2009.02.20 (Fri)
すばらしき「ナントカ」
今日は朝から奈良の桜井市へ現場打ち合わせに行ってきました。
久々に訪れる地域で、ドライブを楽しみにしていたのですが、
あいにくの雨模様。
それでも現場はいいところで、
裏側は山と小川です。

ただ、山には満開の杉がどっさり!
晴れた日はえらいことでしょうね。
私も例年は、2月上旬からくしゃみと鼻づまりになやまされていますが、
去年の手術のおかげで、今年はへっちゃらです。
憂いの無い春を迎えられそうです。
今日の施工例紹介は、
昨日と同様、いい施工例であるにもかかわらず、
写真がイマイチだったというものです。
厳選してまだましなものをご紹介致します。
下請け工事で施工致しました、
場所は生駒市。
建築といっしょに設計されたもので、
オリジナリティあふれるものです。
まずは全景から。

すてきな家です、煙突もあったりして。
ある企業の社長さんのお宅です。
ウッドデッキと、
パーゴラというかなんというか
というものが、左右2箇所にあります。
左側にもう少し近づきましょう。

木材はウエスタンレッドシダーです。
パーゴラ風のものが壁から突き出ています。
こういうの、なんとかって言うんですけど、
忘れました。
構造的には「バットレス」でもいいんですけど、
もっとしゃれた呼び名があったんです。
どなたか、教えてください。

この「ナントカ」、重厚でしょ。
115*175というサイズのものを使用しています。
柱と桁の接続部分は、一見単純に見えますが、
中ではあんなことやこんなことをして、
強度と耐久性を考えて最適な接合方法をとっています。

手摺は下6割目隠しタイプ。
通りから高い位置にあるので、
これでもデッキ上では結構目隠しになっています。
通りを挟んだ向かい側が、緑の多い公園なので、
その景観も重視し、上側が抜けています。

ここがエントランスです。
毎日通るところですから、
ステップはゆったりめ。
続いて右側。

こちらはデッキと「ナントカ」は分離しています。
こちら側の「ナントカ」は屋根の勾配と平行で、
実は部屋の中に同じピッチで梁が天井に見えており、
いわば梁が壁を貫いたデザインになっています。

敷地の境界から控えているので、
手摺は開放感のあるクロスタイプになっています。
ちょっとフロアレベルが高く、
階段も手摺つきです。
お客様に好評な施工例なのですが、
今回改めて写真を見てみると、
まともな写真の少なさにガッカリしました。
それと、さっき思い出しました。
これは結構前の施工例なのですが、
ちょうどこの現場の進行中に設計をしていた先輩が突然の退社となり、
CADなど全く知らなかった私が、必要に迫られて初めて図面を描いたのでした。
記念すべきCADデビュー作です。
デビューしてかなり経ちますが、
我流のままなので、
いまだに要領がつかめていません。
きっと、もっと簡単にいろんなことが出来ると思うのですが・・・。
もっと勉強しなくては。
久々に訪れる地域で、ドライブを楽しみにしていたのですが、
あいにくの雨模様。
それでも現場はいいところで、
裏側は山と小川です。

ただ、山には満開の杉がどっさり!
晴れた日はえらいことでしょうね。
私も例年は、2月上旬からくしゃみと鼻づまりになやまされていますが、
去年の手術のおかげで、今年はへっちゃらです。
憂いの無い春を迎えられそうです。
今日の施工例紹介は、
昨日と同様、いい施工例であるにもかかわらず、
写真がイマイチだったというものです。
厳選してまだましなものをご紹介致します。
下請け工事で施工致しました、
場所は生駒市。
建築といっしょに設計されたもので、
オリジナリティあふれるものです。
まずは全景から。

すてきな家です、煙突もあったりして。
ある企業の社長さんのお宅です。
ウッドデッキと、
パーゴラというかなんというか
というものが、左右2箇所にあります。
左側にもう少し近づきましょう。

木材はウエスタンレッドシダーです。
パーゴラ風のものが壁から突き出ています。
こういうの、なんとかって言うんですけど、
忘れました。
構造的には「バットレス」でもいいんですけど、
もっとしゃれた呼び名があったんです。
どなたか、教えてください。

この「ナントカ」、重厚でしょ。
115*175というサイズのものを使用しています。
柱と桁の接続部分は、一見単純に見えますが、
中ではあんなことやこんなことをして、
強度と耐久性を考えて最適な接合方法をとっています。

手摺は下6割目隠しタイプ。
通りから高い位置にあるので、
これでもデッキ上では結構目隠しになっています。
通りを挟んだ向かい側が、緑の多い公園なので、
その景観も重視し、上側が抜けています。

ここがエントランスです。
毎日通るところですから、
ステップはゆったりめ。
続いて右側。

こちらはデッキと「ナントカ」は分離しています。
こちら側の「ナントカ」は屋根の勾配と平行で、
実は部屋の中に同じピッチで梁が天井に見えており、
いわば梁が壁を貫いたデザインになっています。

敷地の境界から控えているので、
手摺は開放感のあるクロスタイプになっています。
ちょっとフロアレベルが高く、
階段も手摺つきです。
お客様に好評な施工例なのですが、
今回改めて写真を見てみると、
まともな写真の少なさにガッカリしました。
それと、さっき思い出しました。
これは結構前の施工例なのですが、
ちょうどこの現場の進行中に設計をしていた先輩が突然の退社となり、
CADなど全く知らなかった私が、必要に迫られて初めて図面を描いたのでした。
記念すべきCADデビュー作です。
デビューしてかなり経ちますが、
我流のままなので、
いまだに要領がつかめていません。
きっと、もっと簡単にいろんなことが出来ると思うのですが・・・。
もっと勉強しなくては。
2009.01.30 (Fri)
要所はパクッていません SEASON2
デッキがあればリッチな気分に浸れる
今日は大作です。
秋野大作ではありません。
小林大作でもありません。
見どころ盛りだくさん。
造園業者さまの下請け工事です。
最初の現場打ち合わせ、呆然としました。

まだ建築も出来ておらず、
職人さんが草刈りしていました。

道路との高低差約10m。
道路側に建築が建ち、
敷地内の最も高いこの場所にパーゴラ付デッキを施工します。
プランの図面はもらっていますが、
造成もこれからなので、
施工場所がどういう風になるのか検討がつきません。
変形デッキ30㎡の上に4m×4.5mの切妻パーゴラ、
デッキの周りは手摺と階段もあり、ボリュームたっぷり。
材料搬入がたいへんです。
また、斜面地でのデッキは柱が多いとかなりてこずるので、
鉄骨構造でいくことにしました。
3ヵ月後、ある程度造成ができたとのことで再び現場へ。

きれいにはなりましたが、山登りの高さは変わりません。

思ったより高低差はありませんでした。
ただ、位置決めの基準がはっきりしません。
いちおう、左に見える検地石からの追い出しになりますが、
デッキは水平なので、3次元の勾配から位置を割り出さなくてはなりません。
意味わかります?
てっぺんの平らな面に平行ではなく、
側面に水平な線を引き、
それに平行な線でウッドデッキの端を決めるのです。
わかりにくいですね。
とにかく、苦労したということです。
墨だしだけで4回ぐらい現場に通いました。
これ、本当は元請の造園業者さんが基準を決め、
それに合わせて施工図をおこすのが筋だと思うのですが、
自分から首をつっこんでしまい、
造園の土留めの位置だしまで私がすることになってしまいました。
別にやらされた訳ではありません。
なぜか自分で突っ込んでい言ってしまいました。
まあ、どんなものが出来るかもわからないのに、
現場の写真だけ見せられても困りますよね?
ではまず、鉄骨構造はこんな感じで。

この後、ペンキ塗装しています。
いっぱい立ち上がっている柱は、
手摺柱とパーゴラの柱です。
ん~、わかににくいですね。
移っていない手前はもっと高低差があります。
では、完成写真を。

いきなりいろんなものが出来ているので、
同じ現場かどうかもわかりませんね。
大体、2枚前の検地石が写った写真と同じ位置から撮影しています。
現場の立地上、全貌を映すのが難しいのです。

敷地の頂上から見下ろした図。
離れの東屋といった感じです。

このブログのヘビーリーダーの方は見覚えがあるのでは?
そう、以前ご紹介した、要所はパクっていないパーゴラの第2弾です。
予告どおりの登場!
一回り大きくなっているので、柱が2本増えました。
中はスチールパイプです。

おおまかなデザインはほぼ同じ。
ポリカはご要望により、より透明度の高いものになりました。

木材も同じくレッドシダー・クリア。
朝鮮半島では・・・。

このアール、大工による手加工です。

このアールも、大工による手加工です。

床板はduウッドという人工木材です。
中空のものではなく、中が詰まっています。
熱による膨張はほとんどありません。

階段は段板がduウッド、
構造はスチールです。

鼻隠しもduウッド。地面が勾配だらけなので、
全て斜めカットが必要でした。

手摺はレッドシダー、構造はスチールパイプなので強度も問題なし。

これは追加工事。
コンクリートブロックで作られた躯体に
duウッドの天板とレッドシダーの扉をつけた収納庫。
固定するのにアルミパイプて゜枠を組んでいます。
大工さんの手があかず、私が製作しました。
アルミの切り粉が目に入り、泣きながら作業していました。

緩い勾配の階段。
踏板はduウッド、構造はスチールです。

箕面の山の手の高級住宅街の、さらに頂上付近。
眺めはバツグン、夜景もきれいでしょうね。
休みの朝には下界を見下ろしコーヒーを一杯。
うらやましい。
とにかくこに現場は苦労が絶えませんでした。
材料費の積算間違い、
現場の実測、
施工図作成、
初めて発注した鉄骨業者の失敗、
材料の搬入、
繁忙期しかち合った工程etc・・・。
まあ、苦労した現場ほど、
仕上がった時の達成感は大きく、
また、思い出に深く刻まれますね。
今日は大作です。
秋野大作ではありません。
小林大作でもありません。
見どころ盛りだくさん。
造園業者さまの下請け工事です。
最初の現場打ち合わせ、呆然としました。

まだ建築も出来ておらず、
職人さんが草刈りしていました。

道路との高低差約10m。
道路側に建築が建ち、
敷地内の最も高いこの場所にパーゴラ付デッキを施工します。
プランの図面はもらっていますが、
造成もこれからなので、
施工場所がどういう風になるのか検討がつきません。
変形デッキ30㎡の上に4m×4.5mの切妻パーゴラ、
デッキの周りは手摺と階段もあり、ボリュームたっぷり。
材料搬入がたいへんです。
また、斜面地でのデッキは柱が多いとかなりてこずるので、
鉄骨構造でいくことにしました。
3ヵ月後、ある程度造成ができたとのことで再び現場へ。

きれいにはなりましたが、山登りの高さは変わりません。

思ったより高低差はありませんでした。
ただ、位置決めの基準がはっきりしません。
いちおう、左に見える検地石からの追い出しになりますが、
デッキは水平なので、3次元の勾配から位置を割り出さなくてはなりません。
意味わかります?
てっぺんの平らな面に平行ではなく、
側面に水平な線を引き、
それに平行な線でウッドデッキの端を決めるのです。
わかりにくいですね。
とにかく、苦労したということです。
墨だしだけで4回ぐらい現場に通いました。
これ、本当は元請の造園業者さんが基準を決め、
それに合わせて施工図をおこすのが筋だと思うのですが、
自分から首をつっこんでしまい、
造園の土留めの位置だしまで私がすることになってしまいました。
別にやらされた訳ではありません。
なぜか自分で突っ込んでい言ってしまいました。
まあ、どんなものが出来るかもわからないのに、
現場の写真だけ見せられても困りますよね?
ではまず、鉄骨構造はこんな感じで。

この後、ペンキ塗装しています。
いっぱい立ち上がっている柱は、
手摺柱とパーゴラの柱です。
ん~、わかににくいですね。
移っていない手前はもっと高低差があります。
では、完成写真を。

いきなりいろんなものが出来ているので、
同じ現場かどうかもわかりませんね。
大体、2枚前の検地石が写った写真と同じ位置から撮影しています。
現場の立地上、全貌を映すのが難しいのです。

敷地の頂上から見下ろした図。
離れの東屋といった感じです。

このブログのヘビーリーダーの方は見覚えがあるのでは?
そう、以前ご紹介した、要所はパクっていないパーゴラの第2弾です。
予告どおりの登場!
一回り大きくなっているので、柱が2本増えました。
中はスチールパイプです。

おおまかなデザインはほぼ同じ。
ポリカはご要望により、より透明度の高いものになりました。

木材も同じくレッドシダー・クリア。
朝鮮半島では・・・。

このアール、大工による手加工です。

このアールも、大工による手加工です。

床板はduウッドという人工木材です。
中空のものではなく、中が詰まっています。
熱による膨張はほとんどありません。

階段は段板がduウッド、
構造はスチールです。

鼻隠しもduウッド。地面が勾配だらけなので、
全て斜めカットが必要でした。

手摺はレッドシダー、構造はスチールパイプなので強度も問題なし。

これは追加工事。
コンクリートブロックで作られた躯体に
duウッドの天板とレッドシダーの扉をつけた収納庫。
固定するのにアルミパイプて゜枠を組んでいます。
大工さんの手があかず、私が製作しました。
アルミの切り粉が目に入り、泣きながら作業していました。

緩い勾配の階段。
踏板はduウッド、構造はスチールです。

箕面の山の手の高級住宅街の、さらに頂上付近。
眺めはバツグン、夜景もきれいでしょうね。
休みの朝には下界を見下ろしコーヒーを一杯。
うらやましい。
とにかくこに現場は苦労が絶えませんでした。
材料費の積算間違い、
現場の実測、
施工図作成、
初めて発注した鉄骨業者の失敗、
材料の搬入、
繁忙期しかち合った工程etc・・・。
まあ、苦労した現場ほど、
仕上がった時の達成感は大きく、
また、思い出に深く刻まれますね。
2008.12.09 (Tue)
せんとうくん
デッキがあればなんじゃこりゃ?

いきなり画像から入ってみました。
緑の中に現れた木製構造物。
板塀の無効にパーゴラのようなものが見えます。
左半分は手摺があるような・・・。
ウツドデッキでしょうか?
中から見てみると・・・、

ウッドデッキでした。
クロスタイプとルーバータイプの2種類の手摺がついています。
木材は床板がサザンイエローパイン、
あとはレッドシダーや米栂を防腐処理しています。
若干グリーンに見えるのは、防腐注入薬剤の主成分である銅の色です。
なにやら床板が濡れていますが、
撮影しながらおもらししたわけではありません。
この水の出所は・・・

桧の樽風呂です。
おなじみのジャグジーデッキではなく、純和風風呂です。
さらに・・・

屋根つきの湯船と洗い場も完備!
これ、温室を利用しています。
向こう側は脱衣場。
入り口はというと・・・

ちゃんとパーテーションや暖簾もあります。
銭湯なみですね。
ただ、驚くのはまだ早い。
この銭湯デッキを建てた場所、実は
私立高校の敷地内なんです。
なんと贅沢な!
さすが私立高校!
女子も入浴しているのでしょうか?
そんなことを妄想し、
「節を取り外せるようにしとこか?」
などと冗談を言いながら楽しく工事していました。
以上、熱湯時代・高校編でした。

いきなり画像から入ってみました。
緑の中に現れた木製構造物。
板塀の無効にパーゴラのようなものが見えます。
左半分は手摺があるような・・・。
ウツドデッキでしょうか?
中から見てみると・・・、

ウッドデッキでした。
クロスタイプとルーバータイプの2種類の手摺がついています。
木材は床板がサザンイエローパイン、
あとはレッドシダーや米栂を防腐処理しています。
若干グリーンに見えるのは、防腐注入薬剤の主成分である銅の色です。
なにやら床板が濡れていますが、
撮影しながらおもらししたわけではありません。
この水の出所は・・・

桧の樽風呂です。
おなじみのジャグジーデッキではなく、純和風風呂です。
さらに・・・

屋根つきの湯船と洗い場も完備!
これ、温室を利用しています。
向こう側は脱衣場。
入り口はというと・・・

ちゃんとパーテーションや暖簾もあります。
銭湯なみですね。
ただ、驚くのはまだ早い。
この銭湯デッキを建てた場所、実は
私立高校の敷地内なんです。
なんと贅沢な!
さすが私立高校!
女子も入浴しているのでしょうか?
そんなことを妄想し、
「節を取り外せるようにしとこか?」
などと冗談を言いながら楽しく工事していました。
以上、熱湯時代・高校編でした。
2008.12.05 (Fri)
画像垂れ流し
2008.11.11 (Tue)
木の洗濯
デッキがあれば楽々せんたく
こんばんは
今、ブログランキングですごいことが起こっているみたいです。
なんかもう、見たとたんに
「どひゃー!」とか、
「うひょー!」とか、
「ぎょえー!」とか、
「うわー!」とか、
とにかく今、社内で大騒ぎしています。
とにかく、見てみてください。
とりあえず右のバナーから見れますので。
どのランキングなのかは、見てみないとわかりませんから、
とりあえず上から順番に見てみてください!
落ち着いたところで、本日のウッドデッキ、堺市のM様。
変り種デッキというか、変り種施主さまというか・・・。
こういうふうに書いても、たぶんおこられないと思います。
会社に積んであった、真っ白に褪色したボンゴシを見て、
「この干割れの仕方がいいねえ」
などとおっしゃる方です。
細かいところまでかなりこだわりがある方で、
たびたび来社されては長時間ふたりで打ち合わせしていたので、
社員にふたりの仲を疑われたほどです。
まあ、サーフィンに誘われたり、
「トヨキチ君、うちの前に土地余ってるから住まへんか?」
などと言われたりはしましたが、
健全な施主と業者の間柄です。
当初はエントランスのボードウォーク風デッキやゲートをはじめ、
かなりのボリュームのご要望がありましたが、
最終的には物干し台としての屋根つきデッキのみとなりました。
それでも、建物との取り合いから材種、固定方法に至るまで、
かなり細かいご要望があり、
私も意地になって、そこに強度、耐久性、予算などを考慮して、
現実味のあるものに仕上げていきました。
また広角で写せず、全貌がわかりにくいかもしれませんが・・・。

木材はサザンイエローパイン。
昨日のウォールフェンスと同じく、USJの工事の時にアメリカから輸入したものです。
シルバーグレーに自然に変化した色がお好みということで、
防腐注入処理のみで塗装はしていません。


ちょっと分かりにくいですが、
屋根はふつうの波板ではなく、ポリカの角波です。
「暗くなるのが嫌」ということで無色にしましたが、
後日お伺いすると、
「ゴミがたまったり、重ねたところにコケが生えるのが計算外だった」
とのこと。私も考えが及びませんでした。

手摺は施主さまのこだわりどころ。
固定もビスではなく、ボルト貫通です。
鼻隠しなしもご要望どおり。

手摺に何か付いているのがわかりますか?
ちょっとした植木鉢の台です。
くるっと回転させると取り外しできます。

部屋の中から見ると、
裏の竹林が借景となり、いい雰囲気です。
先ほどの台を外して床に置みました。

フラッシュで白っぽく写っていますが、
サザンイエローパインは木目が非常に美しい木材です。
針葉樹の中ではトップクラスの硬さで、
ボーリングのレーンにも使用されています。
木材そのものの耐久性はそんなにありませんが、
防腐注入処理特性が高く、防腐剤が浸透しやすいため、
耐久性も高くなります。
ただ、割れ、反りが激しいので、選択の際にはご注意下さい。
結婚してMさまの近くに住んでいますので、
前を通るたびに「どうされているのかなあ」と思い出します。
こだわりがゆえに、
かなりの間玄関ポーチもなく、扉を開けると足場板という状態でしたが、
今はビオトープのような、楽しそうなエントランスに仕上がっています。
こういう、要求は多くても一緒になって考えることが出来る施主さまは、
大変ですけどやりがいがあって面白いですね。
2008.11.06 (Thu)
要所はパクッていません
こんばんは
さて、今日は変り種施工例を。
造園業者さんの下請け工事です。
いきなり完成写真です。

庭のリフォームです。
既存のウッドデッキからステップとデッキをつなげ、この
パーゴラというか、
あずまやというか、
ガゼボというか、
シェルターというか、
何でもいいんですけど、
これにアプローチしています。

デザイン図面と参考イメージ写真が造園さんから送られてきて、
施工図を渡しが作成しました。
このイメージ写真、
当社の所有する洋書の中に同じものがありました。
いわゆるパクリです。
デザイン先行のものというのは、
往々にして強度や耐久性、加工性が無視されていることが多く、
現イメージを崩さず実的な仕様にするのがなかなか難しいんです。
でも、このお得意先の担当者さん、
なかなかのやり手で、
かなりいい線をついた図面を描かれていました。
あとはこちらで、
効率の良い部材寸法や、
腐りにくい施工方法を考えて仕上げました。

屋根はポリカ平板です。
DIYでポリカ屋根のパーゴラをお考えの方、
ポイントはポリカの既製品サイズに合わせたルーバーピッチと、
熱による伸縮を考慮した取り付け方法ですよ。
この屋根、
デザインはいいのですが、
屋根の上下で褪色具合に差が出るのが気になります。
しかし、ここを変更すると、このシェルターではなくなりますので、
ここはデザイン優先ということで。

あちこちにアール加工が。
ひとつずつ職人の手加工です。
アールの大きさや微妙な角度も打ち合わせを重ねました。

既存のタイルステップに合わせてステップを増設、
その下にウッドデッキのななめ張り。
床下の通気がよくないので、耐久性がちょっと心配です。

ウッドデッキはレッドシダー節ありですが、
ベンチ、手摺など手に触れるところは節なし材で作りました。
手摺の格子は、上桟のみほぞを切って差し込んでいます。
下桟は裏からビス止めです。
上からはビスが見えないように、
下桟には水が貯まらないように配慮しています。
手摺柱のニセギボシ仕様もちょっとしたポイントです。
けっこう面白い施工例なんですけど、
私のデジカメが広角に弱いのと、
絶好のポイントに植木があるため、
なかなかいい画像が撮れませんでした。残念。

この造園屋さん、これに味をしめて、
この後また同じシェルターの依頼がありました。
またその現場は後日ご紹介します。
ん~、また画像てんこもりになってしまった!
さて、今日は変り種施工例を。
造園業者さんの下請け工事です。
いきなり完成写真です。

庭のリフォームです。
既存のウッドデッキからステップとデッキをつなげ、この
パーゴラというか、
あずまやというか、
ガゼボというか、
シェルターというか、
何でもいいんですけど、
これにアプローチしています。

デザイン図面と参考イメージ写真が造園さんから送られてきて、
施工図を渡しが作成しました。
このイメージ写真、
当社の所有する洋書の中に同じものがありました。
いわゆるパクリです。
デザイン先行のものというのは、
往々にして強度や耐久性、加工性が無視されていることが多く、
現イメージを崩さず実的な仕様にするのがなかなか難しいんです。
でも、このお得意先の担当者さん、
なかなかのやり手で、
かなりいい線をついた図面を描かれていました。
あとはこちらで、
効率の良い部材寸法や、
腐りにくい施工方法を考えて仕上げました。

屋根はポリカ平板です。
DIYでポリカ屋根のパーゴラをお考えの方、
ポイントはポリカの既製品サイズに合わせたルーバーピッチと、
熱による伸縮を考慮した取り付け方法ですよ。
この屋根、
デザインはいいのですが、
屋根の上下で褪色具合に差が出るのが気になります。
しかし、ここを変更すると、このシェルターではなくなりますので、
ここはデザイン優先ということで。

あちこちにアール加工が。
ひとつずつ職人の手加工です。
アールの大きさや微妙な角度も打ち合わせを重ねました。

既存のタイルステップに合わせてステップを増設、
その下にウッドデッキのななめ張り。
床下の通気がよくないので、耐久性がちょっと心配です。

ウッドデッキはレッドシダー節ありですが、
ベンチ、手摺など手に触れるところは節なし材で作りました。
手摺の格子は、上桟のみほぞを切って差し込んでいます。
下桟は裏からビス止めです。
上からはビスが見えないように、
下桟には水が貯まらないように配慮しています。
手摺柱のニセギボシ仕様もちょっとしたポイントです。
けっこう面白い施工例なんですけど、
私のデジカメが広角に弱いのと、
絶好のポイントに植木があるため、
なかなかいい画像が撮れませんでした。残念。

この造園屋さん、これに味をしめて、
この後また同じシェルターの依頼がありました。
またその現場は後日ご紹介します。
ん~、また画像てんこもりになってしまった!
2008.09.29 (Mon)
パパッパ パッパッパ ゴラゴラ♪
デッキですかあぁーーーっ!
デッキがあればなんでもできる。
デッキがあればパーゴラもあり、物置もあり、・・・・。
こんばんは
今日は下請け施工したリフォーム工事のご紹介です。

芝生にはたまごがたくさん産み落とされています。
このたまご、殻の表面が穴ぼこだらけ、
大人に成長すると、「ファー」と鳴く、めずらしいにわとりだそうな。
それはさておき、
タイル部分にウッドデッキ、
壁面のシンクを取り外し、棚と扉を造って物置にしたい
とのご要望です。
また、パーゴラ上部のパーゴラのリフォームもあります。

柱は鉄です。
屋根材が短いため、ルーバーの鼻先が常に湿気を含み、
こけが生えています。
パーゴラの桁が住宅壁面と固定されており、
パーゴラ全体で強度を確保しているせいか、
柱の基礎はあまり大したものではなく、
木部を撤去すると、こけそうなほどでした。
まあ、ウッドデッキの構造で補強し、
パーゴラ全体が組みあがってしまえは問題ないので、
そのまま使用することにしました。
柱のペンキ塗装もご希望されていたのですが、
それだけのためにペンキ屋を呼ぶと高くつきますし、
大工は器用と言えども、餅は餅屋です。
ならば、味はバツグンで低価格という、
当店おすすめの餅をお勧めしました。

鉄の柱を木材でラッピングしました。
ウッドデッキも新設したので、この方が断然見栄えがいいですよね。
サイズもひとまわり太くなり、バランスよく安定感が出ました。
ウッドデッキは元請業者さまのデザインです。

屋根にはポリカ平板を使用。
ルーバーより少し前に出しているので、
前回のように苔が生えることはないでしょう。
そして物置。

枠を壁に固定し、その枠に対して扉を固定しました。
これだけの大きな扉になると、いくら軽いレッドシダーといえども、
けっこうな重さになりますので、
て゜きるだけ耐えうる構造にしなくてはなりません。
また、屋外の木製扉は木の伸縮も生じますので、
自重である程度変形してしまうことは考慮しておかなければなりません。
簡単に作ってしまうと、あとで扉が閉まらなくなったなんてことがよくありますよ。
当社では、家具職人の手により製作しております。
ただし、排水性だけは考えておかないといけません。
家具職人の考えにはありませんので。
木材は全てレッドシダーを使用しました。
施工完了後しばらくして元請業者さまより電話がありました。
「屋根が飛んだ!」
この現場、道路から5mぐらい上がったところにあり、
台風の時にかなりの吹き上げの風があったようです。
あわてて現場に行きましたる
実際はフラットバーで押さえていた部分が外れていただけなのですが、
固定しなおし、ビスを追加してきました。
自然をなめてはいけませんね。
キットデッキweb期間限定大セール!!でーす!
お願い事項です。
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ランキングがズンッ!とあがり、
このブログがキラッ!と脚光を浴びることになります。
いずれ゛ログ本が発行され、
映画化されてカンヌで金獅子賞を受賞したとき、
みなそんがその一翼を担ったことになり、
家庭や職場、学校でたいそう自慢できますので、
衆院選の予行演習として清き一票をお願いします!

ちなみに、ランキングからページタイトルをクリックしていただくと、
さらにポイントが加算されますので、
カンヌへの道のりがさらに近くなります。
デッキがあればなんでもできる。
デッキがあればパーゴラもあり、物置もあり、・・・・。
こんばんは
今日は下請け施工したリフォーム工事のご紹介です。

芝生にはたまごがたくさん産み落とされています。
このたまご、殻の表面が穴ぼこだらけ、
大人に成長すると、「ファー」と鳴く、めずらしいにわとりだそうな。
それはさておき、
タイル部分にウッドデッキ、
壁面のシンクを取り外し、棚と扉を造って物置にしたい
とのご要望です。
また、パーゴラ上部のパーゴラのリフォームもあります。

柱は鉄です。
屋根材が短いため、ルーバーの鼻先が常に湿気を含み、
こけが生えています。
パーゴラの桁が住宅壁面と固定されており、
パーゴラ全体で強度を確保しているせいか、
柱の基礎はあまり大したものではなく、
木部を撤去すると、こけそうなほどでした。
まあ、ウッドデッキの構造で補強し、
パーゴラ全体が組みあがってしまえは問題ないので、
そのまま使用することにしました。
柱のペンキ塗装もご希望されていたのですが、
それだけのためにペンキ屋を呼ぶと高くつきますし、
大工は器用と言えども、餅は餅屋です。
ならば、味はバツグンで低価格という、
当店おすすめの餅をお勧めしました。

鉄の柱を木材でラッピングしました。
ウッドデッキも新設したので、この方が断然見栄えがいいですよね。
サイズもひとまわり太くなり、バランスよく安定感が出ました。
ウッドデッキは元請業者さまのデザインです。

屋根にはポリカ平板を使用。
ルーバーより少し前に出しているので、
前回のように苔が生えることはないでしょう。
そして物置。

枠を壁に固定し、その枠に対して扉を固定しました。
これだけの大きな扉になると、いくら軽いレッドシダーといえども、
けっこうな重さになりますので、
て゜きるだけ耐えうる構造にしなくてはなりません。
また、屋外の木製扉は木の伸縮も生じますので、
自重である程度変形してしまうことは考慮しておかなければなりません。
簡単に作ってしまうと、あとで扉が閉まらなくなったなんてことがよくありますよ。
当社では、家具職人の手により製作しております。
ただし、排水性だけは考えておかないといけません。
家具職人の考えにはありませんので。
木材は全てレッドシダーを使用しました。
施工完了後しばらくして元請業者さまより電話がありました。
「屋根が飛んだ!」
この現場、道路から5mぐらい上がったところにあり、
台風の時にかなりの吹き上げの風があったようです。
あわてて現場に行きましたる
実際はフラットバーで押さえていた部分が外れていただけなのですが、
固定しなおし、ビスを追加してきました。
自然をなめてはいけませんね。
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