2023.01.11 (Wed)
骨折り得 ■池田市S邸カーポートデッキ■

デッキですかあぁーーーっ! !
デッキがあればなんでもできる。
デッキがあれば多々多肉植物も育つ。
久々にこの始まり方もいいものです。
何がいいかよくわかりませんが、
元気が出ます。
池田市S邸カーポートデッキ、
本体は2022年5月完成、
すべての完成は10月です。
W6m×D3.3m×H3.6m(メインデッキ部)
手摺H1.3mランダムボーダータイプ
いろいろあって完成までの道のりは相当長くなりました。
いろいろあって画像は完成後5ヶ月経過しているものがメインになります。
かなり長くなりますので
お茶とお菓子をご用意の上お楽しみください。
【More・・・】
最初に現場打ち合わせでお伺いしたのが2021年1月末。
お問い合わせはその前年末でだったような気がします。

施工場所全景。
既存のカーポート、跳ね上げ式ゲート、門扉を撤去して
カーポートデッキを施工します。

当初、二階の壁を抜いて出入り口にする予定で
二階の窓の下にあるラインをフロアレベルに設定しましたが、
外階段でアプローチすることになりました。

地中配管と基礎の関係、
階段を下ろす場所とサイズの問題、
建築設備との干渉の問題、
コストを抑えつつご要望を満たす方法、
・
・
・
いつものように苦労話を書き出すと
連載記事になってしまいますので、
さっさと完成画像に進みます。

なかなかの存在感!
我ながら超かっこいいカーポートデッキができました。

車二台と自転車、バイクが停められるよう、
左前足のみデッキ外側へ突き出しています。

今回は下から攻めていきます。
ウッドデッキはW6m×D3.6mの長方形ですが、
屋根はご覧のように玄関側へ伸びています。
ガルバリウム鋼板製です。

玄関から濡れずに過車に乗れるよう
屋根だけ軒にオーバーラップさせています。

ウッドデッキにすると荷重を支えるだけの鉄骨構造が必要になり
軒に干渉してしまいます。

上から見たところ。

建築の縦樋やカーポートデッキの柱が屋根を貫く形になりましたが、
屋根担当の鈑金屋さんが完璧に処理してくれました。
餅は餅屋です。
当社のカーポートデッキは5つの餅屋チームで造っています。

建築と鉄骨構造の間にはクリアランスがあるので、
従来なら壁伝いの雨水は
そのままカーポートデッキ内にも流れてくるのですが
壁に水切り処理を施しブロックしています。
建築とは独立した屋外構造物なので
雨が入っても当然なのすが、
このような配置で建物側から雨だれが発生すると
雨漏りしているような錯覚に陥りがちなので、
事前にご意向をお伺いして水切りを施工することになりました。

雨樋の配置は
現場状況や屋根の形により毎回検討しています。

ただ、
樋を曲げる方向が悪く
ウリンのシミがカーポートの内側へ流れていたため、
この後、境界ブロック側へ流れるように改修しました。

ウッドデッキの先端部には
このようにウリンから落ちた樹液の跡がつきます。
これは完成後4ヶ月経った状態す。
一旦真っ赤なシミにはなりますが、
ウッドデッキ本体と同様にシルバーグレーに退色し
目立ちにくくなります。

基礎部。
コンクリートスラブをカットした基礎の仕上がりはこのようになります。

古いコンクリートとは収縮率の差がありますので、
最初から目地をとって後々周囲と段差ができたり
剥がれやすくなったりすることを避けています。

階段はウッドデッキから渡り廊下をのばし、
サービスヤード側に配置しました。

出幅、動線、障害物など総合的に考慮し、
ここしかないという位置です。

手摺も全てスチール製として、
最低限のスペースで機能を満たしつつ
コストも抑えています。

建築のバルコニー壁面と
奥に行くに連れて狭まっている境界線との間で
階段幅を最大限確保するため
綿密に実測し寸法を出しました。

鉄骨階段といえば踏板は縞鋼板。
費用対効果が高いですね。

階段を上がったところに防犯のため門扉を付けました。
これだけ最後に取り付けたので
真新しいウリンの色です。
「違う木材ですか?」
と、お客様に心配されました。

内部からの図。
この大きなカーポートデッキ工事の中で、
私自身一番の見せ場がここです。

ポイントはコレ。
規格品を利用した超どでかい別注ヒンジ!
屋外用木製門扉はどうしても経年変化で変形し、
室内や玄関ドア用の蝶板では
垂れてしまったり、たてつけが悪くなりがちです。

扉全体を支えるこのような面付の大型ヒンジは
海外ではあるのですが、
日本製はなかなかありません。
日本でも昔から神社仏閣の大門には使われていたのですが、
手ごろな既製品はありません。
あるにはあるのですが、
めちゃくちゃ高い!
コレです。

ずっとずっと探し続け、
ようやく流用できそうなものが見つかり、
手を加えてこの形に仕上げました。
シンプルで頑丈な造りです。
本当は溶融亜鉛めっきを施したかったのですが、
委託処理を受けてくれるところが見つからず、
自動車鈑金工場に持ち込み、
自動車用の高耐久塗装をしてもらいました。

大きい荷物を搬入するときには取り外せるよう、
抜き差し式になっていることも
大きな採用ポイントでした。

錠はステンレス製。
扉の変形にも追従し易い打ち掛け錠にしています。
ヒンジに合わせてスチールの黒塗装品にするか迷いましたが、
塗装の質によって錆びる心配があったので。

戸当りはウリンで造りました。
状況によって金物と使い分けています。

縦格子の頭は半分切り落としています。
デザイン性もありますが、
水が木口に溜まりにくくするためでもあります。

戸当り用の柱に擬宝珠的に笠木を取り付けているのも
同じ理由です。

渡り廊下は外々860mm。
コストを抑えつつ、
十分な強度と有効寸法を確保する設計です。

この部分の手摺は
シンプルに横板3段で圧迫感とコストを抑えています。
強度は問題ありません。
ここの落下防止対策はとても重要です!!
なぜかは後ほど・・・。

渡り廊下の長さは1.7m。

ようやくウッドデッキまで辿り着きました。

出幅はL3600mmの床板規格を余すことなく使えるよう
寸法設定しています。

踏み台を置けばこの腰窓からも出入り可能です。

完成後4ヶ月経過した状態。
梅雨と夏を経た4ヶ月は
他の時期より退色は早くなりますが、
まだ板ごとに色合いの差が見られますね。

手摺はH1300で少し高め。
全面道路の通行量や周囲の建築を考慮してのものです。
当初はもっと高いものをご希望でしたが、
風通しの良い場所で強度的な心配が拭えなかったので
ギリギリまで妥協していただきました。

柱間に横板を落とし込んでいるため、
表裏が同じデザインです。

横板のクリアランスは15mm、標準的な隙間です。
より目隠し度合いがわかりやすいよう
動画をご覧ください。
視点、視界などは現実では一定ではないので
実感とはどうしても乖離してしまいますが、
少しでも今後御検討される方のご参考になればと思い
毎回撮影しております。

住宅街のど真ん中に
これだけのプライベートスペースが追加で確保できると
その後のライフスタイルが大きく変わる可能性を秘めています。

「知り合いはもちろん、
道行く方からもたびたびお褒めの言葉をいただきます。」
と施主さまがおっしゃっていました。
自慢の我が子を褒められた気分ですね。

三階から撮影させていただきました。
施主さまはウッドデッキ倶楽部を熱心に御覧いただいており、
施工例紹介を念頭に、積極的にご協力いただきました。

これはお見積り依頼時にご記入頂いたアンケート用紙です。
しばらく経って気付いたのですが、
欄外にこのようなコメントがこっそりしたためられていました。
ブログ開設黎明期のドナリ文句です。
そこまでさかのぼって御覧いただいていたなんて、
幸せなことこの上ありません。
施主さまへの感謝のしるしとして
この施工例紹介の冒頭でドナリを復活させました。
どちらがお客様かわからなくなるぐらいお気遣いが細やかな方で、
それはメールの文面にも表れていますし、

お引渡し完了後も
こんな贈り物をいただきました。
このみかんは現場のお庭で取れたものなのです。

墜落現場・・・。
実は
工事中に矢印の動線で落下して、
長期離脱してしまいました。
うずくまって悶ていたのを
じっと見守ってくれていたみかんなのです。
施主さま、
ご迷惑をおかけし本当に申し訳ございませんでした。

(写真提供:インスタOB顧客警察)
お引渡し後の追跡調査によりますと、
現在はこのように多肉植物が大挙して押し寄せているようです。
お好きなことに費やすスペースとしてご活用いただけると
幸せな時間が流れていることが想像できて嬉しくなります。
骨を折った甲斐があったというものです。
うまいっ!
座布団3枚まわしときます。
最後はバーチャルショールームで。
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中川木材産業株式会社へ
HP:wood.co.jp
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o2liquor |
2023.01.19(木) 13:00 | URL |
【編集】
o2liquor さま
コメントを頂きありがとうございます。
お願いはしなくてもきっとしてくださると思っていました。
お茶とお菓子をご用意してお付き合いくださいませ。
コメント拝読にお茶とお菓子を用意したのは初めてです(笑)
パワフルなフレーズと思わず読み入る軽快な語り口調の
軽快な誤変換の間違いでは?
ブログに出逢ったのは、かれこれ十数年前のことです。
遡って読んでいただいたのかと思いきや、リアルタイムだったのですね(驚)
なかなか近くの業者さんが見つからず、
ググり下手な方で幸いです(笑)
中川木材様も遠方だと感じておりました
雪が降っても大阪の初雪にカウントされない僻地ですが、
余裕で施工範囲です。
> しかし数年前、巨大な台風が連続して襲来した折、
台風に感謝!
> 近くの業者さんは企画が合わなかったり、
途中で連絡が取れなくなったり、
そもそもお返事が無かったり、
最低三社には勝ちましたね。
恐る恐るメールを差し上げたのが2020年末でした。
こんなに腰が低いのに・・・
10数年越しに初めてお会いする豊吉様は、
想像していたよりもずっとお若くて、
歳を重ねても威厳が伴わず、ペーペーに見られます。
諸事情もあり、既存のカーポートと塀の撤去が急がれたのですが、
結果的に現場状況が把握しやすくなって良かったです(急ニマジメ)。
ご活躍をブログやインスタグラムで拝見し、超ご多忙なのも承知でしたので、
多忙アピールキャンペーン大成功です!
デッキができる日をゆっくりと楽しみにしていましたが、
誠に申し訳ありませんm(__)m
こちらの夢見がちな希望や敷地形状やコスト面などでの無理難題を
ひとつひとつじっくり聞いてくださり、
私は他人に自慢できるようなことはないのですが、
限られた条件の中でものづくりをするのは得意なのかもしれません。
入院生活中に差し入れのお菓子の箱やコヒーのカップで、
松葉杖用スマホ・ドリンクホルダーや部屋の電気のON OFF便利システムを作って
周りに褒められたとき、これが特技なのかもと思いました。
妥協と感じさせない
神経毒を盛りました(笑)
素敵な案や細やかな説明・気配りをいただきつつ、
気配りは私のほうがお腹が破裂するくらいいただきました。
夢を形にしていってくださり誠に有難うございます。
こちらこそ、自慢の施工例を実現させていただきありがとうございます。
大工さんや板金業者さんはこんなに丁寧に仕上げてくださったんだと
丹波屋を凌駕する自慢の餅屋集団です!
タイムラグがあった豊吉様
ミ、ミミガキコエナイ・・・
こだわりの扉はとても使い易く、色味もすっかり馴染んできました。
念願の大ヒンジ門扉が実現できてこちらが嬉しいです。
扉の柵の間隔と床板側面のビスの間隔が揃っているのに気付いたときは、美しすぎて鳥肌ものでした。
そ、そ、そうでしょう・・・・
実は偶然です。
鳥肌をお収めください。
落下事故があったのを聞いたのは、午前中に玄関先の鉢を割ってしまいました、と謝罪いただいたその午後でした。
そうです。鉢のたたりです。
長期に渡る療養はご自身にとってもご家族にとっても大変お辛かったでしょうし
ご家族におかれましては、邪魔者の不在を堪能されていた模様です。
中川木材様にしてもエースの不在は大打撃だったことでしょう。
掃除当番がひとり減ったと大打撃だったようです。
真下には花壇のレンガの角もありました。
頭だったら、、、背骨だったら、、、
これは本当に、ねこの反射神経でしたね。
出血ゼロは自分でも不思議なくらいです。
血の一滴を流すことも惜しむ貧乏性です。
まだまだたくさんの素敵なデッキを創り上げて幸せの輪を拡げてください!
キレイゴトではなく、
自分のお仕事がお客様に幸せになっていただくお手伝いになれば
こんな幸せなことはありません。
豊吉様と中川木材様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げております。
ありがとうございます。
入院中より2キロぐらい発展しました。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
こちらこそ、末永くお付き合いいただけましたら嬉しいです。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただき
多肉植物の増え具合と耐荷重をチェックしてくださいね。
シリマセン((笑))
コメントを頂きありがとうございます。
お願いはしなくてもきっとしてくださると思っていました。
お茶とお菓子をご用意してお付き合いくださいませ。
コメント拝読にお茶とお菓子を用意したのは初めてです(笑)
パワフルなフレーズと思わず読み入る軽快な語り口調の
軽快な誤変換の間違いでは?
ブログに出逢ったのは、かれこれ十数年前のことです。
遡って読んでいただいたのかと思いきや、リアルタイムだったのですね(驚)
なかなか近くの業者さんが見つからず、
ググり下手な方で幸いです(笑)
中川木材様も遠方だと感じておりました
雪が降っても大阪の初雪にカウントされない僻地ですが、
余裕で施工範囲です。
> しかし数年前、巨大な台風が連続して襲来した折、
台風に感謝!
> 近くの業者さんは企画が合わなかったり、
途中で連絡が取れなくなったり、
そもそもお返事が無かったり、
最低三社には勝ちましたね。
恐る恐るメールを差し上げたのが2020年末でした。
こんなに腰が低いのに・・・
10数年越しに初めてお会いする豊吉様は、
想像していたよりもずっとお若くて、
歳を重ねても威厳が伴わず、ペーペーに見られます。
諸事情もあり、既存のカーポートと塀の撤去が急がれたのですが、
結果的に現場状況が把握しやすくなって良かったです(急ニマジメ)。
ご活躍をブログやインスタグラムで拝見し、超ご多忙なのも承知でしたので、
多忙アピールキャンペーン大成功です!
デッキができる日をゆっくりと楽しみにしていましたが、
誠に申し訳ありませんm(__)m
こちらの夢見がちな希望や敷地形状やコスト面などでの無理難題を
ひとつひとつじっくり聞いてくださり、
私は他人に自慢できるようなことはないのですが、
限られた条件の中でものづくりをするのは得意なのかもしれません。
入院生活中に差し入れのお菓子の箱やコヒーのカップで、
松葉杖用スマホ・ドリンクホルダーや部屋の電気のON OFF便利システムを作って
周りに褒められたとき、これが特技なのかもと思いました。
妥協と感じさせない
神経毒を盛りました(笑)
素敵な案や細やかな説明・気配りをいただきつつ、
気配りは私のほうがお腹が破裂するくらいいただきました。
夢を形にしていってくださり誠に有難うございます。
こちらこそ、自慢の施工例を実現させていただきありがとうございます。
大工さんや板金業者さんはこんなに丁寧に仕上げてくださったんだと
丹波屋を凌駕する自慢の餅屋集団です!
タイムラグがあった豊吉様
ミ、ミミガキコエナイ・・・
こだわりの扉はとても使い易く、色味もすっかり馴染んできました。
念願の大ヒンジ門扉が実現できてこちらが嬉しいです。
扉の柵の間隔と床板側面のビスの間隔が揃っているのに気付いたときは、美しすぎて鳥肌ものでした。
そ、そ、そうでしょう・・・・
実は偶然です。
鳥肌をお収めください。
落下事故があったのを聞いたのは、午前中に玄関先の鉢を割ってしまいました、と謝罪いただいたその午後でした。
そうです。鉢のたたりです。
長期に渡る療養はご自身にとってもご家族にとっても大変お辛かったでしょうし
ご家族におかれましては、邪魔者の不在を堪能されていた模様です。
中川木材様にしてもエースの不在は大打撃だったことでしょう。
掃除当番がひとり減ったと大打撃だったようです。
真下には花壇のレンガの角もありました。
頭だったら、、、背骨だったら、、、
これは本当に、ねこの反射神経でしたね。
出血ゼロは自分でも不思議なくらいです。
血の一滴を流すことも惜しむ貧乏性です。
まだまだたくさんの素敵なデッキを創り上げて幸せの輪を拡げてください!
キレイゴトではなく、
自分のお仕事がお客様に幸せになっていただくお手伝いになれば
こんな幸せなことはありません。
豊吉様と中川木材様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げております。
ありがとうございます。
入院中より2キロぐらい発展しました。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
こちらこそ、末永くお付き合いいただけましたら嬉しいです。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただき
多肉植物の増え具合と耐荷重をチェックしてくださいね。
シリマセン((笑))
トヨキチ |
2023.01.27(金) 12:59 | URL |
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乱筆乱文にて恐れ入りますが、長くなりますので、お茶とお菓子をご用意してお付き合いくださいませ。
デッキですかあぁーーーっ!?
デッキがあればなんでもできる!!
パワフルなフレーズと思わず読み入る軽快な語り口調のブログに出逢ったのは、かれこれ十数年前のことです。
ガレージの上をデッキにしたくてネットでいろいろ検索するのですが、なかなか近くの業者さんが見つからず、中川木材様も遠方だと感じておりました。
しかし数年前、巨大な台風が連続して襲来した折、既存のカーポートが傷んでしまい、燻っていたカーポートデッキの夢がにわかに再燃したのです。
何社か見積もりをお願いしたのですが、近くの業者さんは企画が合わなかったり、途中で連絡が取れなくなったり、そもそもお返事が無かったり、実現できるか不安になっていたところ、パソコンのお気に入りに保存していた『ウッドデッキ倶楽部』を思い出し、恐る恐るメールを差し上げたのが2020年末でした。
10数年越しに初めてお会いする豊吉様は、想像していたよりもずっとお若くて、そして想像どおり愉しく実直な方でした。
諸事情もあり、既存のカーポートと塀の撤去が急がれたのですが、デッキの契約前にも関わらず、速やかに外構業者さんと連携し対応していただきとても助かりました。
ご活躍をブログやインスタグラムで拝見し、超ご多忙なのも承知でしたので、デッキができる日をゆっくりと楽しみにしていましたが、2022年の目標に揚げて頂いてからは、こちらの夢見がちな希望や敷地形状やコスト面などでの無理難題をひとつひとつじっくり聞いてくださり、妥協と感じさせない素敵な案や細やかな説明・気配りをいただきつつ、夢を形にしていってくださり誠に有難うございます。
それはそのままそっくり完成したデッキに現れています。
ここも、あぁここも、こんなに考えてくださってたんだ、大工さんや板金業者さんはこんなに丁寧に仕上げてくださったんだと、随所にお心遣いと愛情を感じます。
タイムラグがあった豊吉様こだわりの扉はとても使い易く、色味もすっかり馴染んできました。
どこも素敵なんですが、扉の柵の間隔と床板側面のビスの間隔が揃っているのに気付いたときは、美しすぎて鳥肌ものでした。
落下事故があったのを聞いたのは、午前中に玄関先の鉢を割ってしまいました、と謝罪いただいたその午後でした。
長期に渡る療養はご自身にとってもご家族にとっても大変お辛かったでしょうし、中川木材様にしてもエースの不在は大打撃だったことでしょう。
鉢が先にダメージを吸収してくれたのだと勝手にこじつけていますが、真下には花壇のレンガの角もありました。頭だったら、、、背骨だったら、、、本当に命があって、重篤な後遺症も避けられ何よりです。
これからも御身体にお気をつけて、まだまだたくさんの素敵なデッキを創り上げて幸せの輪を拡げてください!
豊吉様と中川木材様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げております。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただき多肉植物の増え具合と耐荷重をチェックしてくださいね。