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2014.05.09 (Fri)

床板の厚み

ウッドデッキの床板の厚みにつきまして、当社では、

ウエスタンレッドシダーは40mm、

ウリン、アマゾンジャラ等のハードウッドは30mmを基本的に使用しています。


レッドシダーの場合はだいたい40~35mmのものが一般的に使用されていますが、

主なハードウッドの場合、規格は30mmと20mmがあり、

20mmを使用されている業者さんも多いようです。



DSC01444.jpg

ショールームにご来場いただいたお客さまや、

施工完了したウッドデッキに登られた施主さまは、


「やっぱりしっかりしていますね。」


「さすがに重厚感が違いますね。」


などと、厚い床板へのお褒めの言葉を頂きます。


【More・・・】




12-DSC02022.jpg

これが30mmのウリン床板。確かに重厚です。



DSC01070.jpg

これは20mmです。やっぱりうすっぺらい・・・・・・・

と感じますか?



見た目上は、床板の断面が見えなければ厚みの違いはわかりません。



では、乗った感覚はどうでしょうか?

30mmの床板の根太(=床下構造)の間隔を900mmとすると、

20mmの床板の場合、厚みが少ない分だけねだの間隔を狭くすれば良い、つまり、


20mm/30mm×900mm=600mm


という根太間隔にすれば問題ありません。


では、20mmと30mmを使い分けているのはなぜでしょうか?



一般的には20mmの床板を使用した方が木材費は安くなります。

根太の数が増えたとしても、もっともボリュームの大きい床板が2/3のコストになるわけですから、

ほぼ安くなります。

20mmを基本的に使用されている業者さんはほぼこの理由であると思われます。



では、なぜ当社は30mmをメインとしているのでしょうか?



①施工コストを抑えるため

根太が増えると基礎の数やビス打ちの数が増えます。

当社は技術力の高い大工を採用しておりますので、

エクステリア職人の手で施工されるような業者さんと比較して、

施工費が高くなります。


一方、木材は大量在庫しておりますので、

現場ごとに材木屋さんから仕入れされる業者さんより安く抑えることが出来ます。


つまり、工事費用を抑えるためには、

当社にとっては床板を厚く、根太を少なくするほうが有効なのです。



②ビスの数を少なくするため

手間の問題だけでなく、ビスが少ないほうが見た目にはスッキリします。

20mmになると板の幅も120mm→105mm、90mmとなるため、さらにビスの数が増えることになります。



ここまでの問題であれば、厚い方の優位性はさほど大きなものではないので、

当社で30mmを使用していることをセールスポイントにはしていませんでしたが、

最近になって気付いた次のポイントはちょっと違います。



③耐朽性

耐朽性の高いウリンやアマゾンジャラでも、絶対に腐朽しないわけではありません。

腐朽の確率や進行速度については床板の厚みには全く関係ありませんが、

腐朽が進行し、床板を踏み抜いてしまうような状態になるまでの時間が、

言い換えると、踏み抜いてしまう『厚みの限界値』まで到達する時間が、

もともと薄い20mmの方が断然短くなります。



フロフーレベルとグランドレベルの差が小さいベランダデッキや、

大幅なコストダウンが必要で比較検討して有利になる場合等、

当社でも20mmの床板を採用することはありますので、

絶対的に20mmの床板が好ましくないという意図はありません。


20mmと30mmの使い分け方として捉えて下さい。









テーマ : 仕事日記 - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : うんちく 品質

23:30  |  うんちく  |  コメント(0)

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