2018.08.10 (Fri)
縁台 will always love you ~ 大阪市平野区T邸ウリンデッキ

大阪市平野区T邸ウリンデッキです。
【More・・・】

間口2m×出幅900mmの濡縁をご希望です。
小さくても大きくても一日で施工できる大きさであれば施工費は同じなので、
本来小さいウッドデッキは割高感が否めません。
ただ、
この大きさであれば大工なしで施工可能です。
現場は自宅と会社の中間ですので、
通勤途中で現場確認可能で経費削減できます。
また、
倉庫を確認すると再加工して使用できる床板在庫がありましたので、
お客様にとっては割安できれいな部材が手に入り、
当社にとっては在庫処分できるという、
お互いにとってのメリットがあります。
概算のお見積りでOKをいただき、
現場確認とともに束石を設置しレベル実測することで、
工場で仮組みし、
現場施工小一時間という合理的な流れを作りました。
ちなみに、
この束石設置時に思いっきりゴムハンマーで束石を叩いたのがたたり、
痛めた右肘がまだ治っていません・・・。
テニス肘だそうです。
どうでもいいですね、はい・・・。

木材はウリンです。
ゴールデンウィーク前の施工ですので、
完成後3ヶ月経過しています。
意外と色ムラができているなあと思いながら、
施工直後の写真を見ると、

当初から色ムラがありました。
施工時にデジイチを忘れてしまい、
とりあえずIphoneで撮影したのですが、
ちゃんと撮影しておきたかったのであらためてお伺いしました。
新旧おりまぜてアップしていきます。

鼻隠しのない濡縁タイプ。
和風庭園なのでこのタイプが似合います。

床板の鼻先はぐるりと面取りしています。
角が立っていては危ないですから。

出幅が小さいので、
不安定な場合は建築基礎への固定も考えていましたが、
ウリンの重量でびくともしませんでした。

なんとなく木琴のよう。

大引は通常より高さのあるものを小端立てで使用。
束の数を減らすことと、
鼻隠しがない状態で見栄えすることが目的です。

床板を2列の大引だけで固定すると、
反りが出ると抑えが効かなくなり、
鼻先がバタつくという難点がありますが、
在庫期間が長いものを再加工しておりますので、
問題ありませんでした。

こんなに立派ではありませんでしたが、
実家の中庭を思い出します。
施主様も私の母と同年代なので、
まるで親孝行をしている感覚でお仕事させていただきました。
ありがとうございました。
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