2009.05.08 (Fri)
カーポートデッキ進化論
デッキですかあぁーーーっ!
デッキがあればなんでもできる。
デッキがあればおちびちゃんの放し飼いもできる・・・・。
今日は5月8日です。
真面目に施工例紹介をする記念日です。

以前予告しておりました、
枚方市Y邸カーポートデッキをご紹介します。
造園業者さまの下請け工事です。

車1台分の大きさです。
正面に見えるサッシから出入りできるようにとのことですが、
ご覧の通り、高さがあまりありません。

ハイルーフ車なら2100mmの天井高が欲しいところです。
幸い、施主さまは現在のところハイルーフ車ではありませんが、
それでも1800mmぐらいは最低欲しいです。
もう一台分の注射スペースが別にあるので、
将来ハイルーフ車に乗り換えられても大事腰部です。
サッシから階段でデッキ上に上がるようにせざるを得ませんが、
デッキが高くなると、今度はリビングの日あたりが悪くなるし、
2階ベランダで頭がつかえてしまいます。
鉄骨を含め、なるべく薄くて強度を保持できる構造を考え、
床板も通常より5mm薄く削ったりして、
なんとか両立できるように仕上げました。

材種はいつものウエスタンレッドシダーです。

屋根は暗くならないようにとホワイトになりました。
私は木の色と合わせやすい黒やダークブラウンをすすめがちなのですが、
ホワイトもいいものですね。
お客様に教えられました。
天井高は1900mm確保できました。

お子様を遊ばせておくのが最大の目的だそうです。
十分な広さですね。

放し飼い状態にするための扉も装備。

施錠もできるようになっています。

リビングのフロアからデッキのフロアレベルまで510mm、
そこから1000mmの手摺が立ち上がっているので、
リビングはやっぱり少々暗くなってしまいます。
この部分だけ板のピッチを広くし、採光性をアップする提案もしたのですが、
「このままでいい」と元請さんに言われました。
ところが、後日撮影のためにお伺いすると、

アクリル板に変わっていました。
最初から言ってくれれば
こちらで作らせてもらったのになあ・・・。

階段は現場条件に合わせるために手間をかけました。
一番下の段はリビングのフロアレベルに合わせ、
ウッドデッキのフロアまでの均等割り。
現場手間を少なくするために工場加工しました。
ということは、あらかじめ実測がしってり出来ていないと、
現場でえらいことになります。
また、鉄骨との頑丈な取り付けや、
サッシとの隙間をなるべく少なくするため、
ストリップ階段としました。
踏板を差込式にしたのは、
ササラ桁自体の強度を上げる為です。
軒下で、雨のかからない場所なので、
水がたまる心配もありません。

開口部にバッチリ位置が合いました。
鉄骨がほぼ図面どおりに仕上がった事もありますが、
ねんには念を入れ、鉄骨完成後に実測し、
階段の加工を始めました。
手間がかかっています。

手摺は当社定番のランダムボーダータイプですが、
今回改良しました。
1mの高さの、真ん中あたりの板の隙間が小さく見えませんか?

実は、隙間が狭いのではなく、
真ん中の板のみ、2倍の厚みのものを使用しているんです。
小さなお子様の遊び場となるので、
万が一のことを考え、強度が増す私用にしました。

「どおだ!」と言わんばかりの存在感!
柱を後方にオフセットしているので見た目もスッキリ。
車庫入れもラクラク。
施工完了後、奥様と若奥様に絶賛していただきました。
施工前からかなり期待されていたので、若干プレッシャーを感じましたが、
喜んでいただけて、こちらもそれが何よりです。
カーポートデッキは現場を重ねるごとに進化しています。
現場状況に左右されるため、完全な規格化はできませんが、
いつも困難を乗り越えることでノウハウが確実に蓄積されています。
今日もカーポートデッキの打ち合わせにいってきました。
また、お客様に喜んでいただける最高傑作を目指します。
デッキがあればなんでもできる。
デッキがあればおちびちゃんの放し飼いもできる・・・・。
今日は5月8日です。
真面目に施工例紹介をする記念日です。

以前予告しておりました、
枚方市Y邸カーポートデッキをご紹介します。
造園業者さまの下請け工事です。
【More・・・】

車1台分の大きさです。
正面に見えるサッシから出入りできるようにとのことですが、
ご覧の通り、高さがあまりありません。

ハイルーフ車なら2100mmの天井高が欲しいところです。
幸い、施主さまは現在のところハイルーフ車ではありませんが、
それでも1800mmぐらいは最低欲しいです。
もう一台分の注射スペースが別にあるので、
将来ハイルーフ車に乗り換えられても大事腰部です。
サッシから階段でデッキ上に上がるようにせざるを得ませんが、
デッキが高くなると、今度はリビングの日あたりが悪くなるし、
2階ベランダで頭がつかえてしまいます。
鉄骨を含め、なるべく薄くて強度を保持できる構造を考え、
床板も通常より5mm薄く削ったりして、
なんとか両立できるように仕上げました。

材種はいつものウエスタンレッドシダーです。

屋根は暗くならないようにとホワイトになりました。
私は木の色と合わせやすい黒やダークブラウンをすすめがちなのですが、
ホワイトもいいものですね。
お客様に教えられました。
天井高は1900mm確保できました。

お子様を遊ばせておくのが最大の目的だそうです。
十分な広さですね。

放し飼い状態にするための扉も装備。

施錠もできるようになっています。

リビングのフロアからデッキのフロアレベルまで510mm、
そこから1000mmの手摺が立ち上がっているので、
リビングはやっぱり少々暗くなってしまいます。
この部分だけ板のピッチを広くし、採光性をアップする提案もしたのですが、
「このままでいい」と元請さんに言われました。
ところが、後日撮影のためにお伺いすると、

アクリル板に変わっていました。
最初から言ってくれれば
こちらで作らせてもらったのになあ・・・。

階段は現場条件に合わせるために手間をかけました。
一番下の段はリビングのフロアレベルに合わせ、
ウッドデッキのフロアまでの均等割り。
現場手間を少なくするために工場加工しました。
ということは、あらかじめ実測がしってり出来ていないと、
現場でえらいことになります。
また、鉄骨との頑丈な取り付けや、
サッシとの隙間をなるべく少なくするため、
ストリップ階段としました。
踏板を差込式にしたのは、
ササラ桁自体の強度を上げる為です。
軒下で、雨のかからない場所なので、
水がたまる心配もありません。

開口部にバッチリ位置が合いました。
鉄骨がほぼ図面どおりに仕上がった事もありますが、
ねんには念を入れ、鉄骨完成後に実測し、
階段の加工を始めました。
手間がかかっています。

手摺は当社定番のランダムボーダータイプですが、
今回改良しました。
1mの高さの、真ん中あたりの板の隙間が小さく見えませんか?

実は、隙間が狭いのではなく、
真ん中の板のみ、2倍の厚みのものを使用しているんです。
小さなお子様の遊び場となるので、
万が一のことを考え、強度が増す私用にしました。

「どおだ!」と言わんばかりの存在感!
柱を後方にオフセットしているので見た目もスッキリ。
車庫入れもラクラク。
施工完了後、奥様と若奥様に絶賛していただきました。
施工前からかなり期待されていたので、若干プレッシャーを感じましたが、
喜んでいただけて、こちらもそれが何よりです。
カーポートデッキは現場を重ねるごとに進化しています。
現場状況に左右されるため、完全な規格化はできませんが、
いつも困難を乗り越えることでノウハウが確実に蓄積されています。
今日もカーポートデッキの打ち合わせにいってきました。
また、お客様に喜んでいただける最高傑作を目指します。
ともぞう |
2009.05.11(月) 01:52 | URL |
【編集】
ともぞうさん
憶えていただいていましたか。
さすが、とともに、感謝です。
ということは、もう1件保留中のウリンデッキも憶えていらっしゃるかもしれませんね。
早く編集しなくては。
憶えていただいていましたか。
さすが、とともに、感謝です。
ということは、もう1件保留中のウリンデッキも憶えていらっしゃるかもしれませんね。
早く編集しなくては。
トヨキチ |
2009.05.11(月) 08:09 | URL |
【編集】
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楽しく拝見させていただきました。
トヨキチさんが気合をいれて書いてくださる日はこちらも気合がはいります。