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2012.07.06 (Fri)

セランガンバツの耐久性

先日上司がウッドデッキ改修工事の現場確認に行って来ました。


IMGP0001.jpg

木材はセランガンバツで、塗装されています。

施工後年経過しております。


【More・・・】

施工は問題なくされていたようですが、


IMGP0011.jpg

鼻隠しをはずすと白色腐朽菌が繁殖しております。



IMGP0012.jpg

こちらはボロボロで、ビスが効いておらず床板が跳ね上がっています。



IMGP0014.jpg

池の畔で湿気は多いとは思いますが、

こういう場所で耐朽性を発揮してこそハードウッドなのですが・・・。



IMGP0019.jpg

こんな床板も。



IMGP0022.jpg

同じ施設にある別のウッドデッキですが、こちらも床板が腐っています。



IMGP0026.jpg

完全に穴があいてしまっています。

施設の性質上、ハイヒール率が非常に高いので、

非常に危険です。



IMGP0034.jpg

床板の厚みが20mmなので、腐り出すとこうなってしまうのもあっという間です。


当社の施工ではありませんが、

全体として施工はきっちりされているようですし、

根太ピッチも20mmの床板に対して適切な数値だったとのことですので、

この結果は材質そのものの性能が全てだったということです。



湿気の多いところであること、

床高がなく通気性が悪いことなど、ウッドデッキにとっては悪条件ではありますが、

そういうところでこそ威力を発揮するのが高耐久ハードウッドなのですが、

セランガンバツの早期腐朽例がまたひとつ増えてしまいました。



・価格がハードウッドの中では比較的安い。

・供給が安定している。

・大断面材が取りやすい。

・ハードウッドの中では比重が低めで加工がしやすい。


など、施工業者にとっては扱いやすい木材ではありますが、

5年でこの状態であれば、費用対効果の非常に低い木材であると言えます。

表面の毛羽立ちやピンホール(虫食い穴)の多さなどもあり、

一般住宅のウッドデッキにはおすすめできない木材です。

テーマ : 仕事日記 - ジャンル : 就職・お仕事

タグ : ウッドデッキ 経年変化 腐朽 セランガンバツ うんちく

23:48  |  うんちく  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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