2009.05.30 (Sat)
業務連絡 その2
今朝、お客様から電話がありました。
昨日のブログをご覧になった京都市のKさまからです。
昨日の画像は、
先日の打ち合わせ でのKさまのご要望を満たそうとすると、
わんちゃんが降りられる階段はつくれないということを
わかりやすくご説明するための図なのでした。
「内容は理解しました。
いつまで体力が持つかわからないので、
なんとか早くしてください。」
とのこと。
失礼ながら笑ってしまいました。
30キロのラブラドールをおんぶしながら
階段の途中でKさまが力尽きてしまわないためにも、
がんばらなければなりません。
しかしKさま、
まだいろいろ難題はありますので、
もうしばらく悩ませてください。
私はプロですので、
お客様が気付かない問題も解決し、
ご希望以上の仕上がりを目指さなければなりません。
それまではトレーニングしておいてください。
モリタくんには、えさをほどほどに・・・。
昨日のブログをご覧になった京都市のKさまからです。
昨日の画像は、
先日の打ち合わせ でのKさまのご要望を満たそうとすると、
わんちゃんが降りられる階段はつくれないということを
わかりやすくご説明するための図なのでした。
「内容は理解しました。
いつまで体力が持つかわからないので、
なんとか早くしてください。」
とのこと。
失礼ながら笑ってしまいました。
30キロのラブラドールをおんぶしながら
階段の途中でKさまが力尽きてしまわないためにも、
がんばらなければなりません。
しかしKさま、
まだいろいろ難題はありますので、
もうしばらく悩ませてください。
私はプロですので、
お客様が気付かない問題も解決し、
ご希望以上の仕上がりを目指さなければなりません。
それまではトレーニングしておいてください。
モリタくんには、えさをほどほどに・・・。
2009.05.28 (Thu)
今日は見ないで結構です
2009.05.27 (Wed)
通天閣 図面
こんばんは
相変わらず「通天閣 図面」で検索し、
当ブログに来られる方がいらっしゃいます。
試しに検索してみると、
Yahoo!で4番目、
googleではなんと、トップです!
真面目に調べておられる建築学科生だか設計士さんには申し訳ありませんが、
私は「通天閣 図面」のスペシャリストであることをここに宣言します!!
え~、
真面目なお悩み相談室の後に、
オーバーヒートしてしまったかのようなくだらない内容ですが、
施工例の画像編集する時間がないゆえの結果です。
今週はこんなのが続くでしょう。
ウッドデッキ倶楽部の梅雨入り宣言もしておきます。
ではでは。
相変わらず「通天閣 図面」で検索し、
当ブログに来られる方がいらっしゃいます。
試しに検索してみると、
Yahoo!で4番目、
googleではなんと、トップです!
真面目に調べておられる建築学科生だか設計士さんには申し訳ありませんが、
私は「通天閣 図面」のスペシャリストであることをここに宣言します!!
え~、
真面目なお悩み相談室の後に、
オーバーヒートしてしまったかのようなくだらない内容ですが、
施工例の画像編集する時間がないゆえの結果です。
今週はこんなのが続くでしょう。
ウッドデッキ倶楽部の梅雨入り宣言もしておきます。
ではでは。
2009.05.26 (Tue)
ご意見ありがとうございます
昨日はみなさんのご意見をお聞きしてみましたが、
いつもコメントしてくださるウッドデッキ倶楽部名誉会員さまに加え、
そのお仲間の方には、スレッドをわ立てていただきました。
本当にみなさま、ありがとうございます。
うれしいです。とってもうれしいです。
今のところ、ご意見は名誉会員の3名様のみですが、
新たな方のご意見を期待しつつ、
期待しすぎてガッカリするのも嫌だし、
さっきからおなかがゴロゴロ鳴って調子が今ひとつなので、
今日はこのへんで失礼致します。
今回のカーポートデッキ2件はかなりの強敵です・・・。
明日はこれに集中します。
いつもコメントしてくださるウッドデッキ倶楽部名誉会員さまに加え、
そのお仲間の方には、スレッドをわ立てていただきました。
本当にみなさま、ありがとうございます。
うれしいです。とってもうれしいです。
今のところ、ご意見は名誉会員の3名様のみですが、
新たな方のご意見を期待しつつ、
期待しすぎてガッカリするのも嫌だし、
さっきからおなかがゴロゴロ鳴って調子が今ひとつなので、
今日はこのへんで失礼致します。
今回のカーポートデッキ2件はかなりの強敵です・・・。
明日はこれに集中します。
2009.05.25 (Mon)
ちょいと教えてください
ちょっと見積パラダイスに入っております。
ウッドデッキってぜいたく品のように思うのですが、
ご検討される方は結構いらっしゃいます。
予算はキビシイですが、
この不況の中、お見積のご依頼をいただけるだけでも幸せですね。
ところで、
このブログをごらん頂いている一般の方に教えていただきたいことがあります。
業者さまからの見積依頼や、
外構業者さまが施主様に提出されている図面や御見積書を拝見すると、
ほとんど「○○様邸外構工事」と記載されています。
しかし、この「邸」という言葉は敬称の意味も含んでおり、
「様邸」では敬称が重複しているのではないかというのが私の考えで、
私自身は「○○邸ウッドデッキ工事」という御見積書を作成しています。
ネットで調べてみても、同じような疑問を抱いている方がいるようで、
それに対する回答は五分五分のようです。
ただ、最近は目にするほとんどが「○○様邸」と表記されております。
文法的に「○○邸」が正解だったとしても、
それでお客様が気分を害されるようではいけませんし、
言葉というのは多数派が主流となることによって移り変わっていき、
歴史を形成するものです。
ということで、最近かなり迷っているので、
みなさんのご意見をコメントいただけないでしょうか?
「○○邸では呼び捨てにされているようで気分が悪い」とか。
「やっぱり○○様邸はおかしいよ」とか。
最近ランキングも下がっており、
どれだけの方が見ていただいているか分かりませんが、
ぜひともご意見をお聞かせ下さい。
ついでにランキングボタンも押していただけたら、
コメント返しに最上級のお礼コメントをさせていただきます。
ぜひ、よろしくお願い致します。
ウッドデッキってぜいたく品のように思うのですが、
ご検討される方は結構いらっしゃいます。
予算はキビシイですが、
この不況の中、お見積のご依頼をいただけるだけでも幸せですね。
ところで、
このブログをごらん頂いている一般の方に教えていただきたいことがあります。
業者さまからの見積依頼や、
外構業者さまが施主様に提出されている図面や御見積書を拝見すると、
ほとんど「○○様邸外構工事」と記載されています。
しかし、この「邸」という言葉は敬称の意味も含んでおり、
「様邸」では敬称が重複しているのではないかというのが私の考えで、
私自身は「○○邸ウッドデッキ工事」という御見積書を作成しています。
ネットで調べてみても、同じような疑問を抱いている方がいるようで、
それに対する回答は五分五分のようです。
ただ、最近は目にするほとんどが「○○様邸」と表記されております。
文法的に「○○邸」が正解だったとしても、
それでお客様が気分を害されるようではいけませんし、
言葉というのは多数派が主流となることによって移り変わっていき、
歴史を形成するものです。
ということで、最近かなり迷っているので、
みなさんのご意見をコメントいただけないでしょうか?
「○○邸では呼び捨てにされているようで気分が悪い」とか。
「やっぱり○○様邸はおかしいよ」とか。
最近ランキングも下がっており、
どれだけの方が見ていただいているか分かりませんが、
ぜひともご意見をお聞かせ下さい。
ついでにランキングボタンも押していただけたら、
コメント返しに最上級のお礼コメントをさせていただきます。
ぜひ、よろしくお願い致します。
2009.05.22 (Fri)
マルタ会談
昨日のブログのプロローグ部分、
新型コンピューターウイルスについて、
アンチウイルスソフトの効果がないのは一部のものだそうです。
まあ、ちょっと小話のネタためにわざわざ取り上げただけなので、
あまり気にしないで下さい。
で、今日のちょい話を夕べ思いついたのですが、
今は忘れてしまいましたので、
施工例に進みます。
今日のは変わりダネです。
まあ、ご覧下さい。

丸太で製作した手摺です。
この手の木柵は登山道や緑地公園によくありますが、
だいたい柱に穴をあけて横木を差し込む「凹入れ加工」か、
柱の前面からボルトで固定するか、
大きな金物で固定するという使用になっています。
この木柵は、当社の特許工法「自然木フェンス」です。
金物で固定しているのですが、
その金物はほとんど見えません。
凹入れ加工のように大きく柱に穴をあけることが不要なので、
強度、耐久性とも高くなります。
また、丸太の両端で太さの違う自然木での施工が可能となることで、
・ローリング加工が不要となり、
・低コスト
・CO2削減
・繊維がせん断されず強度アップ
・自然になじむデザイン
というようなメリットがあります。
でも、今回は自然木ではないんですねえ。
なぜ、ルーリング加工材になったのか、謎です。

ほら、金物見えないでしょ?

こっちから見ても。

こっちから見ると、少し怪しげな穴が見えます。
でも、実物を見ても、どうなっているかわからないと思います。
木になる方は、ショールームにありますので
ご来場下さい。

木柵として使用する場合は、柱は基礎に埋めて固定しますが、
今回はウッドデッキの手摺なので、キットデッキ方式で固定しています。
これも特許工法。
どちらも偉大な発明者、専務の考案です。
今はデスクでかっぱえびせん食べてます。

住宅の横が遊歩道のようになっており、
そこまで降りられるように大型の階段も施工しました。
一般住宅には見えませんね。

かなりのボリュームです。

階段手摺も自然木フェンス。

手摺は半割り丸太。
丸太は杉の防腐処理材。
ウッドデッキはレッドシダーです。
そうそう、このフェンスが生まれたのはUSJの工事をしていた時なのです。
ジュラシックパークの、蛇行して並ぶ場所の手摺に採用されています。
柱は鉄パイプですが、基本構造は同じです。
Tレックスが踏んでもつぶれない!
新型コンピューターウイルスについて、
アンチウイルスソフトの効果がないのは一部のものだそうです。
まあ、ちょっと小話のネタためにわざわざ取り上げただけなので、
あまり気にしないで下さい。
で、今日のちょい話を夕べ思いついたのですが、
今は忘れてしまいましたので、
施工例に進みます。
今日のは変わりダネです。
まあ、ご覧下さい。

丸太で製作した手摺です。
この手の木柵は登山道や緑地公園によくありますが、
だいたい柱に穴をあけて横木を差し込む「凹入れ加工」か、
柱の前面からボルトで固定するか、
大きな金物で固定するという使用になっています。
この木柵は、当社の特許工法「自然木フェンス」です。
金物で固定しているのですが、
その金物はほとんど見えません。
凹入れ加工のように大きく柱に穴をあけることが不要なので、
強度、耐久性とも高くなります。
また、丸太の両端で太さの違う自然木での施工が可能となることで、
・ローリング加工が不要となり、
・低コスト
・CO2削減
・繊維がせん断されず強度アップ
・自然になじむデザイン
というようなメリットがあります。
でも、今回は自然木ではないんですねえ。
なぜ、ルーリング加工材になったのか、謎です。

ほら、金物見えないでしょ?

こっちから見ても。

こっちから見ると、少し怪しげな穴が見えます。
でも、実物を見ても、どうなっているかわからないと思います。
木になる方は、ショールームにありますので
ご来場下さい。

木柵として使用する場合は、柱は基礎に埋めて固定しますが、
今回はウッドデッキの手摺なので、キットデッキ方式で固定しています。
これも特許工法。
どちらも偉大な発明者、専務の考案です。
今はデスクでかっぱえびせん食べてます。

住宅の横が遊歩道のようになっており、
そこまで降りられるように大型の階段も施工しました。
一般住宅には見えませんね。

かなりのボリュームです。

階段手摺も自然木フェンス。

手摺は半割り丸太。
丸太は杉の防腐処理材。
ウッドデッキはレッドシダーです。
そうそう、このフェンスが生まれたのはUSJの工事をしていた時なのです。
ジュラシックパークの、蛇行して並ぶ場所の手摺に採用されています。
柱は鉄パイプですが、基本構造は同じです。
Tレックスが踏んでもつぶれない!
2009.05.21 (Thu)
雨林、拉致す
リアルな世界だけでなく、
ネットの世界でも新型ウイルスが暴れているみたいです。
影のブログ管理者からの情報によると、
○感染経路
「ウィルスに感染したホームページ」を見たら感染します。
アンチウィルスソフトを入れていても、現時点では感染します。
ん~、免疫、抗体がないということですね。
まあ、"手荒い鵜飼い"をしておくのが一番の予防法です。
症状
感染したパソコンで、HTMLなどをアップロードした場合。
「見ただけでウィルス感染するサイト」を作ってしまいます。
個人情報流出の危険性があります。パソコンの挙動がおかしくなります。
つまり、ブログを通じて感染が広がる可能性があるということですね。
このブログをごらん頂いているあなた!
もう感染してしまいましたよ、トヨキチウイルスに!!
ウッドデッキにお熱を上げてしまいますよ。
な~んてね。
先週施工完了しました、三田市F邸ウリンデッキをご紹介します。

ネットの世界でも新型ウイルスが暴れているみたいです。
影のブログ管理者からの情報によると、
○感染経路
「ウィルスに感染したホームページ」を見たら感染します。
アンチウィルスソフトを入れていても、現時点では感染します。
ん~、免疫、抗体がないということですね。
まあ、"手荒い鵜飼い"をしておくのが一番の予防法です。
症状
感染したパソコンで、HTMLなどをアップロードした場合。
「見ただけでウィルス感染するサイト」を作ってしまいます。
個人情報流出の危険性があります。パソコンの挙動がおかしくなります。
つまり、ブログを通じて感染が広がる可能性があるということですね。
このブログをごらん頂いているあなた!
もう感染してしまいましたよ、トヨキチウイルスに!!
ウッドデッキにお熱を上げてしまいますよ。
な~んてね。
先週施工完了しました、三田市F邸ウリンデッキをご紹介します。

2009.05.20 (Wed)
マンション1階専用庭
昨日家ブロするつもりで画像編集だけして帰ったのですが、
ご飯を食べ、風呂に入ったら、うたた寝してしまいました。
マンションのバルコニーデッキの紹介です。
富田林市H邸、当時当社で働いていたパートさんのお宅です。
バルコニーなのですが、
マンションの1階で、面積の半分が土の専用庭になっています。
画像があまり綺麗ではありませんが、ご勘弁を・・・。

木材はウエスタンレッドシダーのクリア材(節の少ないもの)です。
ハキダシから地面までの高さが小さかったため、
床下構造は薄くても強度のあるサザンイエローパインを洗濯しました。

植栽枡も設けました。
大きな根を張る樹木の場合、ウッドデッキが持ち上がって
ガタガタになってしまうので不向きです。
レッドシダーの色のバラツキがきれいです。

ラチスパネルも総延長で割付して製作。
予算削減と、取り外して塗装できるように、
メッシュフェンスにタイラップで取り付けてあります。

あまり材を利用して製作した室外機カバーです。
限られた材料で手間をかけずに製作しましたが、
なかなか綺麗なものができました。
やっぱりレッドシダーっていいなあと、
画像を見ながら再確認しました。
今日はまじめさを貫いてみました。
ご飯を食べ、風呂に入ったら、うたた寝してしまいました。
マンションのバルコニーデッキの紹介です。
富田林市H邸、当時当社で働いていたパートさんのお宅です。
バルコニーなのですが、
マンションの1階で、面積の半分が土の専用庭になっています。
画像があまり綺麗ではありませんが、ご勘弁を・・・。

木材はウエスタンレッドシダーのクリア材(節の少ないもの)です。
ハキダシから地面までの高さが小さかったため、
床下構造は薄くても強度のあるサザンイエローパインを洗濯しました。

植栽枡も設けました。
大きな根を張る樹木の場合、ウッドデッキが持ち上がって
ガタガタになってしまうので不向きです。
レッドシダーの色のバラツキがきれいです。

ラチスパネルも総延長で割付して製作。
予算削減と、取り外して塗装できるように、
メッシュフェンスにタイラップで取り付けてあります。

あまり材を利用して製作した室外機カバーです。
限られた材料で手間をかけずに製作しましたが、
なかなか綺麗なものができました。
やっぱりレッドシダーっていいなあと、
画像を見ながら再確認しました。
今日はまじめさを貫いてみました。
2009.05.16 (Sat)
コンソメパンチ
夕べのナイトスクープ見ました?
カップラーメンの匂いのする木。
かいでみたいと思いましたが、
なんとなく心当たりがあります。
たぶん、かいでみると、
「ああ、この匂いか」
となるような気がします。
木材の匂いはそれぞれ特徴があります。
古くなったり色あせしたりして、
樹種の特定が難しい時、
少し削って匂いで判別したりします。
以下、私のにおいセンサーのデータを基にした表現です。
杉や桧は一般の方でも結構なじみがありますよね。
レッドシダーの濃い色の材は、とても甘くていい匂いがします。
ウリンも独特のにおいがありますが、
言葉ではなんとも表現しにくいです。
不快なものではありませんよ。
防腐処理されたサザンイエローパインは、
線香のような匂いがします。
イペはコンソメ。
ボンゴシはネコのうんこ。
ホントにそんな匂いです。
ヒバも表現しにくいですが、情けない臭いがします。
ニュージーランドパインの匂いは、かぼちゃを思い出します。
これは、似た匂いというのではなく、
学生時代にやっていた、
神戸港に輸入されてきたかぼちゃを選別するバイトをしていた時、
かぼちゃが梱包されていた木のコンテナが、
おそらくニュージーランドパインだったからです。
ということで、
本日はコンソメデッキ、
いやいや、イペのウッドデッキをご紹介します。
河内長野市のH邸のエントランスデッキです。
エントランスということで、
毎日土足でご家族が出入りされるので、
床板は耐摩耗性に優れたイペを使用しました。
いきなり閑静写真から。

外構が出来上がっていないので殺風景ですが、
Hさまがご自身でぼちぼち作って生きたいとおっしゃっていました。

オープン外構で、ウッドデッキの階段を上がって玄関にたどり着くという、
アメリカ映画でありそうな光景です。
家の雰囲気にもぴったり。

ドアの中からマーティー・マクフライが飛び出してきそうな・・・。

手触りを考慮し、手摺はレッドシダーです。
デッキの下には玄関ポーチの基礎がブロックで作ってあったり、
その上に乗せています。
ブロックは板で隠しています。
これはレッドシダー。
イペもレッドシダーも塗装しています。

このタイプの階段で幅広にする場合、
真ん中の補強桁がけっこう手間がかかります。
1年後、リビング前のウッドデッキのご依頼を頂き、
お伺いした時には、こんな感じになっていました。


レンガや芝生で、雰囲気良く仕上がっていました。
ウッドデッキはご覧の通り、グレーに変色していますが、
ハードウッドの場合は、
劣化というよりは「馴染んだ」「落ち着いた」という感じになります。

ドアの中から、大人になったマーティー・マクフライが飛び出してきそうな・・・。
カップラーメンの匂いのする木。
かいでみたいと思いましたが、
なんとなく心当たりがあります。
たぶん、かいでみると、
「ああ、この匂いか」
となるような気がします。
木材の匂いはそれぞれ特徴があります。
古くなったり色あせしたりして、
樹種の特定が難しい時、
少し削って匂いで判別したりします。
以下、私のにおいセンサーのデータを基にした表現です。
杉や桧は一般の方でも結構なじみがありますよね。
レッドシダーの濃い色の材は、とても甘くていい匂いがします。
ウリンも独特のにおいがありますが、
言葉ではなんとも表現しにくいです。
不快なものではありませんよ。
防腐処理されたサザンイエローパインは、
線香のような匂いがします。
イペはコンソメ。
ボンゴシはネコのうんこ。
ホントにそんな匂いです。
ヒバも表現しにくいですが、情けない臭いがします。
ニュージーランドパインの匂いは、かぼちゃを思い出します。
これは、似た匂いというのではなく、
学生時代にやっていた、
神戸港に輸入されてきたかぼちゃを選別するバイトをしていた時、
かぼちゃが梱包されていた木のコンテナが、
おそらくニュージーランドパインだったからです。
ということで、
本日はコンソメデッキ、
いやいや、イペのウッドデッキをご紹介します。
河内長野市のH邸のエントランスデッキです。
エントランスということで、
毎日土足でご家族が出入りされるので、
床板は耐摩耗性に優れたイペを使用しました。
いきなり閑静写真から。

外構が出来上がっていないので殺風景ですが、
Hさまがご自身でぼちぼち作って生きたいとおっしゃっていました。

オープン外構で、ウッドデッキの階段を上がって玄関にたどり着くという、
アメリカ映画でありそうな光景です。
家の雰囲気にもぴったり。

ドアの中からマーティー・マクフライが飛び出してきそうな・・・。

手触りを考慮し、手摺はレッドシダーです。
デッキの下には玄関ポーチの基礎がブロックで作ってあったり、
その上に乗せています。
ブロックは板で隠しています。
これはレッドシダー。
イペもレッドシダーも塗装しています。

このタイプの階段で幅広にする場合、
真ん中の補強桁がけっこう手間がかかります。
1年後、リビング前のウッドデッキのご依頼を頂き、
お伺いした時には、こんな感じになっていました。


レンガや芝生で、雰囲気良く仕上がっていました。
ウッドデッキはご覧の通り、グレーに変色していますが、
ハードウッドの場合は、
劣化というよりは「馴染んだ」「落ち着いた」という感じになります。

ドアの中から、大人になったマーティー・マクフライが飛び出してきそうな・・・。
2009.05.13 (Wed)
参考比較
今日は趣向を変え、
昨日、当ウッドデッキ倶楽部の名誉会員さまからいただきました
ご質問にお答え致します。
コメント返しで書いていましたが、
長くなりすぎたので本文昇格です。
> イペ、ジャラ、ウリン、レッドシダーとか
> どんな特性があるんですか?
まず、それぞれを
デッキ材を選択する上での二大ポイントで比較すると、
耐久性: ウリン>イペ>ジャラ>レッドシダー
コスト: ジャラ>イペ>ウリン>レッドシダー
ということになります。
それぞれの簡単な特徴は、
ジャラ
ハードウッドのデッキ材として最も歴史が長い木材のひとつです。
ただし、金額が高い、虫食い穴や油つぶが混入することや、
イペやウリンより耐久性が低いという理由から、今ではあまり使われません。
昔の定番ということで、キャリアの長い設計士さんが時々図面に盛り込むことがあります。
イペ:
ジャラに台頭したハードウッドです。耐久性の高い木材ですが、
ブラジルでの伐採制限により、近年価格が高騰しました。
また、虫食いや逆目材など、昔と比べると、質も落ちてきているように思います。
ちなみに、「イペ」というのは単独種の名前ではなく、
同類の木材の、同じような性質のものを集めた、
いわば「材木名」だそうです。
それゆえかどうだかは分かりませんが、
イペにはいろいろな木目や色調のものが混入します。
個人的には、そんなバラつきも、イペの特長だと思っています。
ウリン
97年にインドネシアで輸出解禁となってから、外構用材として日本にも入ってきました。
日本での実績は十数年ですが、腐朽したという話は噂でも聞いたことがありません。
当社で京大研究室に依頼した耐久実験でも、人工木材より高い耐久性を示しました。
日本より高温多湿な東南アジアで、海辺の桟橋での使用という過酷な条件でも
30年以上の耐久実績があります。価格もイペより30%程度低く、費用対効果が優れています。
問題点は、タンニンの溶出により、コンクリートなどにシミがついてしまいます。イペや
レッドシダーでも多少は起こりうることですが、ウリンはとくに目立ちます。
レッドシダー
大手エクステリアメーカーさんのほとんどでカタログに載っていたというほど、
デッキ材としてポピュラーなもので、ウッドデッキの普及とともに名が知れました。
イペやウリンと比較すると耐久性は劣るものの、
肌触りのよさや節のナチュラルな雰囲気は、根強い人気があります。
加工性も良いので、DIYには最適です。
> どういう条件にどういう材を使うといいんだろう?
> と以前からとても気になっていました。
> 御社がウリンを使用されることが多いのも
> 何かメリットがあるんでしょうか?
当社では、
ソフトウッドのレッドシダーと、ハードウッドのウリンをメインに取り扱っています。
(一般住宅のウッドデッキの場合)
理由はだいたい上記の通りです。
ソフトウッドの中でレッドシダーを使用している理由は、
防腐注入なしで屋外使用できる数少ないソフトウッドであり、
質感がよく、寸法安定性に優れていることです。
同じように、ハードウッドの中でウリンを使用している理由は、
耐久性が高くて比較的安価であり、ササクレや反りの度合いが低いからです。
どちらも、価格も含めて総合的に高い評価をおいています。
では、レッドシダーとウリンをどう使い分けているかというと、
耐久性、低メンテナンス性、強度を重視される方にはウリンを、
肌触りの良さ、ナチュラルな雰囲気、強度的に軽さを要求される場合、
また、ウリンより初期投資費用を抑えたいという方にはレッドシダーを
ご提案しています。
カーポートデッキの場合は、
軽量であることが重視されること、
通常のウッドデッキより湿気の悪影響を受けにくいこと、
という理由により、レッドシダーを標準に採用しています。
私が主に担当している、一般住宅でのオーダー施工ウッドデッキの場合、
現在80%以上はウリンで施工しています。
キットデッキの場合は、7:3か6:4の割合で
レッドシダーの方が多いですね。
こういう木材比較のようなことをする場合、
自社に有利な情報に偏ることがよくあります。
できるだけそうならないように心がけましたが、
知らず知らずのうちに偏ってしまっているかもしれません。
いろいろなサイトを調べていただき、
公平な判断をしてくださいね。
昨日、当ウッドデッキ倶楽部の名誉会員さまからいただきました
ご質問にお答え致します。
コメント返しで書いていましたが、
長くなりすぎたので本文昇格です。
> イペ、ジャラ、ウリン、レッドシダーとか
> どんな特性があるんですか?
まず、それぞれを
デッキ材を選択する上での二大ポイントで比較すると、
耐久性: ウリン>イペ>ジャラ>レッドシダー
コスト: ジャラ>イペ>ウリン>レッドシダー
ということになります。
それぞれの簡単な特徴は、
ジャラ
ハードウッドのデッキ材として最も歴史が長い木材のひとつです。
ただし、金額が高い、虫食い穴や油つぶが混入することや、
イペやウリンより耐久性が低いという理由から、今ではあまり使われません。
昔の定番ということで、キャリアの長い設計士さんが時々図面に盛り込むことがあります。
イペ:
ジャラに台頭したハードウッドです。耐久性の高い木材ですが、
ブラジルでの伐採制限により、近年価格が高騰しました。
また、虫食いや逆目材など、昔と比べると、質も落ちてきているように思います。
ちなみに、「イペ」というのは単独種の名前ではなく、
同類の木材の、同じような性質のものを集めた、
いわば「材木名」だそうです。
それゆえかどうだかは分かりませんが、
イペにはいろいろな木目や色調のものが混入します。
個人的には、そんなバラつきも、イペの特長だと思っています。
ウリン
97年にインドネシアで輸出解禁となってから、外構用材として日本にも入ってきました。
日本での実績は十数年ですが、腐朽したという話は噂でも聞いたことがありません。
当社で京大研究室に依頼した耐久実験でも、人工木材より高い耐久性を示しました。
日本より高温多湿な東南アジアで、海辺の桟橋での使用という過酷な条件でも
30年以上の耐久実績があります。価格もイペより30%程度低く、費用対効果が優れています。
問題点は、タンニンの溶出により、コンクリートなどにシミがついてしまいます。イペや
レッドシダーでも多少は起こりうることですが、ウリンはとくに目立ちます。
レッドシダー
大手エクステリアメーカーさんのほとんどでカタログに載っていたというほど、
デッキ材としてポピュラーなもので、ウッドデッキの普及とともに名が知れました。
イペやウリンと比較すると耐久性は劣るものの、
肌触りのよさや節のナチュラルな雰囲気は、根強い人気があります。
加工性も良いので、DIYには最適です。
> どういう条件にどういう材を使うといいんだろう?
> と以前からとても気になっていました。
> 御社がウリンを使用されることが多いのも
> 何かメリットがあるんでしょうか?
当社では、
ソフトウッドのレッドシダーと、ハードウッドのウリンをメインに取り扱っています。
(一般住宅のウッドデッキの場合)
理由はだいたい上記の通りです。
ソフトウッドの中でレッドシダーを使用している理由は、
防腐注入なしで屋外使用できる数少ないソフトウッドであり、
質感がよく、寸法安定性に優れていることです。
同じように、ハードウッドの中でウリンを使用している理由は、
耐久性が高くて比較的安価であり、ササクレや反りの度合いが低いからです。
どちらも、価格も含めて総合的に高い評価をおいています。
では、レッドシダーとウリンをどう使い分けているかというと、
耐久性、低メンテナンス性、強度を重視される方にはウリンを、
肌触りの良さ、ナチュラルな雰囲気、強度的に軽さを要求される場合、
また、ウリンより初期投資費用を抑えたいという方にはレッドシダーを
ご提案しています。
カーポートデッキの場合は、
軽量であることが重視されること、
通常のウッドデッキより湿気の悪影響を受けにくいこと、
という理由により、レッドシダーを標準に採用しています。
私が主に担当している、一般住宅でのオーダー施工ウッドデッキの場合、
現在80%以上はウリンで施工しています。
キットデッキの場合は、7:3か6:4の割合で
レッドシダーの方が多いですね。
こういう木材比較のようなことをする場合、
自社に有利な情報に偏ることがよくあります。
できるだけそうならないように心がけましたが、
知らず知らずのうちに偏ってしまっているかもしれません。
いろいろなサイトを調べていただき、
公平な判断をしてくださいね。
タグ : うんちく
2009.05.09 (Sat)
アルミ+アイアン+ウッド
土曜日ですね。
当たり前ですね、はい。
土曜日の空気が漂っています。
会社としては休業日ですが、
ショールーム要員は出勤です。
いい天気だし、遊びに行きたいところですが、
土曜日のまったりした空気の中での仕事も
なかなかいいものです。
前も同じようなこと書いたような・・・。
今日はウリンのウォールフェンス、
造園業者さまの下請け工事です。
隣地境界のブロック塀の上にフェンスをたてるプランです。

ウリンのランダム横板フェンス。
柱はアルミの角パイプを使用しています。

ブロック塀にフェンスを施工するときは、
通常ブロックの穴に柱を突っ込んでたてることになります。
穴の大きさはW120のブロックで60mm程度、
そこに立てられる柱は、
立ちや通りの調整しろやモルタル充填のスペースを考慮すると、
40mm角ぐらいが理想、最大でも50mm角です。
無垢の木材では、その断面サイズでは強度に問題がありますので、
アルミやその他耐侯処理されたスチール製の柱を使用するのが現実的です。
ブロックの上に角材を這わせて、ほぞ組みで立てている例をたまに見ますが、
非常に腐りやすいものになってしまいます。
あれは、建築の土台のように、完全に雨が当たらない状況や、
日本古来の板塀のように、瓦屋根で防水対策しているようなものでないと無理があります。
金物が見えるのがお気に召さなければ、
角パイプを木材でラッピングすればいいのです。
特殊な金物で無垢の木材のを柱を固定する方法もあります。

お隣の窓に位置する所は高くしてあります。
こちらの玄関の位置とあってしまいますからね。
施主さまの見ない気遣い、見せない気遣いもあるのでしょう。

エントランスに向けて、段階的に低くなっていきます。
圧迫感が和らぎます。
あっ、偉そうに言っていますが、
基本デザインは私じゃありません。
造園業者さまの外構プランの1アイテムです。
現実のものにするべく、現場や材料の寸法を考慮して
施工図面にするのが私の仕事でした。

板幅の大小組み合わせは、もうおなじみです。
単純ですが、グッとシンプルにモダンさが加わります。
DIYでフェンスをお考えの方、真似してみてください。
当たり前ですね、はい。
土曜日の空気が漂っています。
会社としては休業日ですが、
ショールーム要員は出勤です。
いい天気だし、遊びに行きたいところですが、
土曜日のまったりした空気の中での仕事も
なかなかいいものです。
前も同じようなこと書いたような・・・。
今日はウリンのウォールフェンス、
造園業者さまの下請け工事です。
隣地境界のブロック塀の上にフェンスをたてるプランです。

ウリンのランダム横板フェンス。
柱はアルミの角パイプを使用しています。

ブロック塀にフェンスを施工するときは、
通常ブロックの穴に柱を突っ込んでたてることになります。
穴の大きさはW120のブロックで60mm程度、
そこに立てられる柱は、
立ちや通りの調整しろやモルタル充填のスペースを考慮すると、
40mm角ぐらいが理想、最大でも50mm角です。
無垢の木材では、その断面サイズでは強度に問題がありますので、
アルミやその他耐侯処理されたスチール製の柱を使用するのが現実的です。
ブロックの上に角材を這わせて、ほぞ組みで立てている例をたまに見ますが、
非常に腐りやすいものになってしまいます。
あれは、建築の土台のように、完全に雨が当たらない状況や、
日本古来の板塀のように、瓦屋根で防水対策しているようなものでないと無理があります。
金物が見えるのがお気に召さなければ、
角パイプを木材でラッピングすればいいのです。
特殊な金物で無垢の木材のを柱を固定する方法もあります。

お隣の窓に位置する所は高くしてあります。
こちらの玄関の位置とあってしまいますからね。
施主さまの見ない気遣い、見せない気遣いもあるのでしょう。

エントランスに向けて、段階的に低くなっていきます。
圧迫感が和らぎます。
あっ、偉そうに言っていますが、
基本デザインは私じゃありません。
造園業者さまの外構プランの1アイテムです。
現実のものにするべく、現場や材料の寸法を考慮して
施工図面にするのが私の仕事でした。

板幅の大小組み合わせは、もうおなじみです。
単純ですが、グッとシンプルにモダンさが加わります。
DIYでフェンスをお考えの方、真似してみてください。
2009.05.08 (Fri)
カーポートデッキ進化論
2009.05.01 (Fri)
ラッピング柱のカーポートデッキ
このブログでも何度か登場している、
ジャグジー業者さんから電話がありました。
久々に注文もらえるのかなと思いきや、
「デッキですかぁーー!」
お知らせはしていなかったのですが、
社員の方が見つけられたそうで、
ただ、それだけのことで電話をくれました。
Tさん、迷惑です・・・・。
うそうそ、ありがとうございます。
スイムバスで雷にあった件も書いてますので、
また探してください。
過去のブログを見返してみると、
冒頭のドナリや、ランキングアップキャンペーンなど、
いろいろ小細工やってましたねえ。
最近は仕事に追われて、
妄想もなかなか出てきません。
施工例ではないところで楽しんで下さっていた方には、
つまらないかもしれませんね。
連休でリフレッシュします。
当社は3日から、
赤の日だけお休みします。
さて、
このブログの検索キーワードを見てみると、
「カーポートデッキ」が非常に多いです。
ということで、軽く施工例紹介致します。

豊中市O邸のカーポートデッキです。
施主様は当社の社長のお知り合いです。
ちょいと古い施工例で、画像があまりありません。
ジャグジー業者さんから電話がありました。
久々に注文もらえるのかなと思いきや、
「デッキですかぁーー!」
お知らせはしていなかったのですが、
社員の方が見つけられたそうで、
ただ、それだけのことで電話をくれました。
Tさん、迷惑です・・・・。
うそうそ、ありがとうございます。
スイムバスで雷にあった件も書いてますので、
また探してください。
過去のブログを見返してみると、
冒頭のドナリや、ランキングアップキャンペーンなど、
いろいろ小細工やってましたねえ。
最近は仕事に追われて、
妄想もなかなか出てきません。
施工例ではないところで楽しんで下さっていた方には、
つまらないかもしれませんね。
連休でリフレッシュします。
当社は3日から、
赤の日だけお休みします。
さて、
このブログの検索キーワードを見てみると、
「カーポートデッキ」が非常に多いです。
ということで、軽く施工例紹介致します。

豊中市O邸のカーポートデッキです。
施主様は当社の社長のお知り合いです。
ちょいと古い施工例で、画像があまりありません。
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