2019.04.17 (Wed)
引き継がれた快適空間 ~東大阪市Y邸ウリンデッキ

東大阪市Y邸ウリンデッキです。
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既存のウッドデッキが腐ってしまったので、
新調したいとのご依頼です。

確か施工後十数年経過しています。
現場確認のために歩いていると、
私の体重ではあらたに踏み抜いてしまいそうです。
床高が低く、壁に2方向と1/3ぐらい囲まれているため、
床下換気状態はよくありませんが、
下が土間コン仕上げで排水面は考えられており、
レッドシダー製ウッドデッキとしては平均的な耐久性といえるでしょう。

ウッドデッキがあってこそ成立するといった空間です。

周囲からの視線を気にすることのないアウトドアプライベートスペース。
和風庭園に面した落ち着いた空間で、
施主さまがいかにこのスペースに愛着があるかをお伺いしました。
用途やご要望をお伺いしながら、
良いところは変えず、
より快適に過ごしていただけるウッドデッキになるよう
考えさせていただきました。

高耐久ウリン材を使用しました。
大きさは変わっていません。

目隠しも落下防止も必要ないので、
手摺はシンプルに仕上げ閉塞感が出ないように。
簡易ベンチにもなるよう高さを抑えています。

笠木の下の桟は、
デザインのシンプルさを維持しつつ、
柱間に突っ張ることで水平、垂直方向の補強になっています。

そして、旧デッキにもあった三本柱を再現。
紐をくくって物干しにされていました。

あえて手摺柱と共有しませんでした。
コストを抑えて強度を確保する構造になっています。

角はこんなに複雑になりました。

柱だけ伸びているのはサマにならないかと、
遊び心で勝手に溝を付けました。
施主さまはこれを利用してワイヤーを結び付けておられました。

気を利かせてステンレスパイプなりワイヤーなりを、
こちらで取り付けておけばよかったかなと、
少し反省しております。

この部分は手すりを無くしました。

きっと事情があって旧タイプでっきでは閉鎖されていたのだと思いますが、
ライフスタイルも変化されていることと思い、
開放感と利便性を考えてご提案しました。

ウリン製となり、耐久性は倍以上にアップしました。

さらに念には念をということで、
鼻隠しを取り付けず、床下の風通しを良くしました。
和風庭園にマッチする濡縁風デザインにという意図もあります。

さまざまな動線の中心にこのウッドデッキあが位置しています。

オーニングを広げるとさらに快適な時間も多くなりますね。
ちなみに今回は施工後三週間経過した画像なので、
少し色が深まっています。
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