドデッキ、
造園業者さまの下請け工事です。
淡路島ということで、
現場確認に行くにも時間も交通費も結構かかります。
なので、休日にドライブがてら行ってきました。

ベランダ下の土間部分にレッドシダーのウッドデッキを施工します。
出幅は少しオーバーする大きさです。

夕暮れ時のたそがれデッキ。

手摺がちょっと変り種。
角材のフレームです。
なぜこういう仕様になったのか?
憶えていません。
なんといい加減な施工例紹介・・・。

単純に見えますが、笠木はただのビスどめではなく、
大きなダボ構造で強度を確保しています。
雨水がまわりにくい構造にしているので耐久性も大丈夫!

手摺柱は外から金物が見えない特許工法での固定。
木材がやせてもナットの増し締めで強度は復活します。
ただ。面体がない分、手摺全体の強度は面体がある場合と比べると劣ります。

手摺は節なし材、デッキ本体は節あり材です。
束石は200×200×100のサイズで、
「手打ち」という仕上げで表面が滑らかに仕上がっています。
オーダーでコンクリート業者さんに作ってもらっています。

階段は節なしです。
屋外での使用には、ちょっともったいないぐらいきれいです。
ひと昔前までは、全て節なし材で施工していました。
今ではウッドエクステリアがどういうものかという認識が
一般の方にもずいぶん広まりましたが、
昔は家具と同じようにとらえられていて、
ちょっとした節や干割れも許されないことが多かったのです。

夕焼けに輝くウッドデッキと手摺の陰。
なかなかいい写真だと思うのですが、いかがでしょうか?
O原監督の渾身の一枚です。
役所工事の癖が抜けず、
いつも記録写真ばかりなのですが、
たまにヒット作が出るのです。
淡路島は南淡町、S邸ウッドデッキ、
造園業者さまの下請け工事です。
淡路島ということで、
現場確認に行くにも時間も交通費も結構かかります。
なので、休日にドライブがてら行ってきました。

ベランダ下の土間部分にレッドシダーのウッドデッキを施工します。
出幅は少しオーバーする大きさです。

夕暮れ時のたそがれデッキ。

手摺がちょっと変り種。
角材のフレームです。
なぜこういう仕様になったのか?
憶えていません。
なんといい加減な施工例紹介・・・。

単純に見えますが、笠木はただのビスどめではなく、
大きなダボ構造で強度を確保しています。
雨水がまわりにくい構造にしているので耐久性も大丈夫!

手摺柱は外から金物が見えない特許工法での固定。
木材がやせてもナットの増し締めで強度は復活します。
ただ。面体がない分、手摺全体の強度は面体がある場合と比べると劣ります。

手摺は節なし材、デッキ本体は節あり材です。
束石は200×200×100のサイズで、
「手打ち」という仕上げで表面が滑らかに仕上がっています。
オーダーでコンクリート業者さんに作ってもらっています。

階段は節なしです。
屋外での使用には、ちょっともったいないぐらいきれいです。
ひと昔前までは、全て節なし材で施工していました。
今ではウッドエクステリアがどういうものかという認識が
一般の方にもずいぶん広まりましたが、
昔は家具と同じようにとらえられていて、
ちょっとした節や干割れも許されないことが多かったのです。

夕焼けに輝くウッドデッキと手摺の陰。
なかなかいい写真だと思うのですが、いかがでしょうか?
O原監督の渾身の一枚です。
役所工事の癖が抜けず、
いつも記録写真ばかりなのですが、
たまにヒット作が出るのです。
2008.09.17 (Wed)
スミヨシ ヨイトコ イチドハ オイデ
デッキですかあぁーーーっ!
デッキがあればなんでもできる。
デッキの手摺はベンチにもなる・・・・。
こんばんは
昨日は久々の午前様でした。
"見積天国"です。
このところ、電話、メール、ショールームご来場と、
お問い合わせが増えております。
以前は"見積地獄"と言っていたのですが、
せっかくご依頼頂いているのに「地獄」はないだろと改心し、
"見積天国"ということにしました。
今日は仕事がはかどりましたので、
明日は"見積パラダイス"ぐらいですかね。
では、久々に施工例紹介とまいりましょう。
大阪市住吉区、住吉大社の近くのMさまのお宅です。

シンプルなようで普通じゃない ベンベンッ!
まずはコーナー部分。
当初はアールにしてほしいとのご希望でしたが、
そうなると鼻隠し(床板を縁取りしている板ですね)を曲げることが出来ず、
床下構造が丸見えになります。

アールでなくてもこのような多角形の面取りデザインにすれば、
そんなにアールのイメージを崩すことなく鼻隠しもつけることができます。
そして手摺。
手摺をつけると隣地境界側の通路が歩きにくくなるが、
見切り的にあったほうがいいかなあと悩んでおられましたので、
このようにシンプルかつ高さの低いものをご提案させていただきました。

軽く腰掛けることもできますし、
ノーマル手摺の半分の高さなので、柱の材料費も半分です。
床下にはねこガードも装備されています。
主張しすぎず他にはないウリンデッキ、
私の自画自賛施工例のひとつです。
めずらしく、現場監督の撮影した画像もそのままご紹介できる快心作でしたし。
Mさま、その節はありがとうございました。
とてもソフトでやさしいオーラがあふれ出ているご夫婦でした。
デッキがあればなんでもできる。
デッキの手摺はベンチにもなる・・・・。
こんばんは
昨日は久々の午前様でした。
"見積天国"です。
このところ、電話、メール、ショールームご来場と、
お問い合わせが増えております。
以前は"見積地獄"と言っていたのですが、
せっかくご依頼頂いているのに「地獄」はないだろと改心し、
"見積天国"ということにしました。
今日は仕事がはかどりましたので、
明日は"見積パラダイス"ぐらいですかね。
では、久々に施工例紹介とまいりましょう。
大阪市住吉区、住吉大社の近くのMさまのお宅です。

シンプルなようで普通じゃない ベンベンッ!
まずはコーナー部分。
当初はアールにしてほしいとのご希望でしたが、
そうなると鼻隠し(床板を縁取りしている板ですね)を曲げることが出来ず、
床下構造が丸見えになります。

アールでなくてもこのような多角形の面取りデザインにすれば、
そんなにアールのイメージを崩すことなく鼻隠しもつけることができます。
そして手摺。
手摺をつけると隣地境界側の通路が歩きにくくなるが、
見切り的にあったほうがいいかなあと悩んでおられましたので、
このようにシンプルかつ高さの低いものをご提案させていただきました。

軽く腰掛けることもできますし、
ノーマル手摺の半分の高さなので、柱の材料費も半分です。
床下にはねこガードも装備されています。
主張しすぎず他にはないウリンデッキ、
私の自画自賛施工例のひとつです。
めずらしく、現場監督の撮影した画像もそのままご紹介できる快心作でしたし。
Mさま、その節はありがとうございました。
とてもソフトでやさしいオーラがあふれ出ているご夫婦でした。
2008.09.16 (Tue)
「ロマンスグレー」と呼ぼうかな
デッキですかあぁーーーっ!
デッキがあればなんでもできる。
デッキがあればメンテも必要?・・・・。
今日は久々にちとまじめにいきましょう。
ウリンをはじめとするハードウッドはメンテナンスフリーだと言われています。
しかし、この「メンテナンスフリー」というは、誤解を招きやすい言葉です。
ここでいう「メンテナンス」とはメンテナンス塗装」のことを指し、
ハードウッドは木材自身が非常に耐久性が高く、
防腐剤入りの木材保護塗料を塗布しなくても、
十分長持ちするということを意味するわけです。
つまり、
メンテナンスフリー = 塗装しなくいよい = 色あせない
ということではありません。
ネット世界の中で「メンテナンスフリー」と言う言葉が独り歩きし、
誤った認識をされている方がたくさんいらっしゃいます。
ですからどんな木材でも、
だいたい1年も経てばシルバーグレーに移り変わります。
ついでに言っときますけど、
「ウリンは腐らない」というのも正確ではありませんから。
限りなく腐りにくい木ではありますが、
有機物である以上、腐らないとは言い切れません。
なにしろ、日本で外構用として輸入されてから
まだ10年ちょっとしか経っていませんから。
これは、施工後1年経過したウリンデッキです。

グリーンとの相性もよく、ナチュラルで落ち着いた雰囲気だと思いませんか?
グレーに変色した木材というと、
例えば公園のシーソーのように、
角がすり減って朽ちたようなイメージを受ける方も多いと思いますが、
ハードウッドの場合、その名の通り堅くて耐摩耗性に優れている為、
木材の形状事態はダメージが少なく、色だけが変化しますので、
「落ち着く」「なじむ」という表現があてはまりますね。

ちなみに、これらの写真で何か気づきませんか?
写真中央少し右側の茂みの中に、こちらをにらむ老婆の顔が・・・・・
ではなくて、
床板より柱の色の方が濃く、色が残っていますよね。
これは、
木材の色素成分が光によって水溶性に分解され、
それが雨水によって溶出していくという、
木材褪色のメカニズムによるもので、
雨水が流れやすい柱部分は、
溶出するのに時間がかかるということをあらわしています。
ということは、
ウッドデッキよりウォールフェンスの方が、
メンテナンス塗装の頻度は少なくてすむということになりますね。
話はハードウッドに戻りますが、
「いくら味わいがあるといっても、
グレーのウッドデッキはうちの家には雰囲気が合わない」
という方もいらっしゃるでしょう。
ただ、一般的に加工後間もないハードウッドし塗料の定着性が悪く、
塗装しても木地の色に負けて塗料の色が出にくかったり、
塗料がなかなか乾かず、いつまでたってもベトベトしていたり、
塗装面を歩くと簡単に色がはげたりすることがあります。
塗装される場合は、施工後3ヶ月程度経って表面がある程度荒れてから
濃い目の塗料を塗布されることをお勧めします。
それから、
干割れ・ササクレの対処や木が痩せて頭が出てきたビスの処理など、
色以外のメンテナンスはもちろん必要ですよ。
今日ご出演のウリンデッキは、
バーベキューコンロつき、
キッチンシンクつき、
ジャグジーバスつき、
特注ウリンテープルつき、
神戸1000万ドルの夜景つきという、
超セレブリティーデッキでした。

デッキがあればなんでもできる。
デッキがあればメンテも必要?・・・・。
今日は久々にちとまじめにいきましょう。
ウリンをはじめとするハードウッドはメンテナンスフリーだと言われています。
しかし、この「メンテナンスフリー」というは、誤解を招きやすい言葉です。
ここでいう「メンテナンス」とはメンテナンス塗装」のことを指し、
ハードウッドは木材自身が非常に耐久性が高く、
防腐剤入りの木材保護塗料を塗布しなくても、
十分長持ちするということを意味するわけです。
つまり、
メンテナンスフリー = 塗装しなくいよい = 色あせない
ということではありません。
ネット世界の中で「メンテナンスフリー」と言う言葉が独り歩きし、
誤った認識をされている方がたくさんいらっしゃいます。
ですからどんな木材でも、
だいたい1年も経てばシルバーグレーに移り変わります。
ついでに言っときますけど、
「ウリンは腐らない」というのも正確ではありませんから。
限りなく腐りにくい木ではありますが、
有機物である以上、腐らないとは言い切れません。
なにしろ、日本で外構用として輸入されてから
まだ10年ちょっとしか経っていませんから。
これは、施工後1年経過したウリンデッキです。

グリーンとの相性もよく、ナチュラルで落ち着いた雰囲気だと思いませんか?
グレーに変色した木材というと、
例えば公園のシーソーのように、
角がすり減って朽ちたようなイメージを受ける方も多いと思いますが、
ハードウッドの場合、その名の通り堅くて耐摩耗性に優れている為、
木材の形状事態はダメージが少なく、色だけが変化しますので、
「落ち着く」「なじむ」という表現があてはまりますね。

ちなみに、これらの写真で何か気づきませんか?
写真中央少し右側の茂みの中に、こちらをにらむ老婆の顔が・・・・・
ではなくて、
床板より柱の色の方が濃く、色が残っていますよね。
これは、
木材の色素成分が光によって水溶性に分解され、
それが雨水によって溶出していくという、
木材褪色のメカニズムによるもので、
雨水が流れやすい柱部分は、
溶出するのに時間がかかるということをあらわしています。
ということは、
ウッドデッキよりウォールフェンスの方が、
メンテナンス塗装の頻度は少なくてすむということになりますね。
話はハードウッドに戻りますが、
「いくら味わいがあるといっても、
グレーのウッドデッキはうちの家には雰囲気が合わない」
という方もいらっしゃるでしょう。
ただ、一般的に加工後間もないハードウッドし塗料の定着性が悪く、
塗装しても木地の色に負けて塗料の色が出にくかったり、
塗料がなかなか乾かず、いつまでたってもベトベトしていたり、
塗装面を歩くと簡単に色がはげたりすることがあります。
塗装される場合は、施工後3ヶ月程度経って表面がある程度荒れてから
濃い目の塗料を塗布されることをお勧めします。
それから、
干割れ・ササクレの対処や木が痩せて頭が出てきたビスの処理など、
色以外のメンテナンスはもちろん必要ですよ。
今日ご出演のウリンデッキは、
バーベキューコンロつき、
キッチンシンクつき、
ジャグジーバスつき、
特注ウリンテープルつき、
神戸1000万ドルの夜景つきという、
超セレブリティーデッキでした。

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