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2011.12.16 (Fri)

羽曳野市K邸カーポートデッキ

昨年3月に施工致しました羽曳野市K邸カーポートデッキをご紹介致します。

かなりおなかいっぱいになる施工例です。


DSC07516.jpg

【More・・・】

ウッドデッキ倶楽部からのお問い合わせでした。

『フラッグシップ・カーポートデッキ』の巻をご覧頂き、

「これと同じようにして欲しい」とのことです。


まさに、

夢のある施工例を紹介で新たなお客様とのご縁を結び大儲けするお客様にご満足頂く

というウッドデッキ倶楽部のコンセプトにぴったりはまりました。



現場は当社のすぐ近く。

打ち合わせにお伺いすると、パソコンでウッドデッキ倶楽部の他の施工例もを見ながら、


「これ、うちもこんな風にしましょう。」


という風に、かなり詳しくご覧頂いておりました。



SANY0221.jpg

ベランダ壁面の開口部分をカットして出入りするようにデッキを設定します。

デッキ自体は開口部の向かって左端から右端の隣地境界まででいいのですが、

柱は敷地の両端に立てて欲しいとのご要望です。



カーポートデッキは通常でも柱間に補強が入れられないので多少の揺れが生じるのですが、

この現場の場合は柱間が10mなり、しかも二階ベランダまで高さを上げなければいけないので、

揺れが大きくなってしまいます。


せめて車3台分の幅までに抑えさせて頂くようなご提案もしましたが、

ご使用環境などを考慮し、間口10mを実現させることとなりました。

基礎や鉄骨はいつもより重厚なものとなっております。



DSC07514.jpg

家の表情がすっかり変わりました。

ウッドデッキ部分の大きさは幅4800mm×奥行き5250mm、

フロアレベルは地面から3.5mになっております。



DSC07490.jpg

なんと言っても今回最大のポイントはこの梁ですね。柱間10m!

車3台分の駐車スペースと玄関アプローチ分の幅です。



鉄骨が組みあがった状態では結構揺れ、施主さまからも不安の声が上がりましたが、

ウッドデッキ部分が組みあがることによって平面的に剛性が高まるので、

完成時には安心されていました。



DSC07441.jpg

建物側の柱は駐車に関係ないため、ウッドデッキ端部に立てています。

ただ、真下に配管があったため、ご覧のような複雑な構造になりました。

手前に出すことが出来れば簡単なのですが、今度は車庫入れ時に追突してしまいますので。



05-DSC07373.jpg

鉄骨で鳥居を組んでから本来のカーポートデッキ構造を乗せるという形です。

単純に見えますが、屋根の納まりや重量など、いろんな要素を考慮しなければなりません。




DSC07378.jpg



鳥居の右側がウッドデッキから少し出ています。理由は二つ。


まずね柱は出来るだけ端に寄せた方が駐車しやすいのですが、

ウリンのタンニンが隣地に流出するとご迷惑をおかけしますので、

あえて控えています。


そしてもうひとつのこだわりが。

鳥居の右側に偏った構造となっていますので、不安定なイメージを与えます。

鳥居がウッドデッキを貫くことにより、

デッキがしっかり鳥居の上に乗っているという安心感を表現しました。



DSC07421.jpg

感じていただけますでしょうか?

これがなかったら、右側にコロンと落ちてしまいそう。


車が1台増えました。余裕の駐車スペースです。



DSC07425.jpg

天井に吊り下げ式の収納を造りたいとのことで、

目隠しのための板張りです。



DSC07440.jpg

もちろん雨どいも完備しています。

下の通路の邪魔にならないよう、建築の縦どいにつなげています。


屋根、雨どい工事は専門の板金職人の手で施工しておりますので、

このようなことはお手のもの。



DSC07437.jpg

基礎工事は掘削時に既存タイルを丁寧に外し、

埋め戻し時にタイルも復旧しました。

こちらも専門の左官職人のなしえる技です。


奥様が感動していらっしゃいました。


今回は基礎4箇所中3箇所で掘削時に配管が現れ、

設計変更や特殊加工など苦労しました。



DSC07363.jpg

やっとウッドデッキに上がってこれました。

デッキ材はウリンを使用しています。



DSC07326.jpg

ベランダ開口部分に高さをあわせています。

施主さまはリフォーム会社を営まれており、

壁の処理は施主さまで段取りしていただけました。



DSC07396.jpg

家の中からの眺めです。

ついこの間まではすぐそこに壁があったのが、

こんなに拾いスペースが現れました。



DSC07366.jpg

ベランダ部分もウッドデッキにすればよりつかいやすくなるでしょうね(営業中)。



DSC07383.jpg

めったに撮れない画像です。

三階から撮影させて頂きました。

横幅の法が狭く、床板は横張りにしています。



DSC07361.jpg

それでも4m以上あるので土地有限会社で継いでいます。

長さが違う板を使用すると、在庫期間の長さの違いが痩せ具合の差になって現れ、

継ぎ目で段差が出来たりするのですが、

そのあたりをうまく処理してくれるのが当社の大工の腕というか、心意気です。


最高の条件を与えられて最高の仕上がりとなるのは当れ前。

与えられた条件の中でベストを尽くして最高の仕上がりにするのが真の職人だと思います。



DSC07408.jpg

ウッドデッキとしての印象を決定づけるのはやはりこの手摺ですね。

フラッグシップカーポートデッキと全く同じ仕様です。



DSC07413.jpg

既成サイズのウリン床板から間反りの少ない物を選んで製材し、

電動カンナで反り修正と直角を出し、

プレナーという設備で一定寸法に仕上げ、

トリマという機械で1本ずつ面取りをしてやっとルーバー部材が完成。

ルーハーが1本ずつはまるよう溝をしゃくった枠を作り、

ルーバーを組み込んでビス止めしてパネルを製作するという、

手間の固まりの仕様です。



などとダラダラ書く前に、

以前の記事をリンクして置けばよかった。


まあ、この手間を評価していただける施主さまでなければ、簡単にご提案できません。



DSC07324.jpg

加えて手摺柱はいつものようにスチール支柱を木材デラッピングしています。

これも支柱にあわせて硬いウリンに溝をしゃくり支柱との取り付け強度を高めるという、

隠れた部分での並々ならぬ努力があるのです。



DSC07405.jpg



角柱の複雑な加工なんてもう!

見た目は無垢の角材なので、いくら文字で書いても伝わりませんね。


構造を画像でご紹介すればいいのですが、

真似されたくないので・・・。


でも、こんな手間のかかる仕事は誰も真似しないかな?



DSC07349.jpg

手摺に関してはもう一つ見どころがあります。



DSC07348.jpg

一箇所開閉できるようにしています。

過去の施工例をご覧になってのご要望です。


ただ、ウリンですので一枚もののパネルでは引き上げるのに大変なので、

上下二分割としました。


しかし、パネルを溝に落とし込んでいるだけなので、

分割してあまりにも軽くなりすぎて簡単に持ち上がっても危険なので、

半分ではなく、上部パネルを大きめにして重量がかかるようにしています。



DSC07464.jpg

デッキ部分の面積が増えると、桁が大きさや屋根の勾配の関係で、

ハナカクシの高さも大きくなってきます。

幅広の板があまり並ぶと重苦しくなってしまうので、

細い材を挟んで緩和しています。


ウォールフェンスやデッキ手摺のランダムボーダータイプは、

こんなカーポートデッキのハナカクシについての発想から始まりました。



DSC07419.jpg

全面にウッドデッキを広げないことにより、

一階リビングへの日差しが確保されています。



ウッドデッキの乗っていない鉄骨梁は、

エントランスゲート的な存在感も表現しています。


DSC07499.jpg

ここは真正面にPLの花火が見えるそうです。

これだけの広さのウツドデッキがあれば、

たくさんのお客様をご招待できますね。



バーチャルショールームです。







Kさまから最初にご連絡いただいたのがちょうど昨年の今頃でした。

当社は年度末の繁忙期の真っ只中にあり、

私自身もあちらの山からこちらの山へと借り出されていたので、

施工完了したのは4月になってしまいました。



こちらの事情はブログでご理解頂き、

嫌な顔一つせずお待ち頂き、本当にありがたい限りです。



この間、ご希望の浮きに添うことが出来ずに他社へご注文が流れたということがありました。

工期に追われた大型物件の真っ最中でどうしようも出来ない状態ではありましたが、

本当に魅力のあるご提案が出来ていたなら、

今後長年にわたりご家族の生活の一部となるウッドデッキに関して、

目先の1ヶ月程度のことは辛抱していただけたのではないかと反省しております。


この施工例紹介で中川木材産業のカーポートデッキの魅力が伝わりましたでしょうか?

テーマ : 仕事日記 - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : 大阪府 ウリン カーポートデッキ ルーバーフェンス 施主さまのコメント

18:28  |  カーポートデッキ  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)

Comment

Re: Re: 羽曳野市K邸カーポートデッキ

Mさま

はじめまして
お問い合わせ頂きありがとうございます。

ブログの右側の下の方にめーるフォームがありますので、
そこらからご連絡いただけましたら、私に直メールが届くようになっております。
ご希望の仕様、施工地域、現場画像などご連絡いただけましたら
概算のお見積をさせていただきますし、
それ以前のおおまかな目安程度でよろしければ、
概略についてご説明させて頂きます。
『カーポートデッキマイスター』の方では、
ページ左側のカテゴリより、
施工例の大まかな価格帯別がわかるようになっておりますので、
ご参照いただけましたら幸いです。

http://carportdeck.blog134.fc2.com/
トヨキチ |  2012.01.24(火) 11:51 | URL |  【編集】

Re: 羽曳野市K邸カーポートデッキ

お世話になります。
コメント遅くなり申し訳ありません。

ウッドデッキの木の柔らかさがなんともいえず、すごくいいです。
友人たちにも好評でした。
子どもたちももう少し暖かくなったら一緒に日向ぼっこしたいと思ってます。

またご縁がありましたら宜しくお願いいたします。
近藤 |  2012.01.25(水) 22:00 | URL |  【編集】

Re: Re: 羽曳野市K邸カーポートデッキ

近藤さま

コメントありがとうございます。


>コメント遅くなり申し訳ありません。


いえいえ、
ご連絡させていただいたのは、施工例紹介のご報告と、
ウッドフェンスの件で、もしかしたらこちらの連絡をお待ちいただいているかもという心配からでして、
コメントは「お時間があれば」ということでしたので、とてもうれしいです。


> ウッドデッキの木の柔らかさがなんともいえず、すごくいいです。・・・

すごく贅沢にスペースを利用できるようになりましたね。
立地的にも、あまりご近所の目が木にならないですね。
PL花火は楽しまれたでしょうか?


> またご縁がありましたら宜しくお願いいたします。

こちらこそ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
トヨキチ |  2012.01.26(木) 09:41 | URL |  【編集】

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