2017年05月 / 04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

2013.12.26 (Thu)

寝屋川市T邸ウリンデッキ

00-DSC09687.jpg

寝屋川市T邸ウリンデッキをご紹介致します。

店舗のエントランスデッキです。

1年半前の施工です。



【More・・・】

住宅の1階をリフォームし店舗になります。

リフォーム業者さんのプランではエントランスはタイル仕上げのようなイメージでしたが、

コストダウンと雰囲気を考えてウッドデッキにすることになりました。



01-KIMG0125.jpg

店舗工事の場合、

1日でも早くオープンさせるために、工期はとても厳しいのですが、

今回も同じでした。


外壁が完成し寸法が確定してから施工まで一週間しかありません。



実はこれ、私の自宅です。




私が休みの日に施工することになっており、

施工は1日のみ、私一人で仕上げなければなりません。



加工は私が仕事を終えてからとなり、

最終日は夜中の3時まで工場加工していました。



それでもなんとか間に合いました。



02-2-DSC09632.jpg

施工後すぐにお花が飾られました。



店舗の引っ越しも無事に済み、

新店舗での営業がはじまってしばらくして問題が発生しました。



ドアを出たお客様がそのまままっすぐ出用ようとして、

踏み外しそうになるとのこと。


また、お年寄りのお客様も多いので、ステップにも手すりが欲しいとのこと。


ただ、ドアの正面に手すりを施工すると、

開けたドアが当たってしまいます。

何か妙案はないかと考えた末に、

このようになりました。



02-DSC09701.jpg

これが真の完成形です。



DSC09675.jpg

もともと手すりは飾り程度でということで、

笠木と横桟一本というシンプルな仕様にしました。

お花も見えやすく、結果的に正解でした。


横桟は柱を掘り込んで突っ込んでいます。


ちょっと私の技を見せたかったもので・・・。



DSC09706.jpg

そして、ステップに追加した手すりです。

動線とステップの有効幅を考慮し、

少し中へ入ったところに柱を立てました。


柱はキットデッキの特許商品であるボルト組み込みタイプです。

位置的にどこでも自由にとりつけられ、しかも強度がバツグンですので、

ここはちゃんとした製品を購入しました。



フラットな手すり部分で横桟を掘り込み施工したため、

この斜め部分も掘り込まなければならなくなりました。

ちょっと面倒でしたが、うまく加工できました。



DSC09716.jpg

笠木は少しだけ曲げ、フラット部分をつくりました。

斜めのままで終わらせると、フラット部分の笠木のラインとのバランスがおかしく見えてしまうので。



DSC09705.jpg

そして問題のドア正面部分です。

ロープをたわませて取り付けることも考えたのですが、

またお金もかかってしまうので、

ゴミの中から割れたウリンの板を拾い、細く製材して使用しました。


DSC09693.jpg

正面から取り付けることでドアには干渉しません。

ラインをなじませるために、正面側は角を落としています。



DSC09714.jpg

もともとあった一連の手すりを、

カットして横棒でつなげたような形になりました。


わざわざあえてこういうデザインが必要だったのかはわかりませんが、

機能的要求と感性にまかせて作るとこうなりました。




DSC09673.jpg


このウッドデッキのもうひとつの注目点はこのステップです。

ドアの正面にはスペースがないため、

横からのアクセスとならざるを得ませんでした。



DSC09679.jpg

お客様が来られる方向を考え、

よりオープンにお迎えできる雰囲気を出したかったのと、

少しでもステップの有効幅を広くするための工夫として、

境界ラインに合わせた変形ステップとしました。



DSC09674.jpg

ステップは全面とせず、

建物際に良描いた一枚分だけデッキ本体を伸ばしています。



ステップを建物際まで伸ばせば、この部分だけ水切りから下がって基礎が見えてくるからです。

写真のようにお花を飾れるようにという機能性も見据えてのデザインです。



DSC09713.jpg

鼻隠しの角度合わせが面倒でしたが、

家族へ自慢できるように頑張りました。



DSC09697.jpg

ちょっとしたことですが、

建物に沿って入っていくよりも、よりウェルカムな雰囲気が出てませんか?



DSC09712-2.jpg

床板はウリンのリブ加工材です。

不特定多数が天候にかかわらず利用する店舗デッキの場合は、

雨の日にすべりにくいリブ材の方が向いています。


ただ、今回はそれよりもコスト重視でした。


日焼けしたり、虫食いがあったり、角がかけていたりと、

普通に販売できないハネ品を特価で買いました。

早くシルバーグレーになってほしかったので、

日焼けはかえって好都合です。


床下構造なんて、実験施工して解体したデッキのもので、

ビス穴どころか、切れたビスが何本もささっているものを使用しています。



02-DSC09701_20131226134007a22.jpg

一般のお客様には、

「できるだけデッキ上には植木鉢は置かないで下さい。」

と申しておりますが、

ウリンがどれだけ耐朽性が高いかの実験のために、

あえてこの状況にしています。


オープン当初はお花屋さんと思われていたこともよくあったそうですが、

美容室でございます。



DSC09686.jpg

娘にかっこいい姿を見せようと思ったのに、

施工中はビデオに夢中で、

一度も見に来ませんでした・・・。



マンション住まいの時には、

いつか一軒家に住むことがあったら、

めいっぱいこだわったウッドデッキを作ろうと思っていたのですが、

庭もなく、こんなにささやかなデッキになってしまいました。


しかし、

こんな小さなウッドデッキでも、

細部に妥協せず、現場条件によって作らされるというスタイルは、

いつもの仕事とかわりありませんでした。



今ではすっかりシルバーグレーになっていい味をだしていますので、

またご紹介させていただきます。

テーマ : 仕事日記 - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : 大阪府 ウリン ウッドデッキ ステップ リブ オープンフェンス

13:58  |  ウリンデッキ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://wooddeckblog.blog44.fc2.com/tb.php/1287-f633f8a2

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |