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2016.02.05 (Fri)

大阪市生野区H保育ウリンデッキ

00-P1200536.jpg

大阪市生野区H保育園ウリンデッキをご紹介させていただきます。



【More・・・】



この保育園さんでは数々のお仕事をさせていただいております。

詰め合わせデッキがその代表格。


今回は系列の保育園でのウッドデッキ工事です。



DSC_1020.jpg

園舎と境界フェンスの間にウッドデッキを施工します。

幅2m弱、長さは通用口を挟んで7m+14mです。


以前ウッドデッキがあったそうです。



DSC_1000.jpg

14m側です。

このサッシからの出入りがメインとなります。

レンガ面まで60mm前後しかなく、

床下構造を切り欠いて薄くしなければなりません。



DSC_1014.jpg

7m側にも小さいですが同様のサッシがあります。

コンクリート製の花壇があるのですが、

阪神大震災の影響で部分的に傾き、

レベルの合わせようがありませんでした。



DSC_0843.jpg

境界際には側溝があり、

掃除ができるようにしておかなければなりません。



DSC_1015.jpg

会所桝も盛り沢山です。



DSC_0842.jpg

デッキができると、この鉄条網が気になります。

園児が登ると危険ですし、

イメージ的にも良くないので、

カットします。


DSC_0997.jpg

また、ボルトの先も危険です。

当初は板を貼ってカバーするという計画でしたが、

コストダウンのため、

ボルトの向きを差し替えて危険度を下げました。



では、完成です。
00-P1200555.jpg

木材はウリンを使用致しました。



P1200522.jpg

こちらは7mの方です。



P1200524.jpg

掃き出し窓、通用門、花壇、レンガ張りのステップの微妙な位置関係を考慮し、

安全で使いやすいようにデッキとステップの形状を考えました。



P1200533.jpg

通用門は最低限度の90度+α開くように。

各部の段差が大きくならないように。



P1200525.jpg

掃き出しからの出入りもスムーズに出来ます。



P1200531.jpg

わかりづらいですが、

右側はデッキの方が、

左側は花壇の方が高くなっています。

デッキは水平に施工していますので、

これだけ傾いているのです。



P1200528.jpg

点検口が二枚並んでいます。

レッドシダーなら1枚で大丈夫な大きさですが、

ウリンでは持ち上がりません。



P1200530.jpg

床板は千鳥張りで1枚おきに継ぎ目を変えています。

施工は手間がかかりますが、

強度、耐朽性ともにアップします。



P1200559.jpg

ブロックより少しフロアレベルが上がりました。

鼻隠しを付けず、床下の痛風を確保します。


ウリンなら問題ないとは思いますが、

風通しを良くしておくに越したことはありません。




P1200534.jpg

では、そろそろ大きい方のデッキへ移動しましょう。



P1200563.jpg

こちらは14mの方です。



P1200564.jpg

掃き出し窓、通用門、花壇、レンガ張りのステップの微妙な位置関係を、

安全で使いやすいようにデッキとステップの形状を考えました。



P1200541.jpg

各部の段差が大きくならないように。



P1200543.jpg

掃き出しからの出入りもスムーズに出来ます。



P1200546.jpg


わかりやすいですが、

右側はデッキのほうが、

左側は花壇の方が高くなっています。

デッキは水平に施工していますので、

これだけ傾いているのです。



P1200545.jpg


ッフェンス際に点検口が並んでいます。

側溝の掃除用ですが、

全て蓋にしてしまうと強度が出ませんので、

根太1スパンおきに固定床と蓋としています。



P1200551.jpg

床板は千鳥張りで1枚おきに継ぎ目を変えています。

施工は手間がかかりますが、

強度、耐朽性ともにアップします。



P1200558.jpg

ブロックより少しフロアレベルが上がりました。

鼻隠しを付けず、床下の痛風を確保します。


ウリンなら問題ないとは思いますが、

風通しを良くしておくに越したことはありません。



P1200549.jpg

ん~、省エネブログもここまでです。

柿の木はこちらにしかありません。



本当は大きめに穴を開けておきたいのですが、

小さな子どもたちが足先を突っ込んだり、

おもちゃが頻繁に落ちるようではいけないので、

3センチほどのクリアランスに留めました。



けっこう斜めに生えているので、

穴も勾配をつけて開けています。


親方の職人魂です。





と、ここまででいったん完了したのですが、

後日追加工事がありました。



DSC_1228.jpg

やはりフェンスのボルトが気になるというj事で、

柱カバーを取り付けさせていただきました。



DSC_1229.jpg

duウッドという人工木材です。

以前輸入していたもので、在庫処分です。

これは中空ではなく中が詰まっているので、

木材同様に『削ったり穴あけしたり出来ます。



DSC_1230.jpg

点検口の上は短くし、蓋を開けられるようにしています。



ウッドデッキで遊ぶ園児の姿はまだ見られませんでしたが、

いったん下に降りずに、

ネットフェンスに雑巾を干しに行ける保育士さんたちは、

随分便利そうでした。




以上、

子どもたちの

「おにいさん、がんばってー!」

という応援により完成したウリンデッキでした。


タグ : 大阪府ウリンウッドデッキステップ点検口教育施設

23:51  |  ウリンデッキ  |  コメント(0)

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