ウッドデッキ倶楽部

南河内郡太子町Y邸ウリンデッキをご紹介します。

出来たてのホヤホヤです。

【More・・・】

境界ブロックまで1100mm弱、

この隙間をウッドデッキで埋めます。





建築とブロックは平行ではありません。

当初はきっとデッキでご検討されていましたが、

斜めカットは対応できませんので、

施工までさせていただくことになりました。





デッキ本体の長さは約4.5ｍ。

材質はウリンです。





テラスの柱を」起点にウッドデッキがはじまります。





ステップは柱の内側に。

段差は約200mm。





もう一本の柱部分は切り欠かなければなりません。

キリのいいところに切り欠きが来るよう、

板割を考えました。





こちらは壁際の雨樋の切り欠き。






終点は勝手口をカバーしつつ、雨樋までで抑えるというポイントです。





終点側から見た図。

同じようにステップがつきました。





床板3枚分、

デッキ本体への入れ込みを引いて、奥行きは350mm。





鼻隠しは床板の下に入れこむ蹴込タイプにしました。





境界側に鼻隠しが取り付けられない時は、

見下ろした見えがかりを揃えるために、

この仕様にしがちです。



ちょっとしたこだわりです。





ブロックの内側が境界線なので、

床板はマイナス5mmラインで切りそろえました。





掃き出し窓の奥のほうが低くなっており、

そこからマイナス2mmでフロアレベルを合わせました。





勝手口部分は建具マイナス10mm程度。



しかし、





実は、勝手口は掃き出し窓より低いのです！





どちらの出入り口からもなるべくフラットに出入りしたいとのご要望により、

この部分がスロープになっています。


床板4枚分500mmで50mmの差です。





上から見てもわかりません。



わかっている私でも、

撮影中にフラットなつもりで歩いていると、

カクンッとなりました。





目線を下げてみてもわかりません。





このアングルだと、協会側のラインが折れていたり、

壁側のサイディングラインとの角度でわかりますね。





床板が光って見えます。


濡れているわけではありません。

表面を1mm削っているため、このように美しい仕上がりになっています。





きれいでしょ？

ここまでする必要があるのかと、

いつも自問していますが・・・。





洗濯物干しも快適になることでしょう。




ご注文を頂いた時点では年内の工程は埋まっており、

年明けの工事になりますとご連絡させていただきました。


すると施主さまより、


「正月に孫も含めあの家で家族が集まります。 」


とのメッセージが。


私、こういうお話には弱いです。

孫命の親方も、こういうお話には弱いです。

工程の隙間を縫って割り込ませました。



めでたし。


最後はバーチャルショールームで締めます。









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