2014.11.14 (Fri)
三郷町K邸アマゾンジャラデッキ2年4ヶ月経過

2歳4ヶ月の三郷町K邸アマゾンジャラデッキです。
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リピート工事の打ち合わせでお伺いしました。
奈良盆地を見渡すこの景色にはいつも見とれます。
眺めているだけで時間が過ぎていきます。

床板はすっかりシルバーグレーです。
半年後の記事と見比べて下さい。

日差しの加減もありますが、
光り輝いて、まさに『シルバーグレー』ですね。
ウリンは同じグレーでも、もう少し黒っぽいグレーになります。

縦使いの手摺柱やはり褪色が遅いです。
水がたまらないこと、笠木で多少なりとも保護されていることが要因です。
木材の色素成分は光により水溶性に分解され、
雨水が滞留することにより溶出し、褪色していきます。
濡れにくく、濡れても水切れの良い柱は褪色が遅いということです。
繰り返しになりますが、
ウッドデッキ倶楽部を初めてご覧になる方のために記しておきます。

ウッドデッキのすぐとなりにある防護柵の柱は、
手摺柱と比較して褪色が進んでおります。
笠木の有無による差がご確認いただけますね。

褪色はしていますが、板の表面は滑らかです。

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ごく小さな干割れはありますが、
木目に沿って規則的にあるため気になりません。
『アマゾンジャラは割れやすい』という情報がネット上には多いですが、
この微細なものを『割れ』としてカウントするとその通りですが、
この画像を見てどのように受け止められますか?
さまざまな樹種を扱う業者として公平な情報をお届けします。
無垢の木材を屋外で使用するにあたって、
干割れ、反り、痩せ、ささくれ、褪色等の経年変化を抑えることは、
現実的なコストでは不可能であるとお考え下さい。
製材したてのカットサンプルより、
経年後にどのような姿になるかで比較していただくほうが、
後悔のないウッドデッキ選びになります。
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