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2008.09.16 (Tue)

「ロマンスグレー」と呼ぼうかな

デッキですかあぁーーーっ! 
   デッキがあればなんでもできる。
  デッキがあればメンテも必要?・・・・。



今日は久々にちとまじめにいきましょう。

ウリンをはじめとするハードウッドはメンテナンスフリーだと言われています。
しかし、この「メンテナンスフリー」というは、誤解を招きやすい言葉です。

ここでいう「メンテナンス」とはメンテナンス塗装」のことを指し、
ハードウッドは木材自身が非常に耐久性が高く、
防腐剤入りの木材保護塗料を塗布しなくても、
十分長持ちするということを意味するわけです。

つまり、
メンテナンスフリー = 塗装しなくいよい = 色あせない
ということではありません。

ネット世界の中で「メンテナンスフリー」と言う言葉が独り歩きし、
誤った認識をされている方がたくさんいらっしゃいます。

ですからどんな木材でも、
だいたい1年も経てばシルバーグレーに移り変わります。

ついでに言っときますけど、
ウリンは腐らない」というのも正確ではありませんから。
限りなく腐りにくい木ではありますが、
有機物である以上、腐らないとは言い切れません。
なにしろ、日本で外構用として輸入されてから
まだ10年ちょっとしか経っていませんから。


これは、施工後1年経過したウリンデッキです。

20040618 011-2

グリーンとの相性もよく、ナチュラルで落ち着いた雰囲気だと思いませんか?

グレーに変色した木材というと、
例えば公園のシーソーのように、
角がすり減って朽ちたようなイメージを受ける方も多いと思いますが、
ハードウッドの場合、その名の通り堅くて耐摩耗性に優れている為、
木材の形状事態はダメージが少なく、色だけが変化しますので、
「落ち着く」「なじむ」という表現があてはまりますね。

20040618 014-2


ちなみに、これらの写真で何か気づきませんか?

写真中央少し右側の茂みの中に、こちらをにらむ老婆の顔が・・・・・


ではなくて、

床板より柱の色の方が濃く、色が残っていますよね。

これは、
木材の色素成分が光によって水溶性に分解され、
それが雨水によって溶出していくという、
木材褪色のメカニズムによるもので、
雨水が流れやすい柱部分は、
溶出するのに時間がかかるということをあらわしています。

ということは、
ウッドデッキよりウォールフェンスの方が、
メンテナンス塗装の頻度は少なくてすむということになりますね。


話はハードウッドに戻りますが、

「いくら味わいがあるといっても、
グレーのウッドデッキはうちの家には雰囲気が合わない」

という方もいらっしゃるでしょう。
ただ、一般的に加工後間もないハードウッドし塗料の定着性が悪く、
塗装しても木地の色に負けて塗料の色が出にくかったり、
塗料がなかなか乾かず、いつまでたってもベトベトしていたり、
塗装面を歩くと簡単に色がはげたりすることがあります。

塗装される場合は、施工後3ヶ月程度経って表面がある程度荒れてから

濃い目の塗料を塗布されることをお勧めします。


それから、
干割れ・ササクレの対処や木が痩せて頭が出てきたビスの処理など、
色以外のメンテナンスはもちろん必要ですよ。


今日ご出演のウリンデッキは、
バーベキューコンロつき、
キッチンシンクつき、
ジャグジーバスつき、
特注ウリンテープルつき、
神戸1000万ドルの夜景つきという、
超セレブリティーデッキでした。

20040618 020-2

テーマ : お仕事日記☆ - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : ウリン ウッドデッキ 傾斜地 高床 階段 経年変化 兵庫県 手摺

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