2019.10.16 (Wed)
木材使用=CO2削減

とあるベルギーの植物園内にある、
木材産業に関する展示室に、
このような展示があります。
【More・・・】
左から、木材、コンクリート、プラスチック、鉄という建築資材が並んでおり、
その後ろの筒は、それぞれの建築資材1kgの生産にかかるCO2発生量を表しています。
添えてある展示パネルには、下のようなことが書かれています。
コンクリートや鉄のような建築材料の製造には、
多くのエネルギーがかかります。
エネルギー源として化石燃料を使用すると、
CO2排出コストがかかります。
これは木材には当てはまりません!
完全に成長した木は、
木を形成するためにすでに大気から大量のCO2を抽出しているため、
実際に木材を建築材料として使用すると、
大気中へのCO2の「負の排出」、つまりCOの2減少につながります!
そうなんですよ。
実は成熟した木はCO2を体内に溜め込んでいるため、
建築資材として使用することで、
生産にかかるCO2を大きく上回るCO2貯蔵庫として機能することになります。
逆に、成熟した木を放置しておくと、
呼吸量が光合成量を上回り、
CO2排出源となってしまいます。
ゆえに、
木材を使用することはCO2の排出を抑制し、
地球温暖化対策になり、
先日のような自然災害を抑制できるかもしれません。
単純計算すると、
木とプラスチックを混ぜた人工木材では、
-1518+2130=612gCO2/kg
となり、
プラスチックと混ぜてしまうとCO2排出源となってしまいます。
どちらがエコロジーでしょうか?
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