2008.08.29 (Fri)
風よ! 光よ! 正義の祈り♪
デッキですかあぁーーーっ!
デッキがあればなんでもできる。
デッキがあればリビングでパンイチ・・・・。
本日のお庭探訪は八尾市のS様のお宅です。
分譲地の新築に入居されたばかりなのですが、
リビングが通りに面しており、家の中が丸見えなので、
目隠しフェンスつきのウッドデッキをご希望です。
現場確認にお伺いすると、
ああ、なるほど。これでは落ち着かないですね。

住宅が隣接する日本の都市部の住宅では、
よほど家の向きや部屋の配置を考えないと、オープン外構は難しいのでしょうね。
春に訪れたエクステリアフェアでも、
メーカーさんはウォールエクステリアに力を注いでいるようでしたし、
当社でも、数年前からウォールフェンスのお問い合わせが多くなっています。
さて、このレンガと建物に囲まれた部分のウッドデッキと目隠しフェンスをつくる訳ですが、
問題点がいくつかあります。
①室外機
しっかり足を踏ん張って、こちらをにらみつけております。
このまま室外機部分をくりぬいてデッキをつくることは可能ですが、
室外機の排気に悪影響がありそうですし、
湿った風を浴び続けるデッキにとってもよくなさそうです。
デッキの上に上げてしまうことをお勧めしましたが、
取り外しとデッキ完成後の再設置の時にね2度電気屋さんに来てもらわなければならず、
費用がかかってしまいそうです。
「あまり使わないので、デッキをくりぬいてもらって、
室外機の上にちょっとした棚を作ってもらえません?」
まあ、そんなに使わないのならいいか。
②水道メーター
こんな場所にあるため、
このままデッキができてしまうと、検針できません。
③地面の排水
どうも水はけがよくないようです。
レンガも立ち上がっているため、デッキができると床下の換気も悪くなり、
湿気がこもりそうです。

この二つを同時に解決するために、
地面は土間コンクリート仕上げとし、
メーター前のレンガを切って排水するようにしました。

メーター内部に水が溜まってしまわないように、
外周に溝を設けて外に流しています。
あとはまたまた予算の問題ですが、
フェンスの目隠し板を在庫処分の米栂防腐注入処理材、
柱は杉の防腐注入処理材を利用しコストダウンしました。
で、
ここで終われば普通の小さなデッキですが、
どうせ予算の厳しい物件ならば、
何か今後の為になるようなことをしたいと思い、
目隠し板にスペシャルな加工を施しました。
目隠しタイプのフェンスは出来るだけ板の隙間を小さくしたいものですが、
同時に風が抜けにくく強度や通気性が落ちたり、
採光性が悪くなるとう問題があります。
しかし、よくあるブラインド状のルーバーフェンスは非常にコストが高くなる。
ということで、工場の設備を利用し、比較的ローコストなルーバーフェンスを作りました。

細い板を不規則に入れることで、"のっぺり感"をなくしています。
デザインというほどのデザインではないのですが、
6、7年前に思いつきで採用し、ホームページに施工例をアップしたのですが、
最近は他の業者さんもやっているところがちらほら。

断面が平行四辺形になっているの、わかります?
外からは見上げる角度になりますので、目隠し効果は大です。
加工手間はかかりますよ。

室外機部分、こんな感じになりました。
小物置き場ですね。
施工完了後にあらためて撮影にお伺いした時は、
フル回転していました・・・・。
S様は気さくな奥様で、世間話が絶えませんでしたね。
7月末の施工時期は、ちょうど我が娘の生誕予定日ということもあり、
気にかけていただいたり、子育て話を聞かせていただいたりしました。
1ヶ月検診でも、母子共に健康でしたよ。
本当にお世話になりました。
ん~、このブログ、どうしても長くなってしまう。
ひとつひとつに思い入れが強いので、余すことなく伝えたくなるのですよ。
デッキがあればなんでもできる。
デッキがあればリビングでパンイチ・・・・。
本日のお庭探訪は八尾市のS様のお宅です。
分譲地の新築に入居されたばかりなのですが、
リビングが通りに面しており、家の中が丸見えなので、
目隠しフェンスつきのウッドデッキをご希望です。
現場確認にお伺いすると、
ああ、なるほど。これでは落ち着かないですね。

住宅が隣接する日本の都市部の住宅では、
よほど家の向きや部屋の配置を考えないと、オープン外構は難しいのでしょうね。
春に訪れたエクステリアフェアでも、
メーカーさんはウォールエクステリアに力を注いでいるようでしたし、
当社でも、数年前からウォールフェンスのお問い合わせが多くなっています。
さて、このレンガと建物に囲まれた部分のウッドデッキと目隠しフェンスをつくる訳ですが、
問題点がいくつかあります。
①室外機
しっかり足を踏ん張って、こちらをにらみつけております。
このまま室外機部分をくりぬいてデッキをつくることは可能ですが、
室外機の排気に悪影響がありそうですし、
湿った風を浴び続けるデッキにとってもよくなさそうです。
デッキの上に上げてしまうことをお勧めしましたが、
取り外しとデッキ完成後の再設置の時にね2度電気屋さんに来てもらわなければならず、
費用がかかってしまいそうです。
「あまり使わないので、デッキをくりぬいてもらって、
室外機の上にちょっとした棚を作ってもらえません?」
まあ、そんなに使わないのならいいか。
②水道メーター
こんな場所にあるため、
このままデッキができてしまうと、検針できません。
③地面の排水
どうも水はけがよくないようです。
レンガも立ち上がっているため、デッキができると床下の換気も悪くなり、
湿気がこもりそうです。

この二つを同時に解決するために、
地面は土間コンクリート仕上げとし、
メーター前のレンガを切って排水するようにしました。

メーター内部に水が溜まってしまわないように、
外周に溝を設けて外に流しています。
あとはまたまた予算の問題ですが、
フェンスの目隠し板を在庫処分の米栂防腐注入処理材、
柱は杉の防腐注入処理材を利用しコストダウンしました。
で、
ここで終われば普通の小さなデッキですが、
どうせ予算の厳しい物件ならば、
何か今後の為になるようなことをしたいと思い、
目隠し板にスペシャルな加工を施しました。
目隠しタイプのフェンスは出来るだけ板の隙間を小さくしたいものですが、
同時に風が抜けにくく強度や通気性が落ちたり、
採光性が悪くなるとう問題があります。
しかし、よくあるブラインド状のルーバーフェンスは非常にコストが高くなる。
ということで、工場の設備を利用し、比較的ローコストなルーバーフェンスを作りました。

細い板を不規則に入れることで、"のっぺり感"をなくしています。
デザインというほどのデザインではないのですが、
6、7年前に思いつきで採用し、ホームページに施工例をアップしたのですが、
最近は他の業者さんもやっているところがちらほら。

断面が平行四辺形になっているの、わかります?
外からは見上げる角度になりますので、目隠し効果は大です。
加工手間はかかりますよ。

室外機部分、こんな感じになりました。
小物置き場ですね。
施工完了後にあらためて撮影にお伺いした時は、
フル回転していました・・・・。
S様は気さくな奥様で、世間話が絶えませんでしたね。
7月末の施工時期は、ちょうど我が娘の生誕予定日ということもあり、
気にかけていただいたり、子育て話を聞かせていただいたりしました。
1ヶ月検診でも、母子共に健康でしたよ。
本当にお世話になりました。
ん~、このブログ、どうしても長くなってしまう。
ひとつひとつに思い入れが強いので、余すことなく伝えたくなるのですよ。
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