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2015.01.20 (Tue)

三郷町K邸濡縁

奈良県三郷町K邸濡縁をご紹介致します。



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【More・・・】




2年半前にアマゾンジャラデッキとアマゾンジャラフェンスをご注文頂きましたお客様です。

ありがたいリピーターのお客様です。

といっても、その当時に計画はありました。



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中庭に濡縁を施工します。

玄関を入ると正面に大窓があり、

黒竹の美しいこの中庭が壁に飾られた絵画のように存在します。


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間口約2500mm、奥行き約900mmの濡縁を施工します。

当初は他のものと同時工事ということで格安にさせていただいていたのですが、

この大きさで単体工事となると経費がここに集中しますので、割高になってしまいます。

アマゾンジャラも値上がりしていますし。



コストダウン案として、

短尺ものが割安なウリンを使用することと、

近くに現場があった時に束石のみ先に据え付け、

レベルを確定させて全て工場加工し、

現場では組み立てだけで、私が半日で施工できるような段取りでお願い致しました。



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コストダウンのためにこの樋の手前まで加工手間を省けるようにご提案していましたが、

隙間に物が落ちるだろうなとか、

中途半端に終わらせることが自分自身で納得できなくなり、

結局端まで床貼りすることにしました。



こんな感じに仕上がりました。



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黒竹の隙間から顔をのぞかせています。



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フロアレベル的には床から10センチ程度下がっただけですが、

これがあるだけでずいぶんお庭との感覚的な距離も縮まります。



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床板の長さは970mm。

お見積もりでは900mmでしたが、

素材の長さが十分ありましたので。



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短い出幅なので大引は前後2本となります。

この場合、1枚の床板につき前後2箇所での固定となるため、

床板が反りだすと抑えが効きません。



在庫期間の長いよく乾燥した板を使用し、

反りを修正するために一回り小さく削っています。


流通しているウリンより格段に美しい仕上がりになっています。



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事前に完璧に現場実測し、

工場で一旦仮組みしたものを現場で組み立てました。


床板端部、ビスとも通りはバッチリです。



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雨樋部分はちょうど樋の取付け金物と同じレベルになったので、

少し大きめにくり抜いています。

これも現場実測時に確認ずみです。


床板を丸くくり抜いても、

樋を通して落としこむことはできないので、

穴を床板の芯からずらし、

開口部分が樋の太さより大きくなるよう位置を設定し、

横から板をすべらせて入れるように考えました。


地味ですが、私的には一番の見せ場でした。



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壁面とはいつもの様にクリアランスを設け、

雨水やゴミがたまらないようにしています。



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濡縁タイプなので鼻隠しはなしです。

床下構造を美しく見せるため、

束を切り欠き大引を乗せ、裏からビスで固定しています。



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小端立てして本来の濡縁仕様としなくても、

十分『和』のテイストが出ています。


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竹があちこちから芽を出して猛威を振るっているので、

全て引っこ抜くことも検討されていましたが、

雰囲気が良いのでもう少し様子を見るということになりました。



「人目につかないのがもったいない。」と、

施主さまにはご満足いただけました。


リピートしていただける事だけでもご満足いただけたという客観的な証であるだけに、

ご期待を裏切ることにならず安心しました。






テーマ : 仕事日記 - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : 奈良県 ウリン ウッドデッキ 濡縁 中庭 鼻隠しなし

23:11  |  ウリンデッキ  |  コメント(0)

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