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2013.07.18 (Thu)

神戸市垂水区O邸濡縁

00-00DSC09522.jpg

神戸市垂水区O邸濡縁をご紹介致します。


【More・・・】

00-01SANY0143.jpg

大学時代の後輩夫婦の自宅です。

和モダンの立派な建築で、

中央のアプローチを挟んで両側に濡縁を施工します。





では、まず西側から。



01-01SANY0145.jpg

外構が中断されたような状態で止まっています。

建築の方で精魂尽き果てたのでしょう。

建築竣工後しばらくたって相談が来ました。


最初は擁壁いっぱいまでウッドデッキをする計画だったのですが(たぶん)、

結局濡縁にすることになりました。



予算面と、

ウッドデッキで何かをしたいという強い要望がなかったのと、

昔、当社が大手エクステリアメーカーさんにOEM供給していたデッドストックがあったからです。



年度末工事で大工さんもトラックも段取りできず、

資材を宅配便で現場へ送り、

施工は私のソロ活動で、2日で2台施工しました。



01-02KIMG0094.jpg

まずは束石を設置。

キット商品なので、

束石を寸法どおり設置してレベルを測り、

束柱を間違いなくカットすれば、

後はちょちよいのちょいです。


束石設置後、

「おいこらっ、手伝わんかい!」

と、現役当時はできなかった先輩風を吹かせて、

後輩(奥方)にレベル計測を手伝わせました。



そして完成。



01-03DSC09515.jpg

奥行900mm×間口5390mmという、

濡縁にしては大型です。



01-04DSC09528.jpg

木材はレッドシダーのクリア(節なし)材、

超高級品です。



01-05DSC09517.jpg

デッドストックではあっても商品自体はキズモノでもなんでもありません。



01-06DSC09519.jpg

「どうだ!」と言わんばかりに踏ん張って立っています。

床下構造までクリア材というぜいたく品です。

これは欠品もあり、新たに作りました。





そして次に西側。



02-01SANY0140.jpg

外構が中断されたような状態で止まっています。

建築の方で精魂尽き果てたのでしょう。

建築竣工後しばらくたって相談が来ました。


最初は擁壁いっぱいまでウッドデッキをする計画だったのですが(たぶん)、

結局濡縁にすることになりました。



予算面と、

ウッドデッキで何かをしたいという強い要望がなかったのと、

昔、当社が大手エクステリアメーカーさんにOEM供給していたデッドストックがあったからです。



年度末工事で大工さんもトラックも段取りできず、

資材を宅配便で現場へ送り、

施工は私のソロ活動で、2日で2台施工しました。



02-02KIMG0093.jpg


まずは束石を設置。

キット商品なので、

束石を寸法どおり設置してレベルを測り、

束柱を間違いなくカットすれば、

後はちょちよいのちょいです。


束石設置後、

「おいこらっ、手伝わんかい!」

と、現役当時はできなかった先輩風を吹かせて、

後輩(奥方)にレベル計測を手伝わせました。



そして完成。



02-03DSC09543.jpg

奥行900mm×間口3680mmという、

濡縁にしては大型です。



02-04DSC09537.jpg

木材はレッドシダーのクリア(節なし)材、

超高級品です。



02-05DSC09545.jpg

デッドストックではあっても商品自体はキズモノでもなんでもありません。



02-06DSC09547.jpg

「どうだ!」と言わんばかりに踏ん張って立っています。

床下構造までクリア材というぜいたく品です。

これは欠品もあり、新たに作りました。





みなみなさま、お疲れ様でした。


では、もう少しまじめに説明します。



03-01KIMG0099.jpg

床板は裏桟で裏側から釘で固定されたパネル構造となっており、

パネルを並べて床下構造と固定します。



03-02DSC09525.jpg

濡縁の床板はウッドデッキのそれと比較して、

木端立て(幅より厚みがおおきくなるように並べること)でクリアランスを大きくとるのが通常で、

そのクリアランスの中で裏桟から根太へビス止めしているため、

床板の表面にはまったくビス類はありません。


言葉だけでの説明はムズカシイ・・・。



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レッドシダーはさまざまな木目や色目が混じる木材で、

そのパラツキがかえってモザイク的な風合いを表現し、

いい雰囲気に仕上がります。



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外で遊んだお子たちが、

ここに並んで座りおやつの時間をすごす光景が見えて競うです。



ちなみに、ひとつチョンボを犯しました。



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束を一本間違えてカットしてしまいました・・・。



バレないように木目を合わせて継ぎ足した上で、

自主しました。



神戸方面に行くついでに交換すると言っておきながら、

1年半近く経過。

その間本当に一度も神戸方面に行く事が無く、

私のデスクの横には正式寸法にカットされた束が眠っています。




この家との付き合いはまだ終わっておらず、

この濡縁前の目隠しを提案しないといけないのですが、

デザイン性の優先順位が低いと本人は言っているものの、

建築の顔の一部となるものであり、

さらにここの奥方はデザイン系の仕事をしているというイヤな奴でもあり、

また、後輩の家で変な仕事をしてしまったらOB会に2度と出られないというプレッシャーもあり、

そんなこんなで放置しています。

テーマ : 仕事日記 - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : レッドシダー兵庫県濡縁

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