2015.03.31 (Tue)
16歳のレッドシダー
16年前に施工したレッドシダーのウッドデッキ。

実はこれ、2代目です。
初代は施工後4年でシロアリにやられてしまいました。
当社最短記録です。

ご覧のように、地面を掘り込んだところにはめ込むような仕様で、
ウッドデッキにとっては最悪な条件です。
下は土間コン仕上げとなっているのですが、
土間コンとフロアのレベル差が少なく、
根太がゴミをせき止めてしまいます。
さらに、
土間コンの勾配がゆるく、水が流れにくい。
さらにさらに、
周りは落葉樹だらけで落ち葉が床下に落ちる。
という悪条件の塊で、シロアリの餌食になってしまいました。
当時はウッドエクステリア以外の外構工事は請け負っておりませんでしたので、
このようなデザインは当社で考えたとは思われませんが、
初代の施工時のことを知るものがいないのでわかりません。
ただ、
端部の根太をブロック塀にぴったり寄せて施工しており、
ゴミや雨水が逃げない構造になっていたのは、
明らかに当社の施工設計のミスです。
で、16年前に私が改修工事を担当しました。
根太の厚みを落としてゴミが流れるスペースを確保し、
床板のレッドシダーはこの形状に工場加工した後、防腐注入処理しました。
さらに、定期的に床下のお掃除をしていただけるよう、
床板をパネル化しました。
当時の私の業務日誌には、
「『上で寝転べるくらいきれいになった』と喜んでいただきました。」
と記していました。
そして16年が経過し、
ハードウッドでやりかえてほしいとの連絡がありました。
見た目はすっかりシルバーグレーで、
木目が浮き出でコケが生えてという状態ですが、
深刻な腐朽はありませんでした。
やはり、
レッドシダーでも適正に設計し、
メンテナンス=掃除をしっかりしていれば、
本来の耐朽性を十分発揮できるのだと革新しました。
かえっていい雰囲気を醸し出しており、
撤去材を何かに利用したいと思うぐらいです。
ハードウッドに改修するとなると板の反りが激しく、
重量も相当なものになるので、
パネル化するというわけにはいきません。
でも、落ち葉が集う環境に変わりはありません。
また難題を頂きました。

実はこれ、2代目です。
初代は施工後4年でシロアリにやられてしまいました。
当社最短記録です。
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ご覧のように、地面を掘り込んだところにはめ込むような仕様で、
ウッドデッキにとっては最悪な条件です。
下は土間コン仕上げとなっているのですが、
土間コンとフロアのレベル差が少なく、
根太がゴミをせき止めてしまいます。
さらに、
土間コンの勾配がゆるく、水が流れにくい。
さらにさらに、
周りは落葉樹だらけで落ち葉が床下に落ちる。
という悪条件の塊で、シロアリの餌食になってしまいました。
当時はウッドエクステリア以外の外構工事は請け負っておりませんでしたので、
このようなデザインは当社で考えたとは思われませんが、
初代の施工時のことを知るものがいないのでわかりません。
ただ、
端部の根太をブロック塀にぴったり寄せて施工しており、
ゴミや雨水が逃げない構造になっていたのは、
明らかに当社の施工設計のミスです。
で、16年前に私が改修工事を担当しました。
根太の厚みを落としてゴミが流れるスペースを確保し、
床板のレッドシダーはこの形状に工場加工した後、防腐注入処理しました。
さらに、定期的に床下のお掃除をしていただけるよう、
床板をパネル化しました。
当時の私の業務日誌には、
「『上で寝転べるくらいきれいになった』と喜んでいただきました。」
と記していました。
そして16年が経過し、
ハードウッドでやりかえてほしいとの連絡がありました。
見た目はすっかりシルバーグレーで、
木目が浮き出でコケが生えてという状態ですが、
深刻な腐朽はありませんでした。
やはり、
レッドシダーでも適正に設計し、
メンテナンス=掃除をしっかりしていれば、
本来の耐朽性を十分発揮できるのだと革新しました。
かえっていい雰囲気を醸し出しており、
撤去材を何かに利用したいと思うぐらいです。
ハードウッドに改修するとなると板の反りが激しく、
重量も相当なものになるので、
パネル化するというわけにはいきません。
でも、落ち葉が集う環境に変わりはありません。
また難題を頂きました。
タグ : ウッドデッキ
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