2021.02.18 (Thu)
もうすぐ成人ウリンデッキ ~羽曳野市N邸ウリンデッキ18年2ヶ月経過

当社で初めてオールウリン製のウッドデッキを施工したのが
18年前です。
18歳になった長女と再開してきました。
【More・・・】
今日、打ち合わせにお伺いしたお宅の2軒となりが、
長女の嫁ぎ先でした。

これが完成時の状況です。
突然の訪問でしたが、
快く迎えていただけました。

結論から言いますと、
何の問題もなく健康そのものでした。
非常に冷えたうえに強風でしたので、
お花の保護のためのシートがめくれあがっています。
突然の方面ですし、
お客様の名誉のために。

苔は生えています。
これはどんな木材でも同じですね。

当時板材はリブ加工材しかなく、
手摺の横板もリブを化粧として使用しています。

独特な貼り方ですが、
これは以前のレッドシダーデッキのデザインを踏襲したものです。

階段も全くあぶなげがありません。

当時は150mm幅で仕上がった規格の幅広剤が合ったんです。
今は枕木用のラフ材を乾燥させ、削っています。

リブ加工面かフラット面か、
どちらを化粧面とするかお客様に確認していました。


きれいな仕上げで、
干割れが目立ちにくく、
濡れても滑りにくいというのが
リブ加工のメリットです。
反面、
土や水が滞留しやすく、
普及しやすいのではないかという心配がありましたが、
全く問題ありませんでした。

このデッキは改修工事で、
以前あったレッドシダーデッキは腐朽し、
シロアリ被害を受けていました。
植木鉢ヤプランターがこのようにたくさん置かれ、
床板の目地に土や枯葉が詰まり、
腐朽菌の温床となったためです。
デッキはウリンになっても同じように使用されていましたが、
怪しげなところは皆無です。

施主様は
「そりゃあ、腐らない木ですから大丈夫ですよ。」
とおっしゃっていました。
私は「腐らない」と断言することはなく、
ほとんど実績も情報もない当時は、
「腐らない木と言われています。」と正確にお伝えしたはずなのですが、
人の記憶はプラス面が残りやすいものです。
実用面での実績が証明され、
最強の木材であるという確証を得ることができましたが、
いちおう情報修正させていただきました。

ずっとこのデッキが気になっていました。
日本より高温多湿な産地での実績や、
京都大学による普及促進試験の結果により、
ウリンが最強であることには95%の自信があったのですが、
ウッドデッキとしての自社施工での実績が証明されたことで、
残り5%が埋まりました。
とてつもなく大きな収穫です!
ちなみに、
同時に施工した、地面に埋めた中古枕木アプローチは
10年経たずに改修されたそうです。
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