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2009.03.07 (Sat)

フルチェンジウッドデッキ

「松下幸之助 一日一話」を愛読しております。
わかりやすい言葉で短くまとまっているので、
読書の苦手な私にでも読みやすくなっています。
1年ぐらい前、知人のブログネタになっていたので、
調べてこのサイトを見つけました。
最近ではマスコミでも話題になったようですね。


今日の話、なるほどと思いました。

「功労あるからといって地位を与えてはならない。
地位を与えるには、おのずと地位を与えるにふさわしい見識がなければならない。」

確かに、地位は功績に対する報酬ではなく、
組織をうまくまわしていく為の役割ですからね。

野球にたとえると、「名選手、名監督にあらず」ということですね。

まあ、私には人事権も何もないので直接関係の無い話ですが、
妙に納得したのでとりあげてみました。

がんばれ、ニッポン!


今日の施工例紹介はウッドデッキ改修工事です。



16.jpg


【More・・・】

お得意先の造園業者さんに呼ばれ、現場打ち合わせ。
デッキが傷んでいるので建て替えたいとのこと。


01_20090307103041.jpg

えらいところに建っています。
水路の横に遊歩道があり、
その横の5mほどの擁壁上に柱が建っています。
10年経過しています。

では中へおじゃまします。


02_20090307104011.jpg

材種はおそらくレッドシダーの節無し材。
立派な階段ですが、踏み板が落ちてしまっています。

そおーっとデッキ上へ。


03_20090307104322.jpg

変わった形状です。
左側の空間を覗いてみると、


04_20090307104620.jpg

地下室?
いえ、東西に傾斜のある土地で、
下の部屋が1階リビングです。
少し中庭のスペースをとって、
土留めの擁壁で囲まれています。


05_20090307105143.jpg

扉がこんなところにあります。
先ほどの擁壁にはしごがついており、
この扉からはしごで1階へ降りられるようになっております。


06_20090307105451.jpg

段差がつけてあります。
むこうとこちらで部屋のフロアレベルが違います。

しかし、先ほどの階段と床板の一部以外は
まだまだしっかりしています。
ちょっと建て替えはもったいないような・・・。

次は構造をチェック。

07_20090307105937.jpg

汚れているだけで、問題なさそう。


09_20090307110158.jpg

柱を建てるスペースがきびしい~。
90mm角の柱が、かろうじて擁壁の面取り内側に乗っています。


08_20090307110059.jpg

だから、ネットフェンスの内側にも柱を立て、
金物で外側のフェンスと固定してあります。
苦肉の策ですね。

10_20090307110619.jpg

材料寸法は当社の規格と同じです。
丸頭のスクリュー釘も同じ。

むむむ?

帰社して調べると、当社で施工したものでした。
当時の元請さんは今回の造園屋さんとは違うところで、
私もまだ入社していませんでしたのでわかりませんでした。

こういうパターンは良くあります。
昔はほとんど下請け工事でしたので、
施主さまは当社のことをご存知でなく、
こちらの記録を調べてみて、たまたま当社施工だったと判明するパターン。
昔はそんなにウッドデッキ施工業者もなかったということもあって、
年代モノデッキにおけるシェアも高かったのでしょう。

まあ、ちゃんとした品質で長持ちしているので安心しました。

でも、今回は全面的にウリンでやりかえます。
複雑なので、実測するのにひと苦労でした。


11_20090307111626.jpg

やっぱり出来立てのホヤホヤだと、見違えるようになります。
大きさ、形状ははほぼ前回と同じですが、
手摺は縦格子に変わりました。


12_20090307112147.jpg

階段は間口を少し広げています。


13_20090307112532.jpg

格子材は規格寸法ではありませんので、
全て製材し、プレナー仕上げしました。


14_20090307112802.jpg

縦格子がこれだけ並ぶときれいですね。


15_20090307113037.jpg

外側。
こちらが表ですね。
縦格子は表裏がはっきり違います。


16.jpg

段差部分。
フラットにしたかったのですが、
中庭擁壁の高さの関係で無理でした。


17_20090307113624.jpg

空間部分もデッキにできれば広くなるのですが、
リビングが真っ暗になってしまいますから仕方がないです。
デザイン的には面白いですけどね。


18_20090307113922.jpg


はしごが見えます。
ここに扉がありましたが、


19_20090307114119.jpg


ウリンは重いので、扉にしてしまうと自重でひしゃげたり、
丁番がだめになる可能性が高いので、
取り外し式のパネルにしました。

20_20090307114614.jpg

開閉の頻度も少ないので、この方が断然いいです。
扉の施工例の度に同じことを書いているような・・・。


21_20090307115750.jpg

遊歩道から見上げています。
建築と擁壁が平行ではなく、
右に行くほど奥行きが狭くなっているので、
柱が擁壁からはみ出しそうになっていますので、
そういうところだけ、前回同様柱を二重にしています。


20050217 010

前回のブログでは、通し柱は基本的にしないと書きましたが、
ここは通し柱です。
かつての仕様とは違い、水の溜まりにくい接合方法をとり、
かつ、ウリンの強度と耐久性を考慮した構造になっております。
あえて今日、この施工例をご紹介したのは、
原則は原則として、現場に合わせて最適な方法をとる必要性があるということを
知っていただきたかったからです。


超長文になってしまいました。
最近パスしがちだったので、
本気出しました。





テーマ : お仕事日記☆ - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : 京都府 ウッドデッキ ウリン 改修 縦格子フェンス 交い・根がらみ 門扉 階段 ステップ

19:42  |  ウリンデッキ  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

No title

偶然ですが、同じ本を持っていますよ☆

通し柱って水がたまりやすいんですね、
知りませんでした。

というのは、

今まで通してなかった柱をコストダウンの為とかで、
通す工法を基本デッキとして開発していたからです。
今はそれが基本になってるのか
わからないですが、
余りよくないってことなんでしょうか。。
ともぞう |  2009.03.08(日) 23:37 | URL |  【編集】

Re: No title

ともぞうさん

本を変われたんですね、向上心が高いんですね。

通し柱も施工方法にもよりますが、
たいていは、風通しの悪い床下で水がたまりやすい構造になってしまいますからね。
また、通し柱でないといっても、Lアングルで柱をビス止めというのでは、
強度がまったく出ませんし。
トヨキチ |  2009.03.09(月) 20:21 | URL |  【編集】

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