2018.08.24 (Fri)
ウッドデッキ遍路2番札所 ~香川県仲多度郡I邸SE-WOODデッキ

香川県仲多度郡I邸SE-WOODデッキです。
5月の1番札所に続いて、
四国巡礼ウッドデッキツアーです。
【More・・・】
1番札所同様、
最初はキットデッキのお問い合わせでした。

間口が7mあり、やはりキットとしては大型です。
また、土間コンに微妙な勾配があるため調整束をご希望でしたが、
フロアレベルが低くて対応できませんでした。
ただ、出幅は1500mm以内なので、
大引きは2列ですみ、
大工さんなしでも施工できそうです。
1番札所で味をしめたので、
ダメモトで出張施工をご提案したところ、
ご依頼いただけることになりました。
あらかじめ図面を作成し、
上司との日帰りの現場確認で束の位置を出してレベル測定まですませ、
工場で束の長さをカットし、大引に取り付けておきました。
現場ではカット作業無しで組立のみとしました。

朝、会社へ出勤してそのたのしごとの段取りを済ませ、
9時に出発。
現場に14時到着し施工。
何かトラブルがあったり、
暗くなって完成写真が撮影できなかった場合を考慮し、
近くのビジネスホテルで1泊し、
問題なければ朝食後帰路につくという緻密なスケジュールです。
結果、問題なく完成しました。

W7070×D1450

木材は新商品の『E=WOOD』です。
ニュージーランド産のパイン材に、
人工乾燥と加圧防腐注入処理工程を効率よく組み、
中心部までしっかり防腐剤が注入されつつ乾燥率が高く、
寸法安定性に優れているというものです。

板材はすべて柾目挽きしているため、
曲がりが少なく、
無垢材ではもっともササクレになりにくい素材です。

これは無塗装材で、
このオリーブ色は防腐剤に含まれる銅の発色によるものです。
ハードウッドではないので、塗装してもちゃんと定着します。

ただ、
輸入元のニュージーランドでは30年保証しているほどの高い耐久性なので、
この色さえお気に召せば、塗装の必要性は低いです。

上には屋根、下は土間コンがあるので、
耐久性は申し分ありませんね。
ちなみに、
SE-WOODは日本では当社のみの取扱商品です。

板材の片面はリブ加工してあり、
お好きな方をお選びいただけます。
今回はフラット面を使用しましたが、
木口が見えるところはこのようになります。

現場施工がスムーズにいくように、
床板をパネル組みしてありますので、
床板の真ん中に1本だけのビス止めでOKです。
ソフトウッドなので、
下穴不要でビス止めできます。
バリが出る可能性がありますが、
そこはちょっとしたコツでこのように美しく仕上がります。
柾目なので、普通に打っていっても大丈夫かもしれません。

今回はオーダー施工なので、
床板、鼻隠しの木口は面取りしています。
オーダーならではの心配りです。

ステップはサービスです。
出張費をご負担頂いてまでご依頼頂いたことへの感謝の気持ちです。

洗濯物干しとして、
お子様の遊び場として、
家族団らんの場として、
いろいろ有意義に活躍してくれそうです。
香川遠征ということで、
やはり一食は讃岐うどんを食べたくて、
うどん屋さんを調べていました。
ただ、
終わる時間がどこも早く、
18時にはだいたい閉店してしまうので、
現場到着前の昼食としてお店を物色していると、
上司いわく、
「昨日のお昼もうどん食った・・・。」
食に関するこだわりのない上司なので、
かまわず讃岐うどん屋に突入しようと思っていました。
が、
想定外の事故渋滞連発で、
到着時間が遅れそうになりました。
時間を押してまでうどん屋さんに行く危険性と、
上司への情が頭をよぎり、
サービスエリアで我慢することにしました。
それでも夕飯のうどんに一縷の望みを託し、
カレーライスを受け取り席についた正面には、
目を疑うような光景が!
白い太麺が盛られたどんぶりをお盆に乗せた上司到着。
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・・・・
情け無用でした・・・。
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