FC2ブログ
2019年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

2009.05.12 (Tue)

ウリンデッキ1号

本日の施工例は、
おそらく当社のウリンデッキ施工第一号、
羽曳野市、N邸です。



09_20090509165006.jpg


【More・・・】

実はNさま、
この10年前にも当社にウツドデッキのご注文を頂いており、
そのデッキが痛んだ為、つくりなおしたいとのご要望でした。

施工後10年経過したウッドデッキです。

08_20090509164953.jpg

ウエスタンレッドシダーです。
ちょっと植木鉢にまぎれて実態がわかりづらいですね。
痛んでいる場所は、

03_20090509164921.jpg

床板一枚が外れてしまっています。


04_20090509164928.jpg

白くみえるのが、シロアリではなく、
おそらくクロアリの子供と思います。

木材が腐朽して弱くなったところに、
アリが巣を作ったのでしょう。

02_20090509164915.jpg

ウッドデッキが早期腐朽する原因は大きく分けて3つ。
①四方を壁に囲まれているなど、床下の通気性が極端に悪い。
②設計そのものが雨水が溜まりやすい構造であるる
③デッキ上でプランターや植木鉢を常に同じところに設置している。

こちらは③が原因です。
こうなると、毎日水遣りをしているので、常にデッキは湿った状態です。
さらに、床下の目地には枯葉や土が溜まり、
それがまた常に水を含んだ状態になっています。

しかし。レッドシダーが外構材として輸入され始めた頃は、
カナダ、アメリカでの実績や、公の文献のデータに頼るしかなく、
10年以上の耐久性があると考えられていた為、
こういう使用上の注意は、
当時の営業マンもお伝えしていなかったのかもしれません。

ちなみに、
「レッドシダーは5年もたない」
という文をネットで見たことがあります。

そういうこともありますが、それが全てではありません。

正直に申しますと、
昔、当社の施工例でも、
不適切な使用方法のために4年で腐朽してしまったことがあります。
(ウッドデッキではなく、土留めのような使用方法でした。)

しかし、それはあくまでも仕様が不適切であっただけで、
適切な仕様と、
適切な使用方法を守れば、
5年で腐るというのは考えにくい材です。
実際、当社の施工で、
10年以上誤使用いただいている例はたくさんあります。


話を戻しまして、
ウッドデッキを全面的にやりかえることになったN邸ですが、
リニューアルするウッドデッキをどんな材質を使用するか迷いました。

この頃、すでにハードウッドは、
公共工事ではよく使用していました。

ただ、
土足歩行が前提の公共のデッキに対しも
一般住宅のデッキは、
いちおうお断りしていますが、素足や靴下で使用されたり、
手摺のあるものがほとんどだったので、
ハードウッドは感触が堅く、
ササクレになると鋭く危険な為、
あまりお勧めしていませんでした。

しかし、
ウッドデッキも広く認知され、
ウッドデッキら対する要求の変化が見え始めた頃でした。

Nさまの生活スタイルや、
お庭の環境を考慮すると、
やはり耐久性は最重要視しなければなりません。

この頃のハードウッドはイペが主流でしたが、
少し前に構造材として使用したウリンがいい感じだったので、
ご提案してみると、気に入っていただけました。


09_20090509165006.jpg

広角に弱いデジカメでしたので、
限られた空間ではなかなか全体を写せません。
形状はほぼ前のままです。


12_20090509165027.jpg

リブ加工材を使用しました。
この頃はリブが主流で、
リブなしは裏を使いなさいと言われていました。
デジカメの性能がイマイチなので、
色が少しヘンです。

13_20090509165035.jpg

手摺のデザインもレッドシダーと同様です。
開放的でお庭との断絶がなく、
草花を好まれるNさま向きのデザインです。


10_20090509165013.jpg

実は手摺材もリブ加工材です。
デザイン的に私は好きです。

11_20090509165021.jpg

40mm×150mmの材を使った階段。
「このサイズはもう安定供給されない」と何度かブログで書きましたが、
入るようになりました。
早速次の現場で使用決定です。


07_20090509164945.jpg

デッキへつながるこの通路、
米松の防腐注入材を敷き詰めていたのですが、
これも痛みが激しかったので、
枕木でリフォームしました。


01_20090509164906.jpg

両脇は土留めです。
かなりの本数を使いました。
枕木は重いし防腐剤で汚れるし、
運ぶのが大変です。


もう、このデッキも7年ほど経過しています。
今はどのようになっているのか、
また見せていただきに伺いたいと思います。


テーマ : お仕事日記☆ - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : 大阪府 ウリン ウッドデッキ ステップ オープンフェンス 改修 外構

21:56  |  ウリンデッキ  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

Comment

きれい!

凄く綺麗ですね~~こういうのを見ると「職人さんの仕事だなぁ」と思います。でも高そう。。トヨキチさんの会社のデッキは注文建築だから高いだろうなぁ・・といつも思っています(^_^)
三毛猫 |  2009.05.12(火) 20:01 | URL |  【編集】

Re: きれい!

三毛猫さん
アップ早々のコメントには、
コメント早々のコメント返しです。

ちょっといい写真がないなあと思っていたのですが、
きれいと言っていただいてうれしいです。

当社では「安かろう悪かろう」は絶対しませんが、
予算が少ない方には、それなりの工夫をした提案を
させていただきますよ。

数字だけの比較なら高いかも・・・。
でも、満足していただけてるんじゃないかなあと思っています。
トヨキチ |  2009.05.12(火) 20:16 | URL |  【編集】

No title

よく自身が見積を頂いた際に材を
指定されていることがあったのですが、
イペ、ジャラ、ウリン、レッドシダーとか
どんな特性があるんですか?
どういう条件にどういう材を使うといいんだろう?
と以前からとても気になっていました。
御社がウリンを使用されることが多いのも
何かメリットがあるんでしょうか?
ともぞう |  2009.05.13(水) 00:40 | URL |  【編集】

Re: No title

ともぞうさん

長くなりそうなので、ブログ本文にあげますね。
トヨキチ |  2009.05.13(水) 16:09 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://wooddeckblog.blog44.fc2.com/tb.php/177-7a8c13e9

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |