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2017.03.30 (Thu)

大阪木材工場団地協同組合看板改修

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大阪木材工場団地共同組合さんの看板改修工事をさせていただきました。



【More・・・】




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当社の所属する大阪木材工場団地の入り口にその看板があります。

国道309号線の「木材団地」という交差点です。

南向きで進んでくると、左奥の角です。



ちなみに、

ここを左折し、2個目の信号の左手前角が当社です。



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30年ほど前に当社で施工したという既存看板。

CCAという、今では使われなくなった防腐性の高い薬剤を注入していたので、

これだけ長い間立っていられましたが、

上から腐ってきて、表示面も侵食されています。



当初は5年程度寿命を延ばすという目的で、

この看板にかぶせるような形で改修するつもりでしたが、

設計のために何度も足を運んで現物を確認すればするほど、

腐りが激しく、これを利用することへの不安が大きくなり、

できる限りコストダウンしますので新設させて下さいとお願いしました。



コストダウン要素は、


(1)規格外品の利用

(2)試作的デザイン

(3)大工なし施工


というおきまりのパターンです。



基礎工事だけは外構屋さんにお願いしようと思っていたのですが、

結局最初から最後までソロ活動となりました。



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既存の看板は植え込みの中に立っており、

同じ位置に再設置すると植木を傷めてしまいますので、

場所を少し移動させます。



新しい基礎をまず施工。

乾いてからレベルを測り、

工場で柱をカットします。


すべて工場で組み立て、

ユニック車で吊って基礎に落とし込むという計画です。



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近所迷惑にならないため、

朝の7:30から現場作業開始です。

おひさまが低く、逆光で見えづらいですが、

まずは既存看板を吊り上げて撤去します。


柱をほぞで入れ込んでおり、

簡単に本体が抜けました。



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柱のうち1本は腐っており本体と一緒に抜け、

残りの2本はチェンソーで根本からバッサリ。



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本体は上から1/3がやられてました。

まあ30年ですから。

今の防腐処理では10年もてば良いほうです。



そして、新たな30年選手の入場です。



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吊り下げ中に潰れないよう、

文字の保護と中心からロープがずれないよう、

専用治具を前夜に作っておきました。



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万全の下準備の甲斐がありあり、

ここまで1時間足らずです。



あとは基礎にコンクリートを充填し完成。



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ウリンの看板にペイントしたステンレスのいり文字を取り付けました。



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この看板の一番のポイントはこの本体の造形です。

ウッドデッキの床板サイズの板で、

在庫期間が長くかなり痩せて乾燥しているものを再加工し、

三次元的にランダムに重ねました。



このデザインは以前同じ敷地内に施工したネオ枕木のアレンジですので、

組合の方にもすんなり受け入れていただきました。





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ランダムといってもでたらめに重ねたわけではありません。



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切文字を浮かせて取り付けなければならないので、

全体としての盤面から一定で浮かせるため、

一番上と下から2番目、上から2番目と一番下の板をそれぞれ同じずれ幅にし、

そこを基準に文字を浮かせています。



また、文字を固定する部分はズレ幅を小さく、

文字を外れた部分は大きくして、

法則的なずれ方に見えないようにしています。



文字の取付さえ考えなければ、

板の長さも細切れに重ねるなど、

もっと自由にあそべたんですけど、

これがうまくいくかどうかが最大の悩みでしたので・・・。



文字の裏にはボルトが溶接されており、

看板に穴を開け、ボンドを入れてボルトを刺すという固定方法です。


ボルト位置の原寸型紙があるのですが、

穴開けがずれたり、型紙自体がずれている可能性があるので、

穴を開け、まず文字をさしてみて、

固いところは穴を広げてボンドを入れるという万全の手順を踏みました。



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切り文字は専門業者さんにお願いしました。

取り付けボルト位置が板の目地に来ないよう、

図面を送って何度も確認しながら進めましたが、

2箇所、目地にピッタリ当たっていました。

型紙に板の目地と中心線が引かれていたので、

2箇所だけ勘違いされたのでしょう。



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柱にはあえて粗挽き材を使用しました。

玄関アプローチの枕木として紹介させていただいております。


固定ボルトのワッシャもあえて大きめのものを使用しました。


このあたりは感性です。

明確な理由はありません。



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看板本体をしゃくって柱を固定『しています。

先程の計算されたランダムさは、

このシャクリの深さを一定にするためにも必要でした。



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交差点の反対側から。

もう少し大きくても良かったかなと思うのですが、

予算が・・・。



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近年異業種が大勢を閉めるようになってしまいましたが、

木材工場団地の名ににふさわしい看板になったのではないでしょうか?


あまりデザイン重視の設計をすることがないのですが、

いろんな人に褒めていただき、

いい気分です。








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タグ : 大阪府 ウリン 看板 サイン 別注商品 店舗・施設 改修

21:39  |  施工例  |  コメント(0)

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