2010.01.08 (Fri)
ククルカン降臨
夕べ、ヘンな夢を見ました。
芸能人水泳大会みたいなものに出場し、
競泳の出番を今か今かと待っているという状況。
結局、出番がくる前に夢は覚めましたが、
その間、コスプレしたオタク系女子3人に囲まれ、
ガンダムのオブジェの前で記念撮影をせがまれるという、
まったく意味不明の夢でした。
そんなことはどうでもいいのですが、
今日は予告どおり、新年一発目の施工例紹介です。

ご連絡いただいたのは11月半ば。
見積のご依頼をいただくと、
だいたいの誤要望をお聞きし、
概算の金額をお知らせし、
だいたい目安を知っていただいた上で
ご検討いただけるご予算なら現場確認し正式見積というのが
基本的な流れなのですが、
「もう、ホームページの写真みたいなものを施工して欲しいねん。」
と、竹を割ったような気持ちのいいお話ぶり。
「ならば」と、年末も近づいているので、
こちらも即日現場確認にうかがいました。

住宅両側の境界にブロック塀があり、

その上に縦貼り、上端は波型カットのウォールフェンスをご希望です。
ブロック上は柱ピッチで穴をふさがずに置いていただいているのですが、
w100mmのブロックなので穴が小さく、
加えて鉄筋が穴にはみ出しているところもあり、施工はちょいと面倒です。
年内現場予定の隙間に入れられそうな感じであり、
相見積もとらず、「頼む!」と言ってくださったU様の心意気にもお応えしたいので、
ちょっとがんばった金額で見積を提出。
結果は、ご予算の3割アップ・・・。
総延長が24mもありますので、いくらがんばってもある程度の予算は必要です。
私も簡単に3割引きできるほどボロ儲けの見積はしておりませんので。
ただ、このフェンスの仕様は、
少し工夫するだけで材料の無駄が省けたり、
余り材を有効利用することができるものでした。
まあ、それだけでは3割ダウンはできないので、
あとは
「職人を遊ばせておくよりいい」
という割り切った考えでの出来る限りのご協力ということで。
Uさまにその旨をお伝えし、プランをご提案、
納得していただけました。

縦板波型ウォールフェンス。

ウネウネしてるでしょ?
縦板はレッドシダーです。

規則正しい波型です。
ベニヤで定規をつくり、板を貼ってから波線を描きカット。
Uさまいわく、
「綺麗すぎる。もっとラフでよかったのに。」
ううう・・・、性格が出てしまいました。
ラフなフリーハンドでカットしてしまうと、
人それぞれの感性で仕上がりに対する満足感が変わるのが怖かったので、
図面に忠実に施工しました。

柱はアルミ核パイプです。
小さな断面で強度と耐久性を発揮するにはこれがイチバン!
横桟はサザンイエローパイン。
USJの工事をした時に余り材を加工して利用しました。
余りとはいえ、木製ジェットコースターにも使用されている木材なので、
強度、耐久性ともバッチリ!

板の隙間は30mm。
「材料減って安くなるんやったら隙間を広くしてもええよ。」
と、ただ値切るだけでなく、妥協もしていただきました。

これは反対側。まったく同じ仕様です。

こちらのブロック塀の外側は吹きつけ仕上げしています。
私道に面しています。
さっきの側は、いずれ隣に家が建つそうです。

高さは900~1000mm。
コレぐらいの高さなら、裏桟は2本でも強度的には問題ないんですけど、
板が反った場合、2本では歯止めが利かないのです。
あ、ウソついてました。
全くおなじ仕様と書きましたが、
反対側のフェンスは1050~1150mmでした。

ウニョウニョしてるでしょ?
春分の日と秋分の日、ここに陽がさすと、
家の壁にへびが現れるという、
マヤ文明チチェン・イッツァの建築法を採用しております。
なんてね~。
芸能人水泳大会みたいなものに出場し、
競泳の出番を今か今かと待っているという状況。
結局、出番がくる前に夢は覚めましたが、
その間、コスプレしたオタク系女子3人に囲まれ、
ガンダムのオブジェの前で記念撮影をせがまれるという、
まったく意味不明の夢でした。
そんなことはどうでもいいのですが、
今日は予告どおり、新年一発目の施工例紹介です。

【More・・・】
大阪市東住吉区U邸ウォールフェンスです。ご連絡いただいたのは11月半ば。
見積のご依頼をいただくと、
だいたいの誤要望をお聞きし、
概算の金額をお知らせし、
だいたい目安を知っていただいた上で
ご検討いただけるご予算なら現場確認し正式見積というのが
基本的な流れなのですが、
「もう、ホームページの写真みたいなものを施工して欲しいねん。」
と、竹を割ったような気持ちのいいお話ぶり。
「ならば」と、年末も近づいているので、
こちらも即日現場確認にうかがいました。

住宅両側の境界にブロック塀があり、

その上に縦貼り、上端は波型カットのウォールフェンスをご希望です。
ブロック上は柱ピッチで穴をふさがずに置いていただいているのですが、
w100mmのブロックなので穴が小さく、
加えて鉄筋が穴にはみ出しているところもあり、施工はちょいと面倒です。
年内現場予定の隙間に入れられそうな感じであり、
相見積もとらず、「頼む!」と言ってくださったU様の心意気にもお応えしたいので、
ちょっとがんばった金額で見積を提出。
結果は、ご予算の3割アップ・・・。
総延長が24mもありますので、いくらがんばってもある程度の予算は必要です。
私も簡単に3割引きできるほどボロ儲けの見積はしておりませんので。
ただ、このフェンスの仕様は、
少し工夫するだけで材料の無駄が省けたり、
余り材を有効利用することができるものでした。
まあ、それだけでは3割ダウンはできないので、
あとは
「職人を遊ばせておくよりいい」
という割り切った考えでの出来る限りのご協力ということで。
Uさまにその旨をお伝えし、プランをご提案、
納得していただけました。

縦板波型ウォールフェンス。

ウネウネしてるでしょ?
縦板はレッドシダーです。

規則正しい波型です。
ベニヤで定規をつくり、板を貼ってから波線を描きカット。
Uさまいわく、
「綺麗すぎる。もっとラフでよかったのに。」
ううう・・・、性格が出てしまいました。
ラフなフリーハンドでカットしてしまうと、
人それぞれの感性で仕上がりに対する満足感が変わるのが怖かったので、
図面に忠実に施工しました。

柱はアルミ核パイプです。
小さな断面で強度と耐久性を発揮するにはこれがイチバン!
横桟はサザンイエローパイン。
USJの工事をした時に余り材を加工して利用しました。
余りとはいえ、木製ジェットコースターにも使用されている木材なので、
強度、耐久性ともバッチリ!

板の隙間は30mm。
「材料減って安くなるんやったら隙間を広くしてもええよ。」
と、ただ値切るだけでなく、妥協もしていただきました。

これは反対側。まったく同じ仕様です。

こちらのブロック塀の外側は吹きつけ仕上げしています。
私道に面しています。
さっきの側は、いずれ隣に家が建つそうです。

高さは900~1000mm。
コレぐらいの高さなら、裏桟は2本でも強度的には問題ないんですけど、
板が反った場合、2本では歯止めが利かないのです。
あ、ウソついてました。
全くおなじ仕様と書きましたが、
反対側のフェンスは1050~1150mmでした。

ウニョウニョしてるでしょ?
春分の日と秋分の日、ここに陽がさすと、
家の壁にへびが現れるという、
マヤ文明チチェン・イッツァの建築法を採用しております。
なんてね~。
ともぞう |
2010.01.09(土) 23:23 | URL |
【編集】
ともぞうさん
> こういう波型って大変そうなイメージなんですが、施工って現場で波型にのこぎりみたいなものでカットするのですか?>
そうです。ベニヤで作った型で下書きして、丸のこで切ります。
> きっとなかなか充実したHPなんでしょうね。。
施工例写真がよかっただけで、
HP自体はもひとつ垢抜けてないんですよね。
> こういう波型って大変そうなイメージなんですが、施工って現場で波型にのこぎりみたいなものでカットするのですか?>
そうです。ベニヤで作った型で下書きして、丸のこで切ります。
> きっとなかなか充実したHPなんでしょうね。。
施工例写真がよかっただけで、
HP自体はもひとつ垢抜けてないんですよね。
トヨキチ |
2010.01.10(日) 01:13 | URL |
【編集】
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こういう波型って大変そうなイメージなんですが、施工って現場で波型にのこぎりみたいなものでカットするのですか?
HPの内容を拝見しての発注なんて、
きっとなかなか充実したHPなんでしょうね。。
あとで覗いてみますね。