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2013.08.02 (Fri)

三郷町K邸アマゾンジャラデッキ

00DSC02647.jpg

三郷町K邸アマゾンジャラデッキ・フェンスをご紹介致します。



【More・・・】

新築前にショールームにご来場頂きました。

ハウスメーカーさんのウッドデッキプランが予算オーバーだったため、

専門業者である当社にご相談頂きました。

ハウスメーカーさんの図面仕様で概算見積をさせていただいたところ、

それよりはコストダウンとなりましたが、まだまだということで、

予算上限をお伝えいただき、

その範囲内でどれだけのことができるかという形でご提案致しました。



過去にも書きましたが、

予算設定がわからなければ、プランの幅は無限に広がってしまいます。

予算と必要な条件をお伝え頂けましたら、

フォーカスを絞ったプランニングができますし、

予算を下回ってご希望以上のプランをご提案することに燃えてきます。

予算いっぱいになると、足元を見て余裕の金額で提案してきたと思われそうなので・・・。



それはさておき、


01-01KIMG0730.jpg

一番向こうの掃き出し窓から、向こう側の隣地境界までのウッドデッキです。

出幅は予算と施主様のご要望により3mに設定しました。


施主様のご要望は、予算内に収めることともうひとつ。



KIMG0439.jpg

この眺望を堪能できることです。

建築もこの眺望を中心に設計されております。

だから、法面で手摺は必須なのですが、

それが眺望を妨げないようなデザインにしなくてはなりません。



ウッドデッキからはまず問題有りませんが、

部屋の中からとなると、

いくらシンプルな手摺にしても、どうしても視界に入ってきます。



3年ほど前に海の見える家にウッドデッキを施工した時、

室内からウッドデッキに出る前にステップを一段設けてフロアーレベルを下げることで、

デッキからの手摺高は同じでも室内からはステップ分さがり、眺望を活かすという施工をしました。



DSC06206.jpg

もすごくいい施工例なのですが、写真が多すぎて選別できず、まだご紹介できていません・・・。



この仕様をご提案したところ、


「建物側で一段落とし、手摺の手前1mぐらいでさらに一段さげれば、

2段分下げることができるし、

そこでベンチがわりに腰をかけて外を眺めることができるかなと思うんですけど、

またコストがアップしますよね?」


と言われました。



うううっ!



プランナー魂に火をつけられてしまいました。

おもしろい!

うまく考えればコストもなんとかなる・・・ということにしよう。



ウッドデッキをご検討中で、参考にこの記事を読んでおられる方へ。

トヨキチ攻略法をお教えいたしましょう。


・ウッドデッキに対する情熱がハンパない。

・予算を明確にすることで、現実的なご提案を速やかにできるようご協力頂ける。

・チャレンジ精神をくすぐるご要望をぶつけてくださる。


この3つをトヨキチレーダーが感知できましたら、

「赤字覚悟で!」というようなしらじらしい嘘は言いませんが、

万策を駆使してコストを抑え、

ご期待以上の結果をお届け致します。



今回は熱が入りすぎて脱線が多くなります。



01-02KIMG0731.jpg

ウッドデッキプランが決定したところで、

残りの法面もフェンスを作らなければ危ないので、

ブロック積みとメッシュフェンスでハウスメーカーさんに見積依頼しているとのお話が。



せっかくおしゃれな建築とそれに見合ったウッドデッキができるのに、

ここにメッシュフェンスでは興ざめしてしまいます。


それに加えて、雑草が多くて困っているとのことで、

こちらはウッドデッキ工事をご注文頂いたサービスとして、

格安プランを考えました。



01KIMG0742.jpg

法面のある敷地は坪単価としては割安かもしれませんが、

有効活用しなければ意味がありません。

こういう時にウッドデッキは最適です。



では、完成です。



02DSC02634.jpg


ご要望どおりのウッドデッキと、

転落防止用のフェンス、

雑草対策とフェンス基礎を兼ねた土間コンです。


もそっと近う寄ってみましょう。



02DSC02692.jpg

素材はアマゾンジャラ。

今回も高品質な材でした。



撮影がヘタなもので、歪んで見えますね。



いや、ちょっと待った!

撮影のせいではありません。



平面

実は図面のように、

隣地境界線に合わせた平行四辺形になっているのです。



当初は敷地内側は建物から直角に延ばしてくる予定でした。

しかし、

それでは床板の捨てる部分が多くなり、

幅が広くなった箇所は床下構造も追加しなくてはなりません。



03DSC02715.jpg

平行四辺形であれば、

床板の規格寸法が有効に使用でき、

かつ床下構造のピッチも考慮した寸法設定にすれば、

コストパフォーマンスの高いウッドデッキが実現できるのです。



05DSC02693.jpg

フロアーレベルは建築側でも一段落とし、

手摺は室内のフロアからは40センチ下がっています。



06DSC02674.jpg

この一段20センチの段差は、

建築内のリビングと和室のそれと同じ寸法です。

室内の段差に奥様と腰掛け、感触を確認しました。




07DSC02675.jpg

ステップデッキの床板固定ビスのラインは、

メインデッキのアウトラインに潜ってしまわないようにすることで、

ビスの取り外しがしやすく、メンテナンス性を高めています。



こんな細かいこだわりは、ここで言わなければ誰も気づきませんね。


自社、他社問わずさまざまなウッドデッキの改修や解体を経験し、

たくさん苦労してきた結果のなせる技です。



DSC02728.jpg


メインデッキは建築壁面でストップしていますが、

ステップデッキだけオーバーラインさせることにより、

お庭へ降りるステップがスマートに実現できました。


我ながらお気に入りの箇所です。



10DSC02664.jpg

手摺は横桟一本の超シンプルスタイル。

これは過去に施工した展望デッキの、桟の位置を下げたアレンジバージョンです。

小さなお子さまがいらっしゃるので、安全面がちょっと心配だったのですが、

「後でネットを張るつもりなのでいいです。」とのこと。

施工後しばらくしておじゃました時は、まだネットはありませんでした。


不特定多数が利用するわけではないので、

実際のところ「しつけ」次第なんですよね。


「横ラインの手摺は子供が登るので危険」と言うのは事なかれ主義の業者の方ばかりで、

本当の施主さまのご要望をきちんと汲み取り、

注意点ははっきりさせた上で選択していただくべきだと思います。



また熱くなってしまいました。戻ります。



11DSC02700.jpg

これはデッキの上にしゃがんで撮影していますが、

室内からだと全く眺望に影響しません。



12DSC02665.jpg

「逆に全面住宅との目隠しとして横板貼りでも良かったかも。」

と、完成後に施主さまと話していました。


さっきの熱弁はなんやねん!



DSC02736.jpg

法面のウッドデッキは正面から撮影ができないため困ります。

脚立を駆使してようやくこの程度です。


フロアレベルが40センチ下がったため、

柱の長さをかなり抑えることが出来ました。



DSC02758.jpg

独立基礎への柱の埋め込みと、

中川木材オリジナルの床下構造接合金物により、

筋交い無しでも全く揺れません。



基礎は先日の記事の通り役所工事仕様です。



14DSC02702.jpg

手摺の角は直角ではありませんが、

うちの親方は現場合わせでピッタリまとめてくれます。



15K05DSC02703.jpg

ちょっと視点をずらせば、

デッキの鼻隠しもピタリ同じ角度!



16K06DSC02706.jpg

ほらほら、こっちの角もぴったり!



18DSC02671.jpg

ほらほらほら、ここも!



「直角で切れるところがひとつもない!」


と、親方は少々お怒りでしたが、

ブツブツ言いながらも職人根性の火は消えません。



17DSC02694.jpg

もう、「角フェチ」の方にはたまりませんね。



そんなん、おるんかいっ1



DSC02695.jpg

やはりアマゾンジャラは仕上がりが美しいです。

あまりサンダーがけがいりません。


干割れの発生はウリンより若干早いような気もしますが、

まさにヘアークラックというべき極細の割れで、目立ちません。



DSC02628.jpg

下の道路から。

この間知石の下まで敷地です。


カーポートデッキシステムで特大デッキを造りたい・・・。



DSC02730.jpg

建築の角、デッキの角は、

どちらも絶景に向けられています。



DSC02722.jpg

やはりこのお家はすべてこの絶景によって造らされたものです。

現場に来た者はみな、


「ここは花火大会はあるんですか?」


と施主さまに尋ねていました。




DSC02709.jpg

もうおなかいっぱいですので、

フェンスは第二弾にさせて下さい。




ここ最近は施工例紹介だけは真面目にしておりましたが、

久々にウッドデッキ倶楽部の創世記に戻った気分です。

テーマ : 仕事日記 - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : 奈良県 ウッドデッキ アマゾンジャラ 傾斜地 高床 ステップ 施主さまのコメント

19:38  |  アマゾンジャラデッキ  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)

Comment

ありがとうございました(*^^*)

デッキを施工して頂いてから毎日眺め、『カッコいい・・・』と呟いております(笑)

天気の良い日はピクニック気分で家族でマクドを食べてみたり、子供と寝転んで空を眺めてみたり、デッキ横にシェードを付けたのですが、机と椅子を置いて今日は夕暮れにデッキ越しの景色を見ながら子供とディナーしてみました(^^)v
私的には、デッキの上からの景色よりも、離れた所からデッキ越しに景色を眺めるのが、最近のブームです(笑)
まだ、バーベキューはやってませんが、着々と準備中・・・(型から入るタイプなので)

と、まぁ~デッキライフを楽しんでおります(^-^)/

トヨキチさん始め親方・大工さんに感謝です!ありがとうございましたm(__)m

ギネス記録更新ですね(笑)


三郷町・Kです |  2013.08.02(金) 23:33 | URL |  【編集】

ちなみに・・・

花火大会は、今の所4箇所上がってるの見えました(^^)
PLの花火は確認するの忘れました(T.T)
三郷町・Kです |  2013.08.03(土) 00:01 | URL |  【編集】

Re: ありがとうございました(*^^*)

Kさま

早速コメントを頂きありがとうございます。
脅した甲斐がありました(笑)


デッキを施工して頂いてから毎日眺め、『カッコいい・・・』と呟いております(笑)

そんなー、照れますよ。


天気の良い日はピクニック気分で家族でマクドを食べてみたり、・・・

夕焼けの日はすごくきれいでしょうね、夜景はもちろんですが。いろんな時間帯に撮影したくなります。もう、一泊させていただくしかなさそうです。


私的には、デッキの上からの景色よりも、離れた所からデッキ越しに景色を眺めるのが、最近のブームです(笑)

つうな楽しみ方ですね。
撮影した画像を見ていると、どこかの展望台のように見えてきます。


まだ、バーベキューはやってませんが、着々と準備中・・・(型から入るタイプなので

ええっ、ということは仔牛を買ったんですか!?


と、まぁ~デッキライフを楽しんでおります(^-^)/

満喫されているようで何よりです。


トヨキチさん始め親方・大工さんに感謝です!ありがとうございましたm(__)m

リアルで「トヨキチさん」と呼びつづけた方は初めてでした。


ギネス記録更新ですね(笑)

おかげさまです。本当に有難うございます。ただの自慢に終わらずに済みました。
今後ともよろしくお願い致します。
トヨキチ |  2013.08.03(土) 17:17 | URL |  【編集】

Re: ちなみに・・・

Kさま

お久しぶりです。


花火大会は、今の所4箇所上がってるの見えました(^^)

そんなに!! すごい!!!


PLの花火は確認するの忘れました(T.T)

セミの木はまだご確認いただけますよ。
トヨキチ |  2013.08.03(土) 17:20 | URL |  【編集】

さすがトヨキチ様

ステキなウッドデッキですね。

こちらのお宅の良いところを、倍以上にステキにするプランニングをみて、我が家もトヨキチ様にお願いして良かったと改めて思いました。

自宅の新築構想時点から、ウッドデッキを考えて間取りを考えればよかった・・・と、思いました。
堺市M |  2013.08.05(月) 00:03 | URL |  【編集】

Re: さすがトヨキチ様

堺市M さま

コメントありがとうございます。
お仕事が終わった後でもこうしてブログをご覧頂けるお客様がけっこういてくださり、
本当に私は幸せ者です。


こちらのお宅の良いところを、倍以上にステキにするプランニングをみて、我が家もトヨキチ様にお願いして良かったと改めて思いました

すごく嬉しいです(涙)。
Mさまに、「ブログを見て、この人なら一生懸命考えてくれるだろうと思った。」と言って頂けたことが励みになり、施工例紹介の頻度を増やし、より細部のこだわりまでアップするようになりました。施主さまからは、「そんな細かいところまで考えてくれているとブログを見てはじめて知った。」と言っていただいております。
当たり前にしていた仕事が中川木材のセールスポイントだったんだと気づかされました。


自宅の新築構想時点から、ウッドデッキを考えて間取りを考えればよかった・・・と、思いました。

新築の時って考えることが多すぎて大変でしょ?新築されたというだけで尊敬に値します。うちは中古を一週間で即決購入したので悩む余地もありませんでした。


またちょくちょく除いてくださいね。
トヨキチ |  2013.08.05(月) 13:16 | URL |  【編集】

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