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2012.06.01 (Fri)

大阪市阿倍野区K邸ウリンデッキ

久々の施工例紹介です。

大阪市阿倍野区K邸ウリンデッキ、先月完成したばかりの施工例です。


01_20120601184420.jpg



【More・・・】

お問い合わせいただいた当初はウリン、アマゾンジャラ、レットドシダーの3パターンで比較して頂き、

最終的にウリンで決定して頂きました。



00_20120601184420.jpg

変形した敷地境界と建築の間に落としこむ形状でウッドデッキを施工します。



過去にも同じ事を書きましたが、

両側に壁があり、しかも平行でない場所でのウッドデッキ施工というのは、

床板1枚ずつが長さを変えてカットしてからビス止めするという作業を繰り返すため、

非常に時間がかかります。


今回は下地が土間コンであり、広さもそんなに大きくないため、

余裕をもって作業を終えられると思っていましたが、

現場を離れたのは予想時間を3時間オーバーしていました。


01_20120601184420.jpg

ウッドデッキ5.2㎡プラスステップです。



ウッドデッキは境界のブロック内側に合わせるつもりだつたのですが、


「あんまり隙間を開けると物を落としたら取られへんで。」


という大工さんのひとことで、フェンスのラインギリギリまで伸ばしました。



手間よりも使い勝手の良さを優先して仕事をしてくれる職人さんは、そうはいません。



02_20120601184419.jpg

フロアレベルは今回はサッシ下ではなく、少しあげています。


少し大きめの特殊なサッシ形状だったため、

施主様は住宅のフロアに合わせることがご希望だったのですが、

そうすると電動シャッターが閉まらなくなってしまうので、

シャッターが閉まるギリギリのラインまで上げました。



03_20120601184418.jpg

このスペースがコンクリート土間から段差のないウッドデッキに変わると、

やはり外に出る機会も増えるでしょうね。

立地条件から、この場所は風通しが良いので、

とても心地よいと施主さまがおっしゃっていました。


完成後3週間ですが、すでに2回バーベキューをされたそうです。



04_20120601184417.jpg


フェンス面から1センチのラインで床板をカットしています。

一度フェンス面マイナス5mmでカットし、

床板のクリアランスを揃えながらビスで固定してから、

フェンス面マイナス5mmのラインを床板にひき、

床板を取り外してライン通りにカットし、

再度ビスどめするという工程です。


床板は程度の差はあれ、ほとんど曲がっているので、

最初から角度と長さだけをあわせてカットしても切り口は揃わないのです。


出来てしまえばわからないと思いますが、

これだけの手間がかかっています。



05_20120601184417.jpg

フェンス柱の部分は5mm控えて切り欠いています。

床板に対して斜めになりますので、

このように切り欠きも複雑になります。


柱の左側には小さい三角を足しているのがわかりますでしょうか?

これがなければ変に隙間があいてしまいます。



07_20120601184432.jpg

このステップはサービス工事です。

と入はいっても、鼻隠しも角度切りをしており、手間をかけています。



06_20120601184432.jpg

反対側です。

この鼻隠しもスライスするように角度切りしています。



見た目はシンプルなウッドデッキでも、

実はさまざまな手間をかけて出来上がっているということを、

おもいっきりアピールさせていただいた施工例紹介でした。



見積書や提案図面では比較できない、

施工完了後にはじめてわかる中川木材産業のセールスポイントです。

テーマ : 仕事日記 - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : 大阪府ウリン変形ステップウッドデッキ

19:55  |  ウリンデッキ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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