ウッドデッキ倶楽部

宝塚市O邸花台デッキです。
何度目のリピート工事かわからないほど
たくさんのお仕事をいただいております。

ウッドデッキ工事ノリピーターってなかなかいませんし、
あっても10年、20年先の話という中で、
非常にありがたいお客様です。

宝塚方向には足を向けて目を開けては眠れません。

【More・・・】

事の始まりはこれ。
2017年12月に完成したカーポートデッキのお客様です。
過去最大の工事で見どころ満載ですが
まだ施工例紹介できていません・・・。

簡単には済ませられない内容で、
過去最長の紹介記事になること間違いなしです。

その後のお客様に
この現場のエピソードトークをよくするのですが、
画像でお見せできないので
そろそろなんとかしなくては！





で、
シャッター内はもちろんガレージなのですが、
玄関はこの突き当りを右折し
階段を上った先にあります。

この突き当りに大きめの鉢植えを置けば
ご帰宅時も、お出かけのときも目に止まり
いい感じになるのではないかということです。

その鉢を置くための花台デッキのご要望です。





この部分です。
この角に合わせて両翼1ｍの台形花台になります。



ここはもともと土で埋まっており、
この壁は土留擁壁なので、
土圧対策で下の方ほど壁が厚くなっています。

外側は垂直に仕上がっているので、
この部分は外側に倒れるように勾配が取ってあるということです。





さらに、
この真ん中の部分はアールになっています。


傾斜のついた壁とアールの壁、
さらに地面は三次元的傾斜という、
小さいけれど難易度の高いこの花台デッキを
当初ソロ施工するつもりでしたが、
現場で型取りして工場加工し、
また現場施工するという手間をかけるより
大工さんを呼んで一発で仕上げることにしました。





コンクリートの中でウリンの赤褐色が映えます。

1年ぐらいでシルバーグレーに褪色しますが
それはそれでシブくなりますね。

あくまでもお花が主役です。





奥行きは70センチ弱。
立派な鉢が置けます。





けっこう色目のバリエーションがあります。





壁と一定のクリアランスを取って
きれいにアールカットしてくれました。

アールの手前に板を置き、
複数の任意の点で壁と一定の距離で板に印をつけ、
さしがねを湾曲させて点どうしを結ぶカーブをつくり
カットラインを描いていました。





鼻隠しは床板の下に入れる「蹴込式」。

床下構造をできるだけ隠せるようにということと、
壁から離れるほど根太ピッチが大きくなるため、
下から床板を支える補強の意味合いもあります。





壁に傾斜があるため、
壁とのクリアランスを通常通りに取ろうとすると、
床板の下の角が壁に当たってしまいます。

なので、
下側を大きく面取りしています。

見えませんけど・・・。





床板の厚みの範囲でそれなのですから、
縦使いの蹴込み板では上下のクリアランスの差は
大きくなります。

ただ、
ここは床板が被さり目立たないので、
垂直方向はまっすぐカットしています。

この画像は地上20センチ、
ウッドデッキフェチ目線で撮影されております。





玄関を出ると
立派なお花が見送ってくれます。





帰宅し門を入ると、
額縁に収まった絵画のようなお花が出迎えてくれます。



う～ん・・・

長々とうんちくを並べましたが
主役がいないとあまり見栄えしませんね。



最後にバーチャルショールームをどうぞ。








追記です。


施主さまより主役の鉢植えが到着した画像をいただきました。





樹形の美しいオリーブの木ですね。





立派なシンボルツリーです。



ブログやインスタにアップできるようにと
動画も撮っていただきました。






ありがとうございました。



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タグ : ウッドデッキウリン兵庫県動画